『嘆きの亡霊は引退したい』は打ち切りではなく、2026年3月現在も連載が続いている作品です。Web版の更新が一時停止した時期や、作者が章の終わりを「完結」と表現したことが打ち切り説の原因でした。この記事では、打ち切りと言われた理由と、連載継続中である根拠を詳しく解説します。
| 作品名 | 嘆きの亡霊は引退したい 〜最弱ハンターによる最強パーティ育成術〜 |
|---|---|
| 作者 | 槻影(つきかげ) |
| 連載誌 / 掲載先 | 小説家になろう / カクヨム(Web版)、GCノベルズ(書籍版) |
| 連載期間 | 2018年1月〜連載中 |
| 巻数 | 既刊13巻(書籍版・2025年9月時点) |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
『嘆きの亡霊は引退したい』が打ち切りと言われた理由
『嘆きの亡霊は引退したい』(通称:嘆きの亡霊、ナゲボウ)は、累計発行部数240万部を突破している人気ラノベです。それにもかかわらず「打ち切り」と検索される背景には、いくつかの誤解を招く要因がありました。
理由1:Web版の更新が長期間ストップした
打ち切りと疑われた最大の原因は、Web版(小説家になろう・カクヨム)の更新が何度か長期間にわたって停止したことです。特に2024年4月から7月にかけての約3ヶ月間、Web版の更新が止まった時期がありました。
この更新停止は、書籍版の執筆やアニメ化に伴う各種作業に作者が注力していたことが主な理由です。ラノベ作家がアニメ化の準備期間中にWeb版の更新を一時停止するのは珍しいことではありません。
しかし更新が止まった時期に「打ち切りではないか」「エタった(未完のまま放置された)のではないか」という声がSNSを中心に広がりました。Web小説は連載の継続・終了が公式にアナウンスされないケースが多く、読者が状況を把握しにくいという事情も重なっています。
実際には2024年7月以降に更新は再開されており、2026年3月時点でWeb版は全492話まで公開されています。更新停止はあくまで一時的なものでした。
理由2:作者の「完結」表記が誤解を招いた
もう一つの大きな原因は、作者・槻影が小説家になろうの活動報告で使った「完結」という言葉です。作者は各章(第一章・第二章など)の終了時に「第一章完結」「第二章完結」と報告していました。
この表記を見た読者の一部が、作品全体が完結した=連載終了=打ち切りと誤解したのです。実際には個別の章が区切りを迎えただけであり、物語全体はまだ途中の段階です。
Web小説では章立てで長期連載するスタイルが一般的ですが、普段Web小説を読まない層にとっては「完結」の文字だけが独り歩きしやすい状況でした。主人公クライの「引退」という目標はまだ達成されておらず、物語の核心は継続中です。
理由3:ラノベ原作アニメの「打ち切り」イメージ
ラノベ原作のアニメは、原作のごく一部だけをアニメ化して1クール(12〜13話)で終了するケースが多いです。『嘆きの亡霊は引退したい』のアニメ第1クールも2024年10月〜12月の全13話で放送を終えました。
アニメが1クールで終わると「打ち切りでは?」と感じる視聴者が一定数います。特に原作を読んでいない視聴者にとっては、物語の途中で終わったように見えるため、打ち切りという印象を持ちやすいのです。
しかし実際には第2クールの製作が発表されており、2025年10月から放送が開始されています。1クールで区切ること自体はアニメ業界では標準的な制作スケジュールであり、打ち切りとは異なります。
『嘆きの亡霊は引退したい』が打ち切りではない根拠
打ち切り説はあくまで誤解に基づくものです。以下の客観的な事実から、本作が打ち切りではなく現在も順調に連載が続いていることがわかります。
Web版・書籍版ともに連載継続中
Web版は2026年3月18日時点で全492話が公開されており、定期的に更新が続いています。書籍版(GCノベルズ / マイクロマガジン社)は2025年9月30日に最新の第13巻が発売されました。
さらに2023年6月からはカクヨムでも連載が開始されており、掲載先が増えている状況です。打ち切り作品が新たな掲載先を追加することは通常ありません。
累計発行部数240万部突破の実績
シリーズ累計発行部数は240万部を突破しています(2025年10月時点)。GCノベルズというレーベルの中では突出した売上であり、出版社にとって主力タイトルの一つです。
また『このライトノベルがすごい!』では2021年版で7位、2024年版で10位、2025年版で6位にランクインしており、業界での評価も高い水準を維持しています。
これだけの売上と評価がある作品を出版社が打ち切る合理的な理由はなく、むしろメディアミックス展開を積極的に進めている状況です。
アニメ第2クールの放送実績
TVアニメ第1クールは2024年10月〜12月に放送され、第2クールは2025年10月6日から放送が開始されました。アニメの続編が制作・放送されていること自体が、作品の商業的成功と連載継続を裏付けています。
原作者の槻影も第2クールについて「これまでよりもはちゃめちゃな内容」とコメントしており、原作の執筆とアニメの展開が並行して進んでいます。
『嘆きの亡霊は引退したい』の媒体別状況
本作は複数の媒体で展開されています。それぞれの現状を整理します。
| 媒体 | 現状 |
|---|---|
| Web小説(小説家になろう) | 全492話・連載中(2026年3月時点) |
| Web小説(カクヨム) | 2023年6月より連載中 |
| 書籍版(GCノベルズ) | 既刊13巻(2025年9月時点) |
| 漫画版(カドコミ) | 連載中 |
| アニメ | 第2クールまで放送済(2024年〜2025年) |
このように、Web版・書籍版・漫画版・アニメのすべてが継続中または展開が進んでいます。いずれの媒体でも打ち切りにはなっていません。
『嘆きの亡霊は引退したい』の作者・槻影の現在
作者の槻影(つきかげ)は2026年3月現在も精力的に活動を続けています。
槻影の連載中の作品
槻影は『嘆きの亡霊は引退したい』のほかにも複数の作品を同時連載しています。カクヨムでは『底辺大賢者の不本意な伝説』(2026年3月21日更新)や、新作『僕はただ、ちやほやされたかっただけなんだ!』(2026年3月20日更新・全12話)を連載中です。
さらに2026年3月にはカクヨムネクストで新連載を開始することも発表しています。引退や活動休止どころか、むしろ執筆活動の幅を広げている状況です。
過去には一迅社ノベルズから『天才最弱魔物使いは帰還したい』も刊行しており、複数のレーベルで実績を持つ作家です。
アニメ『嘆きの亡霊は引退したい』は何巻まで?続きは原作の何巻から?
TVアニメ第1クール(全13話)は、原作小説の第1巻〜第4巻あたりの内容が描かれました。第2クール(2025年10月放送開始)ではその続きとなるオークション編が展開されています。
アニメの続きを原作で読みたい場合は、書籍版の第5巻から読み始めるのがおすすめです。ただし、アニメではカットされたエピソードもあるため、第1巻から通して読むとより深く楽しめます。
書籍版は既刊13巻で、アニメで描かれた範囲よりもはるかに先のストーリーまで進んでいます。Web版はさらにその先まで公開されているため、原作で先の展開を楽しむことが可能です。
『嘆きの亡霊は引退したい』を読むなら電子書籍がお得
書籍版は既刊13巻で、1巻あたり約1,200円前後です。全巻まとめて購入すると15,000円程度になります。
電子書籍ストアでは初回購入時のクーポンやポイント還元キャンペーンが実施されていることが多く、紙の書籍よりもお得に購入できる場合があります。まとめ買いを検討している方は、各ストアのキャンペーン時期を狙うとよいでしょう。

