『オトナの小林くん』は2019年7月に全6巻で完結しています。前作『おまけの小林クン』の続編として2015年にAneLaLaで連載が始まり、掲載誌の休刊を経て花ゆめAiに移籍した後、2019年に物語の幕を閉じました。この記事では、完結までの連載経緯や最終回の評価、一部で囁かれた打ち切り説の真相、そして作者・森生まさみさんの現在の活動状況について詳しく解説します。
| 作品名 | オトナの小林くん |
|---|---|
| 作者 | 森生まさみ |
| 連載誌 / 放送局 | AneLaLa → 花ゆめAi(白泉社) |
| 連載期間 | 2015年〜2019年 |
| 巻数 | 全6巻 |
| 完結状況 | 完結済み(2019年7月) |
| 打ち切り判定 | 🟢 打ち切りではない(完結済み) |
オトナの小林くんは完結している?連載状況まとめ
『オトナの小林くん』の完結について気になっている方は多いでしょう。ここでは、完結時期や連載の経緯、最終回の評価をまとめて解説します。
オトナの小林くんは2019年7月に完結済み
『オトナの小林くん』は、2019年7月19日発売の単行本第6巻をもって完結しています。白泉社の書店新刊案内でも6巻は「完結巻」として扱われており、公式に物語が終了した作品です。
本作は、1996年から2005年まで雑誌LaLaで連載された人気少女漫画『おまけの小林クン』(全16巻)の続編にあたります。前作で高校生だった小林千尋たちが大学生になった姿を描くという設定で、約10年の時を経てファンの前に帰ってきた作品でした。
単行本は全6巻とコンパクトにまとまっており、前作の全16巻と比べるとボリュームは控えめです。ただし、続編としての位置づけであることを考えると、新たに広げた物語を6巻で着地させた構成は妥当な範囲といえるでしょう。
完結までの連載経緯
連載開始は2015年のAneLaLa6月号です。AneLaLaは白泉社が発行していた少女漫画の増刊誌で、LaLaやLaLa DXの姉妹誌にあたります。前作『おまけの小林クン』がLaLaで連載されていた縁もあり、同じ白泉社の媒体からスタートしました。
しかし、2017年10月号をもってAneLaLaが休刊となります。この時点で連載は途中だったため、白泉社のWebマンガプラットフォーム「花ゆめAi」に移籍して連載が継続されました。紙雑誌からWeb媒体への移籍という形でしたが、連載自体は中断なく続いています。
花ゆめAiでの連載を経て、2019年に物語は完結を迎えます。掲載誌の休刊というアクシデントがありながらも、最後まで描き切られた作品です。なお、電子書籍ストアでは分冊版(1話ごとの配信)が28話分まで配信されていますが、単行本としては全6巻が正式な巻数です。
最終回の内容と読者の評価
最終回では、大学生になった千尋の恋愛と人間関係に決着がつきます。前作『おまけの小林クン』から登場しているキャラクターたちの成長した姿が描かれ、物語として一つの区切りを迎えました。
前作からのファンの間では、「成長した千尋の恋に結末が描かれた」点が好評でした。約10年ぶりの続編で、キャラクターたちのその後が見られたこと自体を喜ぶ声が多くあります。
一方で、「脇役キャラクターのその後をもっと見たかった」「もう少し続きを読みたかった」という惜しむ声もあります。全6巻というボリュームに対して、「きれいに終わったけれど、もう少し掘り下げてほしかった」という感想を持つ読者も一定数いたようです。
総じて、物語を破綻なくまとめた最終回という評価が大勢を占めています。前作ファンにとっては「また会えた」喜びと「もう少し読みたい」寂しさの両方が残る終わり方だったといえるでしょう。
なお、前作から数えると約20年以上にわたって読者に愛されてきたシリーズの最終回ということもあり、完結に対する感慨深さを語るファンの声も多く見られました。続編を待ち望んでいた読者にとっては、千尋たちの「その後」が描かれたこと自体が大きな意味を持つ作品だったのです。
オトナの小林くんは打ち切りだったのか?
