亜人のアニメは2016年12月に全26話で完結しています。テレビシリーズは第1クール(2016年1月〜4月)と第2クール(同年10月〜12月)の2期に分けて放送され、劇場アニメ3部作の後にテレビ版として再構成される形で展開されました。この記事では、亜人のアニメの完結経緯、原作漫画との違い、作者・桜井画門の現在の活動について詳しく解説します。
| 作品名 | 亜人 |
|---|---|
| 作者 | 桜井画門(原作漫画) |
| 連載誌 / 放送局 | MBS・TBS・CBCほか(アニメ)/ good!アフタヌーン(原作) |
| 連載期間 | 2016年1月15日〜2016年12月23日(アニメ)/ 2012年〜2021年(原作) |
| 巻数 | 全26話(アニメ)/ 全17巻(原作漫画) |
| 完結状況 | 完結済み(2016年12月) |
| 打ち切り判定 | 🟢 打ち切りではない(完結済み) |
亜人のアニメは完結している?放送状況まとめ
亜人のアニメの完結状況について気になっている方は多いでしょう。ここでは、テレビアニメの放送経緯と劇場版との関係を整理します。
亜人のアニメは2016年に全26話で完結済み
亜人のテレビアニメは2016年12月23日の第26話をもって完結しています。第1クールが2016年1月15日から4月8日まで全13話、第2クールが同年10月7日から12月23日まで全13話で放送されました。
制作を担当したのはポリゴン・ピクチュアズで、全編フル3DCGアニメーションという当時としては挑戦的な手法が採用されています。放送局はMBS・TBS系列を中心に全国ネットで展開されました。
テレビアニメの放送終了後、続編やOVAなどの新規映像作品は制作されていません。2017年には佐藤健主演の実写映画が公開されましたが、アニメとしてのシリーズはテレビ版の全26話で完結した形です。
劇場アニメ3部作からテレビシリーズへの展開
亜人の映像化は、テレビシリーズに先行して劇場アニメ3部作から始まりました。第1部「衝動」が2015年11月27日、第2部「衝突」が2016年5月6日、第3部「衝戟」が2016年9月23日に公開されています。
劇場版は原作漫画の序盤から中盤をベースに、約90分×3本の尺で構成されました。テレビシリーズの第1クールは劇場版の内容を再編集・追加シーンを加えた構成となっており、第2クールからはテレビオリジナルの展開が増えていきます。
この劇場版→テレビシリーズという展開は、同じポリゴン・ピクチュアズが手がけた「シドニアの騎士」とも近い戦略でした。劇場版で作品の認知度を高めたうえで、テレビ放送によって幅広い視聴者層にリーチする狙いがあったと考えられます。
最終回の内容と視聴者の評価
テレビアニメ第2クールの最終回では、佐藤率いる亜人テロリストとの最終決戦が描かれました。主人公・永井圭が仲間たちと協力して佐藤の国外逃亡を阻止するという展開で、緊迫感のあるアクションシーンが続きます。
佐藤との対決を軸にした終盤の緊迫感やポリゴン・ピクチュアズの3DCG演出は高く評価されました。特に戦闘シーンのカメラワークやIBM(黒い幽霊)の描写は、3DCGならではの表現として注目を集めています。
一方で、原作漫画とは異なるオリジナル展開や、終盤の展開が駆け足であったことについては賛否が分かれました。「情報が詰め込まれすぎている」「説明不足」と感じた視聴者もいたようです。原作が当時まだ連載中だったこともあり、アニメ独自のエンディングにならざるを得なかった事情もあります。
亜人のアニメは原作漫画の何巻まで?
