グレイプニルは2023年4月に全14巻で完結しています。ヤングマガジンサードで始まった連載は掲載誌の休刊を経て月刊ヤングマガジンに移籍し、約8年の連載に幕を下ろしました。この記事では、グレイプニルの完結時期や連載経緯、打ち切り説の真相、作者・武田すんの現在の活動について詳しく解説します。
| 作品名 | グレイプニル |
|---|---|
| 作者 | 武田すん |
| 連載誌 / 放送局 | ヤングマガジンサード → 月刊ヤングマガジン(講談社) |
| 連載期間 | 2015年11月号〜2023年5月号 |
| 巻数 | 全14巻 |
| 完結状況 | 完結済み(2023年4月) |
| 打ち切り判定 | 🟢 打ち切りではない(完結済み) |
グレイプニルは完結している?連載状況まとめ
グレイプニルの連載状況と完結時期について、時系列で整理していきます。掲載誌の変遷もあった本作ですが、2023年に最終話を迎えています。
グレイプニルは2023年4月に完結済み
グレイプニルは2023年4月20日に最終話「そして世界は②」が公開され、完結しました。単行本の最終14巻は2023年7月20日に発売されています。
連載期間はおよそ8年にわたり、2015年の連載開始から一貫して修一とクレアを中心とした物語が描かれました。着ぐるみに変身するという独特の設定で注目を集めた本作は、全14巻で物語の結末を迎えています。
累計発行部数はシリーズ30万部を突破しています(2020年6月時点)。2020年のTVアニメ化も追い風となり、連載後半に向けて読者層が拡大していきました。
完結までの連載経緯
グレイプニルは2015年、講談社のヤングマガジンサードで連載を開始しました。月刊の青年誌として独自のラインナップを展開していた同誌ですが、2017年に休刊が決定します。
掲載誌の休刊にともない、グレイプニルは月刊ヤングマガジンに移籍して連載を継続しました。掲載誌が変わるという事態を乗り越えて連載が続いたことは、作品が一定の支持を得ていた証拠といえるでしょう。
移籍後も月刊ペースで着実に連載が進み、物語は中盤から後半にかけて世界観が大きく広がっていきます。コインを集めるサバイバル要素に加え、宇宙人の存在や能力の起源といったSF的なスケールの展開が加わり、読者の間でも盛り上がりを見せました。
そして2023年4月、最終話が掲載され約8年の連載に幕を下ろしました。最終14巻が同年7月に発売されたことで、単行本としても完結しています。
最終回の内容と読者の評価
最終回では、物語の中心にあった修一とクレアの関係に決着がつけられました。二人の共依存的な関係性や、着ぐるみに変身する能力の意味といった、作品の核となるテーマが回収されています。
読者からは「独創的なアイデアを最後まで描き切った」という評価が寄せられています。着ぐるみの中に人が入るという設定をここまで広げた作品は他になく、その世界観を惜しみつつ見送るファンが多かったようです。
一方で「終盤に新しい設定や情報が詰め込まれすぎた」「もう少し丁寧に畳んでほしかった」という声も少なくありません。物語後半でスケールが急速に拡大したため、すべてを消化しきれなかったと感じた読者もいたようです。
総合的には、賛否が分かれる最終回だったといえます。ただし、打ち切りによる中途半端な終わり方ではなく、作者が描きたかった結末にたどり着いた形での完結です。
グレイプニルは打ち切りだったのか?
