『はめつのおうこく』は、打ち切りではなく現在も連載中の作品です。前作『剣の王国』がcomicoで打ち切りになった過去や、連載誌『月刊コミックガーデン』の休刊が重なり、ファンの間で不安が広まりました。この記事では、はめつのおうこくが打ち切りと噂された理由と、打ち切りではない根拠を詳しく解説します。
| 作品名 | はめつのおうこく |
|---|---|
| 作者 | yoruhashi |
| 連載誌 / 放送局 | 月刊コミックガーデン(マッグガーデン)→ マグコミに移籍 |
| 連載期間 | 2019年5月号〜連載中 |
| 巻数 | 既刊13巻(2025年4月時点) |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
はめつのおうこくが打ち切りと言われた理由
yoruhashi先生のダークファンタジー漫画『はめつのおうこく』は、2019年から月刊コミックガーデンで連載を続けている作品です。しかしネット上では「打ち切りでは?」という声が一定数見られます。その背景には、作者の過去の経験や連載環境の変化がありました。
理由1:前作「剣の王国」がcomicoで打ち切りになった
打ち切り説が出た最大の要因は、yoruhashi先生の前作『剣の王国』の経緯にあります。『剣の王国』はウェブ漫画プラットフォーム「comico」で連載されていたファンタジー漫画ですが、2018年に長期休載に入り、2019年1月に連載終了が発表されました。
comicoは当時注目されていたウェブ漫画媒体でしたが、フルカラーでの執筆や高い更新頻度が作家に大きな負担をかけていました。実際に体調を崩して連載を続けられなくなる作家が相次いでいた時期であり、yoruhashi先生もその影響を受けたと見られています。
『剣の王国』は物語が途中の状態で連載が終了しており、ファンにとっては未完のまま作品が終わったという印象が強く残りました。この経験があるため、『はめつのおうこく』に対しても「また途中で終わるのでは」「前作と同じように打ち切りになるのでは」という不安を持つ読者がいるのです。
なお、『剣の王国』と『はめつのおうこく』は同じ世界観を共有しており、前作で描ききれなかった要素が本作に引き継がれている部分もあります。Yahoo!知恵袋などでも「剣の王国が打ち切りになったけど、はめつのおうこくは大丈夫なのか」という質問が投稿されており、前作の打ち切りが読者の心理に影響を与えていることがわかります。
理由2:連載誌「月刊コミックガーデン」が休刊した
2つ目の理由は、はめつのおうこくの掲載誌である『月刊コミックガーデン』が2026年4月号をもって休刊したことです。マッグガーデンが発行してきた同誌は、約11年半の歴史に幕を下ろしました。
漫画雑誌の休刊は「連載作品が打ち切りになる」というイメージと結びつきやすく、「雑誌がなくなった=連載も終わり」と誤解する読者が出ました。特にSNSでは「コミックガーデン休刊ではめつのおうこくも終わるのでは」という投稿が見られました。
しかし実際には、月刊コミックガーデンの休刊はコミック出版の構造改革やWeb媒体への移行という業界全体の流れを反映したものです。マッグガーデンは休刊と同時に、全連載作品をウェブコミック配信サイト「マグコミ」および「MAGKAN」に移行することを発表しています。
つまり、雑誌という紙の媒体がなくなっただけであり、はめつのおうこくの連載自体は終了していません。掲載先がWebに変わっただけで、物語は継続しています。
理由3:単行本の発売間隔が空いた時期がある
3つ目の理由として、単行本の発売ペースにばらつきがあったことが挙げられます。はめつのおうこくは月刊誌連載のため、もともと単行本の発売間隔は4〜6か月程度ですが、一部の巻では発売間隔がさらに長くなった時期がありました。
読者にとって「新刊が出ない期間」が長くなると、「連載が止まっているのでは」「打ち切りになったのでは」という不安につながります。特に前作『剣の王国』が長期休載から連載終了に至ったことを知っている読者にとっては、発売間隔が空くこと自体が打ち切りの前兆に見えてしまうのです。
月刊連載は週刊連載と比べて1話あたりのページ数が多く、作画の密度も高くなる傾向があります。yoruhashi先生の緻密な作画スタイルを考えれば、ペースに多少のばらつきが出るのは自然なことです。発売間隔が空いたこと自体は、打ち切りとは無関係と言えるでしょう。
はめつのおうこくが打ち切りではない根拠
打ち切り説はあくまで噂であり、客観的なデータや公式の動きを見れば、はめつのおうこくが打ち切りでないことは明らかです。ここでは具体的な根拠を3つ紹介します。
マグコミに移籍して連載が継続している
最も確実な根拠は、連載が現在も続いているという事実です。月刊コミックガーデンの休刊に伴い、はめつのおうこくはマッグガーデンのウェブコミック配信サイト「マグコミ」に移籍しました。