亜人のアニメと原作漫画の対応関係は、クールによって大きく異なります。原作の続きを読みたい方は、以下の情報を参考にしてください。
第1期は原作5巻まで・第2期はオリジナル展開
アニメ第1期(第1クール)は、原作漫画のおおむね1巻〜5巻の内容に対応しています。永井圭が亜人であることが発覚し、佐藤と出会い、やがて対立していく流れが原作に沿って描かれました。
しかし、第2期(第2クール)からは原作とは大きく異なるオリジナル展開が増えていきます。原作では描かれていない米国関連組織の介入や、アニメオリジナルの亜人キャラクターが登場するなど、独自のストーリーラインが展開されました。
このため、アニメを見終えた後に原作の「続き」を読むという単純な接続が難しい構成になっています。アニメと原作は途中から別の物語として楽しむのが適切でしょう。
アニメの続きを読むなら原作6巻から
アニメの内容に近い原作のストーリーを追いたい場合は、原作漫画の6巻から読み始めるのがおすすめです。第1期の最終話が原作5巻の終盤に対応しているため、6巻からが自然な続きとなります。
ただし、前述のとおり第2期の内容は原作とかなり異なるため、アニメ第2期を見た上で原作を読むと、展開の違いに驚くかもしれません。原作では佐藤との最終決戦の流れや、各キャラクターの結末がアニメとは異なる形で描かれています。
原作漫画は全17巻で完結しており、アニメでは描かれなかった後半のエピソードも多数あります。アニメで亜人の世界観に興味を持った方は、原作を最初から読み通すことでより深い物語を楽しめるでしょう。
亜人の原作漫画の完結状況
亜人のアニメは2016年に完結しましたが、原作漫画はその後も連載が続いていました。ここでは原作の完結経緯を解説します。
原作漫画は2021年に全17巻で完結
原作漫画「亜人」は、2021年2月5日発売のgood!アフタヌーン2021年3号で最終回を迎えました。最終巻となる第17巻は同年5月7日に発売されています。
連載開始は2012年のgood!アフタヌーン23号で、約9年間にわたる長期連載でした。連載誌はgood!アフタヌーン(講談社)で、月刊ペースでの掲載が続いていました。
原作の最終章では、佐藤が航空基地を占拠して国外逃亡を図る展開が描かれ、永井圭が最後の戦いを挑みます。アニメとは異なる結末で全ての決着がつき、物語は完結しました。途中で打ち切られた形跡はなく、ストーリーとして予定通りの完結であったと考えられます。
アニメと原作の主な違い
亜人のアニメと原作漫画には、いくつかの大きな違いがあります。まず、表現技法の違いとして、アニメは全編3DCGで制作されていますが、原作は桜井画門による緻密なペン画で描かれています。
ストーリー面では、アニメ第2期で追加されたオリジナルキャラクターや、米国組織の介入エピソードは原作には存在しません。原作はより人間ドラマに焦点を当てた展開が多く、永井圭の心理描写がアニメよりも丁寧に描かれています。
最終決戦の展開も両者で異なります。アニメは全26話という尺の制約から佐藤との対決に焦点を絞りましたが、原作では17巻かけて複数のサブプロットを並行して進め、より多層的な結末を迎えています。
亜人の作者・桜井画門の現在
亜人の原作者である桜井画門は、亜人完結後も漫画家として活動を続けています。ここでは最新の活動状況を紹介します。
「THE POOL」を2024〜2025年に連載
桜井画門は、亜人完結から約3年後の2024年1月にgood!アフタヌーンで新作「THE POOL」の連載を開始しました。未知のモンスターがはびこる惑星を舞台にしたSFアクション作品です。
桜井自身がXで語ったところによると、亜人の完結後は漫画家を辞めようと考えていたそうです。しかし編集長に促されて約250ページのネームを提出したところ連載が決まり、THE POOLとして形になりました。
THE POOLは短期集中連載として2025年に完結し、単行本は全2巻(電子版は上下巻)で2025年12月5日に最終巻が発売されています。亜人とは異なるミリタリーSFテイストの作品で、桜井画門の新たな作風を見せた作品となりました。
2026年時点の活動状況
2026年4月時点で、桜井画門の新たな長期連載の開始は確認されていません。THE POOLの完結から約4か月が経過した段階ですが、次回作についての公式発表はまだありません。
桜井画門のXアカウント(@ggggggggggero)は引き続き更新されており、創作活動自体は継続しているものと見られます。亜人のような長期連載になるのか、THE POOLのような短期集中連載になるのかは現時点では不明です。
桜井画門は亜人で約9年、THE POOLで約1年半と、作品ごとに連載期間が大きく異なる作家です。今後の動向については、good!アフタヌーンの誌面や公式SNSで情報が発表される可能性があります。
亜人の原作漫画を読むなら電子書籍がお得
亜人の原作漫画は全17巻で完結しているため、一気読みに適した作品です。アニメでは描かれなかった後半のエピソードや、アニメとは異なる結末を知りたい方には原作の通読をおすすめします。
全17巻をまとめて購入する場合、電子書籍ストアのクーポンやキャンペーンを利用することで紙の単行本より安く揃えられることがあります。完結済みの作品は新刊を待つ必要がなく、自分のペースで最終回まで読み切れるのも利点です。
アニメの3DCG表現とは異なる、桜井画門の緻密なペン画による原作の魅力はぜひ一度体感していただきたいポイントです。特にIBM(黒い幽霊)の描写や戦闘シーンの迫力は、漫画ならではの表現で楽しめます。