完結後、一部の読者の間で「打ち切りだったのでは?」という声が上がりました。その根拠と、打ち切りではないと判断できる理由を整理します。
打ち切りと言われた理由
打ち切り説が浮上した背景には、主に2つの要因があります。まず、6巻末の予告や分冊配信の残り話数の表記から「まだ続くのでは」と感じた読者がいたことです。電子書籍ストアでの分冊配信では話数単位で販売されているため、単行本の区切りと配信の区切りにズレが生じ、「7巻が出るはず」と期待した読者が戸惑ったケースがありました。
もう1つは、掲載誌AneLaLaの休刊です。連載途中で掲載誌がなくなるという事態は、読者からすると「連載が打ち切られたのでは」と連想しやすい状況でした。実際には花ゆめAiに移籍して連載は継続しましたが、紙媒体の休刊というニュースだけを見て打ち切りと判断した読者もいたようです。
また、前作『おまけの小林クン』が全16巻だったのに対し、本作は全6巻と大幅にコンパクトになったことも「短く終わりすぎでは」という印象を与えた要因の一つです。
打ち切りではない根拠
結論として、『オトナの小林くん』は打ち切りではありません。白泉社の流通資料において、単行本6巻は明確に「完結巻」として扱われています。打ち切りであれば完結巻の表記はされないのが通常です。
また、物語の内容を見ても、千尋の恋愛に決着がつき、主要キャラクターの関係性に一応の結末が描かれています。打ち切り作品に見られるような唐突なストーリーの中断や、伏線の放置といった特徴は確認できません。
掲載誌の休刊後も花ゆめAiに移籍して連載が継続されたという事実も重要です。出版社側が作品を終わらせたかったのであれば、わざわざ別媒体に移籍させる必要はありません。移籍してまで連載を続け、物語を完結させた点は、作品が大切にされていた証拠といえるでしょう。
オトナの小林くんの作者の現在
『オトナの小林くん』の完結後、作者・森生まさみさんがどのような活動をしているのか気になる方も多いでしょう。ここでは、2026年4月時点で確認できる情報をまとめます。
森生まさみの活動状況
森生まさみさんは、1989年にLaLa DXでデビューした少女漫画家で、白泉社を中心に活動してきました。代表作は『おまけの小林クン』(全16巻)や『聖・はいぱあ警備隊』シリーズなど、白泉社の雑誌で長く読者に親しまれてきた作家です。
2026年4月時点で、『オトナの小林くん』以降の新たな長期連載の開始は公式には確認されていません。白泉社の公式サイトやコミックナタリーなどの漫画ニュースサイトにおいても、新連載の告知は見つかっていない状況です。
ただし、森生まさみさんはGooブログ「もちこのゆる日記。」で近況を発信しており、2025年1月時点でもブログの更新が確認されています。漫画家としての活動を完全にやめたわけではなく、今後の動向が注目されます。
森生まさみさんは愛媛県内子町出身で、松山大学卒業後にデビューしています。デビューから30年以上のキャリアを持つベテラン作家であり、これまでにも連載の合間に期間を空けることがありました。新連載の情報がないからといって引退したとは限らず、次の作品に向けた準備期間である可能性もあります。
前作「おまけの小林クン」について
『オトナの小林くん』の前身である『おまけの小林クン』は、1996年から2005年まで雑誌LaLaで連載された全16巻の少女漫画です。小林家の四兄弟を中心とした学園ラブコメディで、白泉社の看板作品の一つでした。
前作は約9年にわたる長期連載で、高校生活を舞台にした青春群像劇として多くのファンを獲得しました。その人気が『オトナの小林くん』の連載開始につながっており、シリーズ全体では約20年にわたって読者に愛されてきた作品です。
現在、前作『おまけの小林クン』全16巻と『オトナの小林くん』全6巻は、いずれも電子書籍で配信されています。シリーズを通して読みたい方は、電子書籍であれば全巻まとめて入手できます。
オトナの小林くんを読むなら電子書籍がお得
『オトナの小林くん』は全6巻で完結しているため、今から読み始めても最後まで一気に楽しむことができます。ここでは、全巻をお得に読む方法をご紹介します。
本作は白泉社の「花とゆめCOMICS」レーベルから刊行されており、主要な電子書籍ストアで全6巻が配信中です。紙の単行本は在庫が限られる場合もありますが、電子書籍であれば品切れの心配なくいつでも購入できます。
前作『おまけの小林クン』(全16巻)もあわせて読むと、キャラクターの高校時代から大学時代までの成長を追うことができます。シリーズ全体で計22巻とまとまった巻数になるため、電子書籍ストアのまとめ買いキャンペーンやクーポンを活用するのがおすすめです。
全6巻と手に取りやすいボリュームなので、前作を知らない方でも気軽に読み始められます。もちろん前作を読んでいればより楽しめますが、本作だけでも独立した物語として成立しています。

