『俺は星間国家の悪徳領主!』は打ち切りではなく、2026年3月現在も連載が続いている作品です。なろう版が約1年半にわたって更新停止していたことや、書籍版の刊行ペースが鈍化したことが「打ち切りでは?」という誤解を生みました。この記事では、打ち切り説が広まった理由と現在の連載状況を詳しく解説します。
| 作品名 | 俺は星間国家の悪徳領主! |
|---|---|
| 作者 | 三嶋与夢(イラスト:高峰ナダレ) |
| 連載誌 / 掲載先 | 小説家になろう / オーバーラップ文庫 |
| 連載期間 | 2018年8月〜連載中 |
| 巻数 | 小説:既刊11巻 / 漫画:既刊9巻 |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
『俺は星間国家の悪徳領主』が打ち切りと言われた理由
「俺は星間国家の悪徳領主 打ち切り」という検索が増えた背景には、複数の要因が重なっています。ここでは、なぜ打ち切り説が広まったのかを具体的に見ていきます。
理由1:なろう版が約1年半にわたり更新停止していた
打ち切り説が広まった最大の原因は、小説家になろうでのWeb連載が長期間ストップしていたことです。本作は2018年8月にWeb連載を開始し、順調に更新が続いていましたが、2024年1月に第14章が完了した時点で更新が止まりました。
その後、約1年半にわたって新話の投稿がなく、再開時期についても作者からの告知がありませんでした。なろう発の作品では、Web版の更新停止がそのままエタ―(未完のまま放置)につながるケースも珍しくないため、読者の間で「もう打ち切りになったのでは」という不安が広がったのです。
結果的に、2025年6月27日に第15章として連載が再開され、毎日19時更新のペースで投稿が再開されました。長期の空白期間はあったものの、作者が連載を放棄したわけではなかったことがわかります。
理由2:書籍版の刊行ペースが鈍化した
書籍版(オーバーラップ文庫)の刊行間隔が開いたことも、打ち切り説を後押ししました。本作は2020年7月に書籍化が始まり、当初は年2〜3冊のペースで刊行されていましたが、2023年には1冊しか発売されませんでした。
ライトノベルでは刊行ペースの鈍化が打ち切りの前兆とみなされることがあります。特に、なろう系作品はWeb版の更新が止まると書籍化も打ち止めになるパターンが多いため、「もう新刊は出ないのでは」と心配する声が上がりました。
しかし実際には、2025年3月に10巻、2025年7月に11巻が発売されており、書籍版の刊行は継続しています。アニメ放送に合わせて刊行ペースが持ち直した形です。
理由3:検索サジェストによる誤解の拡大
Googleで「俺は星間国家の悪徳領主」と検索すると、サジェスト(予測変換)に「打ち切り」が表示されるようになったことも、誤解を広げる一因となりました。これは実際に打ち切られたからではなく、「打ち切りなの?」と気になった読者が検索した結果、サジェストに定着してしまった現象です。
なろう版の更新停止を知った読者が「星間国家 打ち切り」で検索し、それを見た別の読者がさらに検索するという循環が生まれました。人気作品ほどこうしたサジェスト汚染が起きやすく、本作に限った話ではありません。
サジェストに「打ち切り」が表示されること自体は、作品の実際の連載状況とは無関係です。検索結果だけで判断せず、公式の情報を確認することが重要です。
『俺は星間国家の悪徳領主』が打ち切りではない根拠
ここでは、本作が打ち切りではなく連載中であることを裏付ける客観的な根拠を整理します。
根拠1:なろう版の連載が再開済み
前述のとおり、小説家になろうでのWeb連載は2025年6月27日に第15章として再開されています。再開後は毎日19時に更新されるペースで投稿が続いており、2026年1月時点で累計260話以上が公開されています。
打ち切り作品であれば連載が再開されることはありません。約1年半の休止を経て再開されたこと自体が、作者に連載を続ける意思があることの証拠です。
根拠2:シリーズ累計100万部を突破している
本作のシリーズ累計発行部数は、2025年1月時点で100万部を突破しています。オーバーラップ文庫のラノベとしては十分な売上規模であり、出版社側が打ち切りにする理由がありません。
書籍版は既刊11巻、漫画版(ガルドコミックス)は既刊9巻まで刊行されており、メディアミックスも含めてシリーズ全体が拡大傾向にあります。
根拠3:2025年にTVアニメが放送された
2025年4月から6月にかけて、ABCテレビ・テレビ朝日系列「ANiMAZiNG!!」枠でTVアニメ全12話が放送されました。アニメ化は出版社にとって大きな投資であり、打ち切り予定の作品をアニメ化することは通常ありません。
dアニメストアの週間ランキングでは上位にランクインするなど、配信でも好調な数字を残しています。アニメ2期の正式発表はまだありませんが、原作ストックは十分にある状態です。
『俺は星間国家の悪徳領主』の作者の現在
作者・三嶋与夢さんの現在の活動状況についてまとめます。
三嶋与夢の連載中の作品
三嶋与夢さんは2026年3月現在、『俺は星間国家の悪徳領主!』のWeb連載を継続しています。小説家になろうでは2026年1月4日にも更新が確認されており、執筆活動は続いています。
また、別作品として『フェアリー・バレット-機巧乙女と偽獣兵士-』の書籍版2巻が2026年4月21日に発売予定となっています。複数作品を並行して手がけていることがわかります。
なろうの活動報告ページ「三嶋与夢のメモ帳」も更新されており、ファンとのコミュニケーションも継続中です。
『俺は星間国家の悪徳領主』の媒体別状況まとめ
本作は複数の媒体で展開されており、それぞれの現状を表にまとめます。
| 媒体 | 現状 |
|---|---|
| Web小説(なろう版) | 連載中(2025年6月に再開、累計260話以上) |
| 小説(オーバーラップ文庫) | 既刊11巻(刊行継続中) |
| 漫画(コミックガルド) | 既刊9巻(連載中、次巻は2026年4月頃予定) |
| アニメ | 第1期全12話放送済み(2025年4月〜6月) |
このように、全媒体で展開が継続しており、打ち切りとは無縁の状況です。Web版の一時休止が不安を呼びましたが、現在はすべての媒体が動いています。なろう発のライトノベルは書籍化・漫画化・アニメ化と段階的にメディアミックスが進むのが一般的ですが、本作はすべての段階を順調にクリアしており、シリーズとしての安定感は群を抜いています。
アニメは原作のどこまで?続きは小説の何巻から?
TVアニメ第1期(全12話)は、原作小説の1巻から3巻あたりまでの内容が映像化されました。最終話(第12話)のサブタイトルは「家族」で、リアムと毒親の決別、そしてAIメイドの天城との絆が描かれています。
アニメの続きを原作で読みたい場合は、小説4巻から読み始めるのがおすすめです。ただし、アニメではカットされたエピソードもあるため、1巻から読むとより深く楽しめます。
小説は既刊11巻で、漫画版は既刊9巻です。アニメで描かれた範囲の先には、まだ多くのエピソードが待っています。

