『アカイリンゴ』は2024年7月に全8巻で完結しています。2020年よりコミックDAYSで連載され、2023年にはABCテレビでドラマ化もされた話題作が、全65話で物語の幕を閉じました。この記事では、アカイリンゴの完結時期や連載経緯、最終回の評価、打ち切り説の真相、そして作者ムラタコウジの現在について詳しく解説します。
| 作品名 | アカイリンゴ |
|---|---|
| 作者 | ムラタコウジ |
| 連載誌 / 放送局 | コミックDAYS(講談社) |
| 連載期間 | 2020年1月14日〜2024年5月28日 |
| 巻数 | 全8巻(全65話) |
| 完結状況 | 完結済み(2024年7月) |
| 打ち切り判定 | 🟢 打ち切りではない(完結済み) |
アカイリンゴは完結している?連載状況まとめ
「アカイリンゴは完結しているの?」と気になっている方に向けて、連載状況と完結時期を整理します。
アカイリンゴは2024年に完結済み
『アカイリンゴ』は、2024年5月28日にコミックDAYSで最終話(第65話)が配信され、完結しています。最終巻となる第8巻は2024年7月19日に発売されました。
連載開始は2020年1月14日で、約4年5か月にわたって物語が展開されました。講談社のWebマンガ配信サービス「コミックDAYS」を主な掲載媒体とし、不定期更新ながらも着実にストーリーを進めていった作品です。
累計発行部数は40万部を突破しており(2024年時点)、Web連載作品としては堅実な数字を残しています。2023年のドラマ化も認知度向上に大きく貢献しました。
完結までの連載経緯
『アカイリンゴ』は、性行為が法律で禁止された近未来の日本を舞台にした作品です。2035年に「性行為等取締法」が施行された世界で、人工授精が当たり前となった社会を描いています。
連載初期は、禁止された行為への誘惑と葛藤という設定の斬新さで注目を集めました。主人公を含む登場人物たちが、法律と本能の間で揺れ動く姿がリアルに描かれ、Webマンガの中でも異色の存在感を放っていました。
中盤以降は恋愛要素と社会制度への疑問が交差する展開となり、物語は「なぜ性行為が禁止されたのか」という根本的な問いへと踏み込んでいきます。登場人物たちが禁忌を犯す理由が単なる欲望ではなく、人間としての根源的な感情に根ざしている点が物語の軸になっていきました。
終盤ではこの社会制度そのものの是非に答えを出す方向に進み、世界観の「答え合わせ」として制度がなぜ生まれたのかが明かされます。恋愛と制度批判を絡めながら全8巻・全65話で物語を完結させました。
2023年1月にはABCテレビの深夜ドラマ枠「ドラマ+」で実写ドラマが放送されています。主演は小宮璃央で、川津明日香や新條由芽らが共演しました。毎週日曜深夜0:25からの放送で、原作の世界観を実写で再現した意欲的な作品として話題になりました。
ドラマ化によって原作漫画の認知度は大きく向上し、累計発行部数40万部突破(2024年時点)の後押しにもなっています。ドラマ放送後も原作の連載は約1年半続き、完結まで読者を維持したまま連載を終えました。
最終回の内容と読者の評価
最終回では、主人公たちの行動が社会全体に波紋を広げる展開が描かれました。作品全体を貫いてきた「禁止された世界で人はどう生きるか」というテーマに、最終話で一つの答えを示す構成となっています。
読者の評価は分かれています。テーマ性を最後まで崩さずに描き切った点については「設定勝ちの作品を最後までしっかり読ませた」と評価する声がありました。作品の根幹にある社会批判のメッセージを、最終話まで一貫して貫いた姿勢を支持する読者は少なくありません。
一方で、「恋愛面の描写をもっと見たかった」「結末が思想面の説明に偏っている」という感想も見られます。終盤は世界設定の種明かしに比重が寄ったため、キャラクターの恋愛描写を期待していた層からは物足りなさを指摘されています。
めちゃコミックでの評価は3.5点(全254件のレビュー、2024年時点)で、極端に高くも低くもない数字です。設定の独自性は広く認められつつも、終盤の展開に賛否が分かれた結果と言えるでしょう。
アカイリンゴは打ち切りだったのか?
