『新しい上司はど天然』打ち切り理由は?休載の真相と3巻が出ない背景を解説

『新しい上司はど天然』は打ち切りではなく、公式の打ち切り発表はされていません。連載サイト「マンガクロス」での更新が2021年4月以降停止していることが、打ち切り説が広まった最大の原因です。この記事では、打ち切りと言われている理由や長期休載の背景、作者いちかわ暖の現在について詳しく解説します。

作品名 新しい上司はど天然
作者 いちかわ暖
連載誌 / 掲載サイト マンガクロス(秋田書店)
連載期間 2019年2月〜(2021年4月以降更新停止中)
巻数 既刊2巻(3巻未発売)
打ち切り判定 🟡 打ち切り疑惑あり

『新しい上司はど天然』が打ち切りと言われている理由

パワハラ上司に悩む会社員・桃瀬と、ど天然な新上司・白崎の日常を描いた癒し系職場コメディとして人気を集めた本作ですが、ネット上では「打ち切りでは?」という声が絶えません。その背景には、複数の要因が重なっています。

理由1:マンガクロスでの連載更新が2021年4月以降止まっている

打ち切り説が広まった最大の原因は、連載サイト「マンガクロス」での更新が2021年4月の第24話を最後に停止していることです。それまでは月1回程度のペースで更新が続いていましたが、突然ストップしました。

2019年2月に連載が始まった当初は、Twitterで話題になったエピソードをベースに順調に更新されていました。しかし2021年に入ってから更新頻度が落ち、4月を最後に新しいエピソードが公開されなくなりました。

この長期停止について、秋田書店やマンガクロス側からの公式なアナウンスは一切ありません。「休載のお知らせ」すら出ていないため、読者としては状況が全く分からない状態が続いています。Web漫画では休載の際に告知を出す作品も多いですが、本作はその対応がないまま沈黙が続いている状態です。

更新が止まってから5年近くが経過しており、他の漫画作品であれば事実上の連載終了と見なされてもおかしくない期間です。公式説明がないまま長期間放置されている点が、読者の不安を最も大きくしている要因でしょう。

なお、マンガクロスは秋田書店が運営するWeb漫画サイトで、「弱虫ペダル」のスピンオフ作品なども連載されているプラットフォームです。サイト自体は現在も正常に運営されており、サイトの閉鎖が原因で更新が止まったわけではありません。

理由2:単行本3巻がいつまでも発売されない

単行本1巻は2019年11月20日、2巻は2020年5月20日に発売されました。しかし、それ以降3巻の発売日は未定のままです。2巻の発売から6年近くが経過しており、「3巻が出ない=打ち切りでは?」と考えるファンが増えています。

3巻が出ない直接の理由は、マンガクロスでの連載更新が止まっていることにあります。本作はWeb連載で公開されたエピソードをまとめて単行本化する形式のため、新しいエピソードが追加されなければ単行本の素材が不足します。

特に本作は1話あたりのページ数が少ないショートエピソード形式であるため、単行本1冊分のボリュームを確保するにはそれなりの話数が必要です。第24話で止まっている現状では、3巻を出すための十分な量が溜まっていない可能性があります。

Googleで「新しい上司はど天然」と検索すると、「3巻 発売日」「3巻 いつ」といったサジェストが表示されます。これは多くのファンが3巻の情報を求めて繰り返し検索していることの表れであり、同時に「打ち切り」のサジェストが出やすくなる要因にもなっています。

理由3:アニメ化発表時の声優交代が話題になった

2023年5月にTVアニメ化が発表された際、キャスト変更がファンの間で大きな話題となりました。本作は2020年にフロンティアワークスからドラマCDが発売されており、その時のキャストは櫻井孝宏(白崎役)と斉藤壮馬(桃瀬役)でした。