「グレイプニル 完結」と検索すると、打ち切りを疑う声も目にします。なぜ打ち切り説が出たのか、その理由と実際の状況を整理します。
打ち切りと言われた理由
グレイプニルに打ち切り説が浮上した背景には、主に2つの理由があります。
1つ目は終盤の駆け足感です。中盤以降、コインを巡るサバイバルから宇宙規模の謎へと物語が大きく広がりました。しかし、広がった風呂敷に対して終盤の展開が速く、「急いで畳んだように見える」という印象を持つ読者が出ました。
2つ目は掲載誌の変遷です。ヤングマガジンサードが休刊し、月刊ヤングマガジンへ移籍したという経緯があるため、「掲載誌の都合で終わらされたのでは?」と推測する声がありました。掲載誌が変わること自体が不安材料と受け取られたようです。
こうした事情から、完結後にSNS等で「打ち切りっぽい」「もっと続くはずだったのでは」という感想が一部で広まりました。
打ち切りではない根拠
結論として、グレイプニルは打ち切りではありません。公式に打ち切りを示す発表や情報は一切確認されていません。
最終話のタイトルは「そして世界は②」であり、前後編として構成された最終エピソードで物語を締めくくっています。打ち切り作品にありがちな「突然の最終回告知」や「1話で無理やり全てを回収する」といった特徴は見られません。
また、掲載誌の移籍は2017年の話であり、そこから6年間にわたって月刊ヤングマガジンで連載が続いています。移籍直後に終了したわけではなく、十分な期間をかけて物語が進行しました。
構想を当初より縮めた可能性は否定できませんが、最終話まで描き切っている以上、打ち切りとは異なります。全14巻という巻数も、青年誌の月刊連載としては標準的なボリュームです。
グレイプニルの作者・武田すんの現在
グレイプニル完結後、作者の武田すんはすでに次の作品に取り組んでいます。現在の活動状況を紹介します。
武田すんの連載作品
武田すんは、グレイプニル完結後の2024年3月発売のヤングキングアワーズ2024年5月号から新連載「GUARDIAN」をスタートさせました。少年画報社からの刊行で、超人ヒーローアクションというジャンルの作品です。
「GUARDIAN」は、力を持つ超人が人を助ける見返りに金銭を要求するという、ヒーローものにビターな要素を加えた設定が特徴です。グレイプニルで見せた独特の世界観構築力が、新たなジャンルで発揮されています。
同作は単行本が全3巻で刊行され、2025年10月に完結しています。グレイプニルとは異なるテイストの作品でしたが、武田すんの画力とストーリーテリングは健在でした。
今後の活動
「GUARDIAN」完結後、武田すんは2026年に新連載を開始する旨をSNSで告知しています。具体的な作品名や掲載誌の詳細はまだ公表されていませんが、グレイプニルや「GUARDIAN」のファンにとっては注目の動きです。
グレイプニルで約8年、「GUARDIAN」で約1年半と、精力的に作品を発表し続けている作者だけに、次回作への期待が高まっています。
グレイプニルのアニメは何巻・何話まで?
グレイプニルは2020年4月から6月にかけてTVアニメが放送されました。アニメと原作の対応関係を整理します。
アニメは原作6巻(35話)までの内容
TVアニメ「グレイプニル」は全13話で放送されました。アニメ第12話までは原作漫画にほぼ忠実な構成で、原作6巻35話までの内容が映像化されています。
ただし、最終話にあたる第13話はアニメオリジナルの展開で構成されました。原作とは異なるまとめ方がされているため、アニメの最終回=原作の結末ではない点に注意が必要です。
アニメの続きを原作で読む場合は、7巻から読み始めるのがおすすめです。アニメでカバーされたのは全14巻のうち前半部分のみであり、物語の核心に迫る後半はアニメ化されていません。
アニメ2期の制作発表は2026年4月時点で確認されていません。後半の展開は原作漫画でしか読めない状態が続いています。
グレイプニルを読むなら電子書籍がお得
グレイプニルは全14巻で完結しているため、一気読みに向いている作品です。電子書籍であればまとめ買いがしやすく、場所を取らないメリットもあります。
全巻まとめ買いの参考情報
全14巻という巻数は、長すぎず短すぎない読みやすいボリュームです。アニメから入ったファンも、7巻以降の続きだけでなく全巻通して読むことで、アニメでは描ききれなかった細かい描写や伏線を楽しめるでしょう。
電子書籍ストアでは初回限定クーポンや割引キャンペーンが定期的に実施されています。完結済み作品はまとめ買いの対象になりやすいため、タイミングを見て購入するとお得に読めるかもしれません。
紙の単行本は一部の巻が品薄になっている場合もあるため、すぐに全巻揃えたい場合は電子書籍が確実です。
アニメ版では原作6巻35話までの内容が映像化されましたが、物語の核心に迫る後半部分はアニメ化されていません。アニメの続きが気になった方は、原作7巻以降を電子書籍で手に入れることで、修一とクレアの物語の結末まで一気に楽しむことができます。着ぐるみの秘密や宇宙人の正体など、アニメでは明かされなかった謎の答えが後半に詰まっています。

