『悪役令嬢転生おじさん』は打ち切りではなく、2026年3月現在も『月刊ヤングキングアワーズGH』で連載が続いています。月刊連載特有の休載や、2025年のTVアニメが全12話で終了したことが打ち切り説の原因と考えられます。この記事では、打ち切りと噂される理由と、連載が継続している根拠を詳しく解説します。
| 作品名 | 悪役令嬢転生おじさん |
|---|---|
| 作者 | 上山道郎 |
| 連載誌 | 月刊ヤングキングアワーズGH(少年画報社) |
| 連載期間 | 2020年5月号〜連載中 |
| 巻数 | 既刊9巻(2025年10月時点) |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
『悪役令嬢転生おじさん』が打ち切りと言われた理由
『悪役令嬢転生おじさん』は連載中にもかかわらず、「打ち切り」というキーワードで検索されることがあります。ここでは、なぜ打ち切りと誤解されたのか、その原因を3つに分けて解説します。
理由1:月刊連載での休載が打ち切りに見えた
最も大きな原因は、月刊誌での不定期な休載です。『悪役令嬢転生おじさん』は『月刊ヤングキングアワーズGH』に連載されていますが、月刊誌は週刊誌と異なり、1回休載するだけで次の掲載まで2か月空くことになります。
週刊連載に慣れている読者にとっては、2か月以上新しい話が読めない期間が生じると「もう連載が終わったのでは」と感じやすい状況です。実際にSNSでは休載のたびに「打ち切りでは?」という投稿が見られました。
しかし、月刊連載では作者の体調管理やクオリティ維持のために休載は珍しいことではなく、打ち切りとは全く異なるものです。休載後も連載は通常通り再開されており、出版社側から打ち切りに関する発表は一切ありません。
特に本作は同人活動から商業連載に発展した経緯があるため、作者自身のペースで制作が進められている側面があると考えられます。
理由2:TVアニメが全12話で終了した
2025年1月から3月にかけて、MBS・TBS系列でTVアニメ版が全12話で放送されました。アニメは原作漫画の4巻付近までの内容を映像化し、文化祭のエピソードで締めくくられています。
ただし、原作漫画はその時点で既刊8巻以上あり、アニメで描かれた内容はストーリー全体の一部にすぎません。アニメの最終回が物語の途中で終わったことから、「打ち切りで中途半端に終わった」と受け取った視聴者が一定数いたと考えられます。
1クールのアニメが原作の途中までを描いて終了するのは、深夜アニメでは一般的な構成です。原作のストックが十分にあるため、続きが気になる場合は原作5巻から読むことができます。
アニメの放送自体は予定通り全12話が完走しており、途中で打ち切られた事実はありません。
理由3:作者の過去作品での経験
作者・上山道郎は1990年にデビューしたベテラン漫画家で、『機獣新世紀ZOIDS』や『ツマヌダ格闘街』など複数の連載作品を手がけてきました。長いキャリアの中で、すべての作品が長期連載に至ったわけではありません。
過去の連載作品の中には比較的短い巻数で終了したものもあり、「この作者の作品は打ち切りになりやすい」という先入観が一部の読者に存在するようです。
しかし、『悪役令嬢転生おじさん』は上山道郎の作品として初めてTVアニメ化を実現した作品であり、過去作品とは明らかに異なる評価を受けています。同人漫画からの異例の商業化という経緯も含め、出版社が強い期待を寄せている作品であることは間違いありません。
『悪役令嬢転生おじさん』が打ち切りではない根拠
打ち切り説はあくまで誤解であり、客観的なデータや公式情報からは連載が好調であることが確認できます。ここでは3つの根拠を示します。
根拠1:2026年現在も連載が継続している
最も明確な根拠として、『悪役令嬢転生おじさん』は2026年3月時点でも『月刊ヤングキングアワーズGH』での連載が続いています。2020年5月号の連載開始からすでに5年以上が経過しており、打ち切り作品にこの連載期間はあり得ません。
単行本も着実に刊行が続いており、2025年10月時点で既刊9巻に達しています。出版社からの打ち切り告知やお知らせは一切出ていません。
連載5年以上・既刊9巻・アニメ化済みという実績は、打ち切りとは正反対の状況です。
根拠2:累計発行部数250万部を突破
シリーズ累計発行部数は250万部を突破しています(2025年10月時点)。月刊誌連載の作品としては非常に好調な数字であり、出版社にとって大きな収益源になっていることがうかがえます。
特にTVアニメの放送を機に売上が伸びたとされており、メディアミックスの効果が確認できます。出版社がこの規模の売上を持つ作品を打ち切る理由はありません。
根拠3:次にくるマンガ大賞4位入賞とアニメ化
本作は「次にくるマンガ大賞2020」のコミックス部門で4位にランクインしています。この賞は読者投票に基づくもので、連載開始から間もない時期に高い注目を集めていたことの証拠です。
さらに2025年1月からTVアニメが放送されました。アニメ化は出版社・製作委員会が作品の将来性に投資する判断であり、打ち切りが見込まれる作品にアニメ化の企画が進むことは通常ありません。
アニメは全12話を完走し、Netflixなどの主要配信プラットフォームでも配信されています。
『悪役令嬢転生おじさん』の作者の現在
作者・上山道郎の現在の活動状況について解説します。
上山道郎は現在も『悪役令嬢転生おじさん』を連載中
上山道郎は2026年現在も『月刊ヤングキングアワーズGH』で『悪役令嬢転生おじさん』の連載を続けています。X(旧Twitter)のアカウント(@ueyamamichiro)では制作の進捗や日常について発信しており、精力的に活動していることが確認できます。
1970年生まれの上山道郎は、1990年のデビューから30年以上のキャリアを持つベテランです。本作は自身初のアニメ化作品となり、キャリアの中でも大きな転機となっています。
上山道郎の過去の代表作
上山道郎の代表作としては、小学館で連載された『機獣新世紀ZOIDS』(1999年〜2001年)や、少年画報社の『ツマヌダ格闘街』(2008年〜2017年)があります。特に『ツマヌダ格闘街』は全19巻の長期連載であり、少年画報社とは長い付き合いがあることがわかります。
なお、実弟の上山徹郎も漫画家として活動しており、兄弟揃って漫画家という珍しい経歴の持ち主です。
『悪役令嬢転生おじさん』のアニメは何巻・何話まで?続きは原作の何巻から?
TVアニメ版は2025年1月9日から3月27日までMBS・TBS系列で放送され、全12話で構成されています。アニメでは原作漫画のおおむね4巻までの内容が映像化されました。
アニメの続きを原作で読みたい場合は、5巻から読み始めるのがおすすめです。ただし、アニメではカットされたエピソードもあるため、1巻から読むとより深く作品を楽しめます。
原作は既刊9巻(2025年10月時点)のため、アニメの先のストーリーが5巻分以上ストックされています。
『悪役令嬢転生おじさん』を読むなら電子書籍がお得
『悪役令嬢転生おじさん』は既刊9巻で、全巻購入する場合の参考価格はおよそ6,000〜7,000円程度です。電子書籍ストアでは初回クーポンやまとめ買いキャンペーンが頻繁に実施されているため、紙より安く入手できることが多いです。
特にアニメから入ったファンには、アニメの続きとなる5巻以降をまとめて読めるのが電子書籍の利点です。