しかしTVアニメ版では、白崎役が梅原裕一郎、桃瀬役が西山宏太朗に変更されました。特に白崎役の変更は、ドラマCDの声でキャラクターをイメージしていたファンにとって衝撃が大きく、SNS上でも賛否が分かれました。

声優交代の理由について公式からの詳しい説明はありませんでしたが、一部のファンの間では「何かトラブルがあったのでは」「作品自体に問題が起きているのでは」という憶測が広がりました。

声優交代そのものは珍しいことではなく、ドラマCDとTVアニメで別のキャストが起用されるケースは他作品でも見られます。ただ、連載の更新が長期間止まっているというタイミングと重なったことで、打ち切りや作品のトラブルを連想する声が出やすくなったと考えられます。

『新しい上司はど天然』は本当に打ち切りなのか?

打ち切りの噂が広まっている本作ですが、客観的な情報を整理すると打ち切りと断定できる根拠はありません。一方で、状況を見れば完全に否定するのも難しいのが実情です。

打ち切り説を否定する根拠

最も大きな根拠は、2023年にTVアニメ化が実現したことです。制作はA-1 Picturesが担当し、2023年10月から12月までTOKYO MXほかで全12話が放送されました。アニメ化の企画は放送の1〜2年前から動いているのが一般的であり、打ち切りが決まっている作品に対して大手制作会社がアニメ化を進めることは通常考えにくいでしょう。

アニメ版の主要キャストには梅原裕一郎(白崎役)と西山宏太朗(桃瀬役)という人気声優が起用されています。Blu-ray・DVDの販売やグッズ展開も行われており、商業的にも一定の期待を持たれていたことがうかがえます。

また、公式Xアカウント(@do_tennen)はアニメ放送後も運営が続いています。打ち切りであれば、公式アカウントの運営やグッズ展開が続くことは考えにくい状況です。

さらに、マンガクロスの掲載ページでは本作の連載枠が維持されています。「連載終了」の表記はなく、いつでも更新を再開できる状態にあるとされています。

打ち切り説を完全には否定できない理由

一方で、2021年4月の更新停止から5年近くが経過しており、この期間の長さは無視できません。秋田書店やマンガクロスから休載の理由や再開の見通しに関する公式発表が一切ないことも、不安を増大させています。

一般的に、出版社が休載のアナウンスすら行わないケースは、作者の体調問題や個人的事情が関わっている場合に多く見られます。しかし本作の場合、いちかわ暖がXで活動を続けていることから、深刻な健康問題が理由とは考えにくい状況です。

Web漫画においては、紙の雑誌と異なり「打ち切り」の概念が曖昧です。紙の雑誌であればページの枠が限られるため掲載終了が明確ですが、Web連載では更新が止まったまま長期間放置されるケースがあり、「打ち切り」なのか「休載」なのか読者からは判断しづらくなります。

「事実上の打ち切り」と「公式な打ち切り」は異なります。公式発表がない以上、打ち切りと断定することはできませんが、連載が5年近く止まったままで新刊も出ていないという事実は、読者が打ち切りを疑うには十分な根拠と言えるでしょう。

累計発行部数と作品の人気

単行本の累計発行部数は50万部を突破しています(2023年5月時点)。既刊わずか2巻でこの数字は、Web漫画発の作品としてはかなりの売れ行きと言ってよいでしょう。

2019年に開催された「WEBマンガ総選挙」では1位を獲得しており、読者投票でトップに選ばれるほどの人気がありました。原作のTwitter投稿時代からSNSでの拡散力が高く、「職場の癒し系上司」というコンセプトが幅広い読者層に刺さった作品です。

また、2020年にはフロンティアワークスからドラマCDが発売されるなど、連載初期からメディア展開が積極的に行われていました。出版社側も本作を重要なIPとして扱っていたことがわかります。

こうした実績を考えると、人気の低迷や売上不振が原因で打ち切りになったとは考えにくいと言えます。休載の理由は作品の人気や売上以外のところにあると見るのが自然でしょう。