「アカイリンゴは打ち切りだったのでは?」という声が一部で見られます。その理由と実際のところを整理します。
打ち切りと言われた理由
打ち切り説が浮上した背景には、主に2つの要因があります。1つ目は終盤の展開が駆け足に感じられた点です。社会制度の根幹に関わる大きなテーマを扱いながら、最終的な決着がやや急いだ印象を受けた読者がいました。
2つ目は全8巻という巻数です。同じコミックDAYS連載の作品と比較すると短めに映るため、「もっと続くと思っていたのに短く畳んだのでは」と感じた読者が打ち切りを疑ったようです。
また、ドラマ化が2023年に行われた後、原作が2024年に完結したことから、「ドラマ化でやることをやり終えたから終わったのでは」という推測も見られました。
打ち切りではない根拠
結論として、アカイリンゴは打ち切りではありません。その根拠は明確です。
まず、最終話まで配信されたうえで最終巻(第8巻)が予定どおり発売されています。打ち切り作品の場合、突然の連載終了や単行本未収録のエピソードが発生することがありますが、アカイリンゴではそのような事態は起きていません。全65話が第8巻までに収録され、きちんと完結しています。
また、ドラマ化が実現している点も重要です。2023年1月にABCテレビで実写ドラマが放送されていますが、出版社がドラマ化を許諾するのは作品に一定の商業的価値を認めているからです。打ち切りが予定されている作品にメディアミックスを展開するのは通常考えにくいでしょう。
さらに、ドラマ放送終了後も原作の連載は約1年半にわたって続いています。もし打ち切りであれば、ドラマ終了と同時期に連載も終了するのが自然ですが、実際にはドラマ放送後もストーリーを積み重ねて完結に至っています。
終盤の展開が急に感じられたのは、作品のテーマ上、社会制度の結論を出す必要があったためと考えられます。恋愛漫画として長期連載を続けるよりも、テーマに対して明確な答えを出して完結させる構成を作者が選んだと見るのが自然でしょう。
アカイリンゴの作者ムラタコウジの現在
アカイリンゴ完結後、作者のムラタコウジはどのような活動をしているのでしょうか。
ムラタコウジの連載中の作品
ムラタコウジは2026年4月時点で、複数の作品を並行して連載中です。アカイリンゴの完結後も精力的に活動を続けています。
代表的な連載作品の一つが『高嶺のハナさん』(週刊漫画ゴラク / 日本文芸社)です。2018年から連載が続いており、2025年12月時点で既刊13巻に達しています。ムラタコウジにとってはアカイリンゴよりも長い連載歴を持つ作品です。
もう一つの連載作品が『だぶるぷれい』(コミックヘヴン / 日本文芸社)です。2021年から連載されており、2026年2月時点で既刊6巻が発売されています。親の再婚をきっかけに同居することになった男女を描くラブコメ作品です。
このように、ムラタコウジはアカイリンゴ完結後も複数の連載を抱える現役の漫画家として活動しています。アカイリンゴで見せた社会派テーマとは異なるラブコメ路線の作品を中心に、安定した執筆活動を続けている状況です。
アカイリンゴのドラマと原作の違い
2023年にABCテレビで放送されたドラマ版と原作漫画の関係についても触れておきます。
ドラマ版の概要
ドラマ『アカイリンゴ』は2023年1月22日から、ABCテレビの深夜ドラマ枠「ドラマ+」で毎週日曜深夜0:25より放送されました。テレビ神奈川でも放送され、主演の小宮璃央をはじめ、川津明日香、新條由芽、鈴木康介、織田奈那、森咲智美らが出演しています。
脚本は政池洋佑、桑島憲司、敦賀零が担当し、原作の世界観である「性行為が禁止された社会」を実写で表現するという挑戦的な企画でした。深夜帯の放送ということもあり、原作の持つセンシティブなテーマにも踏み込んだ内容となっています。
ドラマは原作漫画の序盤〜中盤のエピソードをベースにしているため、原作の終盤の展開や結末はドラマでは描かれていません。ドラマで作品に興味を持った方は、原作漫画を読むことで物語の全容を知ることができます。
アカイリンゴを読むなら電子書籍がお得
アカイリンゴは全8巻で完結しているため、一気読みに向いている作品です。
全8巻とボリュームが手頃なので、まとめ買いしやすい巻数と言えます。紙の単行本は在庫状況によっては入手が難しい場合もありますが、電子書籍であればいつでも全巻購入が可能です。
電子書籍ストアでは初回限定のクーポンやセールが頻繁に実施されています。全8巻をまとめて購入する場合、こうした割引を活用することで紙の書籍より安く手に入れられることが多いでしょう。
ドラマ版を観て原作が気になった方にもおすすめです。ドラマでは描ききれなかった原作のディテールや、漫画ならではの心理描写を楽しむことができます。完結済みの作品なので、続きが気になって待つストレスもありません。