マッグガーデンは休刊発表と同時に、全連載作品の物語の続きをWebで届けることを公式に明言しています。はめつのおうこくもその対象に含まれており、マグコミでの連載が継続中です。
仮に打ち切りであれば、雑誌の休刊を機に連載終了が発表されるはずです。わざわざWeb媒体に移籍して連載を続けるという判断は、出版社がこの作品を継続する価値があると判断していることの表れです。
累計100万部を突破している
はめつのおうこくは、2023年10月時点でシリーズ累計100万部を突破しています。この数字はテレビアニメの放送開始と同時期に公表されたものです。
月刊誌連載の漫画で累計100万部を超えるのは、一定以上の人気がなければ到達できない数字です。掲載誌が週刊少年ジャンプなどのメジャー誌ではなく月刊コミックガーデンであることを考慮すると、100万部突破は高い評価と言えます。
打ち切りが検討される作品は通常、売上が低迷しているケースがほとんどです。累計100万部という販売実績がある作品を、出版社があえて打ち切りにする理由はありません。
テレビアニメ化が実現している
2023年10月から12月にかけて、はめつのおうこくのテレビアニメが全12話で放送されました。アニメ化は作品の商業的価値が認められた証拠であり、打ち切り間近の作品がアニメ化されることは通常ありません。
アニメは原作漫画の第1巻から第6巻までの内容をカバーしており、原作のストーリーがまだ先に続くことを前提とした構成になっています。アニメ放送後も原作の連載が継続していることから、アニメ化は打ち切りどころか作品の人気を証明するものです。
また、アニメ化によって原作漫画の知名度が上がり、新規読者の獲得にもつながっています。累計100万部突破がアニメ放送開始と同時期に公表されたことからも、アニメ化の効果が売上に反映されたことがうかがえます。
はめつのおうこくの作者の現在
yoruhashi先生は現在も精力的に創作活動を続けています。前作の打ち切りや体調不良のイメージを持つ読者もいますが、現在の活動状況を見れば心配は不要です。
yoruhashiの連載中の作品
yoruhashi先生は『はめつのおうこく』のマグコミでの連載を継続しています。月刊ペースで更新が続いており、2025年4月に13巻が発売されました。
comicoでの激務で体調を崩した過去がありますが、月刊コミックガーデンに移籍してからは安定した連載ペースを維持しています。掲載媒体を変えたことで、無理のない執筆環境を確保できたと考えられます。
「眠れる森のレガ」について
yoruhashi先生は『はめつのおうこく』と並行して、講談社の『別冊少年マガジン』で『眠れる森のレガ』という作品も連載していました。2025年8月に連載が開始され、2026年3月に物語の途中で掲載が終了しています。
Anime News Networkの報道によると、yoruhashi先生自身が同作の終了を示唆しており、別冊少年マガジン誌上では「次回作にも期待してください」という告知がなされました。このことから、yoruhashi先生が今後も新たな作品を手がける意欲を持っていることがわかります。
複数の出版社で連載を持つほどの実力と信頼があるということは、作家としての評価が高いことの証拠です。はめつのおうこくの連載を打ち切る理由がないことは、作者の活動状況からも裏付けられています。
はめつのおうこくのアニメは何巻・何話まで?続きは原作の何巻から?
テレビアニメ『はめつのおうこく』は2023年10月から12月にかけて全12話が放送されました。アニメは原作漫画の第1巻から第6巻までのストーリーを映像化しています。
アニメの続きを原作漫画で読みたい場合は、第7巻から読み始めるのがおすすめです。アニメ最終話の時点で原作のストーリーはまだ序盤〜中盤にあたり、既刊13巻(2025年4月時点)のうち半分以上がアニメ未映像化の内容です。
アニメでは主人公アドニスが帝国への復讐を開始する序盤の展開が描かれましたが、原作ではその後さらに物語が大きく動いていきます。アニメで興味を持った方は、ぜひ原作漫画の続きを手に取ってみてください。
はめつのおうこくを読むなら電子書籍がお得
はめつのおうこくは既刊13巻(2025年4月時点)が発売されています。全巻を揃える場合、1巻あたり約700円前後として、合計で約9,000円程度が目安になります。
電子書籍ストアでは初回限定クーポンやまとめ買いキャンペーンが頻繁に実施されており、紙の書籍よりもお得に購入できる場合があります。特にアニメの続き(第7巻以降)をまとめて読みたい方には、電子書籍での一気読みが便利です。
マグコミでは最新話が配信されていますが、単行本でまとめて読むことで物語の流れをより深く楽しめるでしょう。