『新しい上司はど天然』の作者の現在

作者のいちかわ暖は現在も活動を続けていることが確認されています。打ち切りや休載の背景を知るうえで、作者自身の動向は見逃せないポイントです。

いちかわ暖の活動状況

いちかわ暖は2010年に『しょぼしょぼマン』でデビューした漫画家で、東京都在住です。『新しい上司はど天然』は2018年に自身のTwitterに投稿した4コマ漫画風のイラストがSNSで大きな反響を呼び、秋田書店のマンガクロスでの連載化に至りました。

マンガクロスでの連載更新は停止していますが、X(旧Twitter)アカウント(@ichikawadan)での活動は継続しています。完全に活動を停止しているわけではなく、イラストの投稿なども行われています。漫画家としての引退や健康上の重大な問題は報告されていません。

ただし、『新しい上司はど天然』以外の新規連載の開始は確認されていません。別作品に移行したわけではなく、本作の連載再開を待つ状態が続いていると見られます。作者がSNS上で活動を続けていることは、ファンにとって復帰の可能性を感じさせる材料の一つです。

連載再開の見通し

連載再開について、公式からの具体的な発表はありません。アニメ放送(2023年10月〜12月)というタイミングでも連載更新は再開されなかったため、今後の見通しは不透明と言わざるを得ません。

通常、アニメ化は原作漫画の売上を伸ばす大きなチャンスであり、このタイミングに合わせて連載を再開する作品が多いです。しかし本作では、アニメ放送期間中にもマンガクロスの更新は行われませんでした。この点は多くのファンが不思議に感じているところです。

アニメ2期の制作が実現するためには、原作のストックが必要です。現在の単行本2巻分はアニメ1期でほぼ使い切っているため、2期制作には連載再開と新エピソードの蓄積が前提条件となります。

ファンとしては、公式Xアカウント(@do_tennen)やマンガクロスの掲載ページをこまめにチェックし、連載再開の動きを見逃さないようにするのが現状できる最善の対応です。

『新しい上司はど天然』のアニメは何話まで?続きは原作の何巻から?

TVアニメ『新しい上司はど天然』は、2023年10月から12月までTOKYO MXほかで放送されました。制作はA-1 Picturesが担当し、主要キャストは白崎役に梅原裕一郎、桃瀬役に西山宏太朗が起用されています。

アニメは全12話で、原作漫画の単行本1巻〜2巻の内容がベースとなっています。1話あたりの尺が短いショートアニメ形式で放送されました。パワハラ上司に悩んでいた桃瀬が、ど天然な新上司・白崎に出会い癒されていく日常が描かれます。

原作漫画の続きを読みたい場合は、マンガクロスで第24話まで公開されているエピソードを確認できます。アニメでは単行本に収録されたエピソードを中心に構成されているため、マンガクロス上の単行本未収録エピソードにはアニメでは描かれなかったシーンが含まれている可能性があります。

ただし、前述の通り第24話以降は更新が止まっているため、アニメの「その後」にあたる完全な新エピソードは読むことができない状態です。アニメ2期が制作されるとしても、原作の連載再開が前提条件となります。

『新しい上司はど天然』を読むなら電子書籍がお得

『新しい上司はど天然』の単行本は現在2巻まで発売されています。1巻は2019年11月20日、2巻は2020年5月20日の発売です。秋田書店の少年チャンピオン・コミックスから刊行されています。

マンガクロスで無料公開されているエピソードもありますが、単行本には描き下ろしのおまけエピソードが収録されているため、より多くのエピソードを楽しみたい方は単行本の購入がおすすめです。

電子書籍版であれば、紙版が品薄の場合でも確実に入手でき、スマートフォンやタブレットでいつでも読み返すことができます。2巻合わせても手軽に揃えられるボリュームです。アニメを観て気になった方は、まず原作漫画を読んでみると白崎と桃瀬の関係性をより深く楽しめるでしょう。


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