HUNTER×HUNTERの作者が死亡?冨樫義博の現在と休載の真相を解説

HUNTER×HUNTERの作者・冨樫義博さんは死亡しておらず、存命です。長期にわたる休載が繰り返されたことで「作者が亡くなったのでは」という誤った噂がネット上で広まりました。この記事では、死亡説が出た経緯と作者の現在の活動状況、さらに打ち切り説の真相について解説します。

作品名 HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)
作者 冨樫義博
連載誌 週刊少年ジャンプ(集英社)
連載期間 1998年〜(不定期連載中)
巻数 既刊38巻
打ち切り判定 🔵 連載中(打ち切りではない)
作者死亡説 デマ(作者は存命)

HUNTER×HUNTERの作者が死亡したと言われる理由

冨樫義博さんの死亡説はネット上で何度も浮上してきました。結論としてすべてデマであり、冨樫さんは存命で執筆活動を続けています。ここでは、なぜ死亡説が繰り返し広まったのかを整理します。

理由1:長期休載による「消息不明」状態

HUNTER×HUNTERは1998年の連載開始以来、度重なる長期休載を繰り返してきた作品です。特に2018年11月から2022年10月までの約4年間は、新しいエピソードがまったく掲載されませんでした。

この長期間にわたる休載中、冨樫さんは公の場に姿を見せることがほとんどなく、メディアへの露出も極めて少ない状態が続きました。SNSアカウントも持っていなかったため、安否を確認する手段がファンにはありませんでした。

「何年も音沙汰がない」という状況が、「実は亡くなっているのでは」という憶測を生む最大の要因になりました。漫画家が長期間作品を発表しないケース自体が珍しいため、最悪の事態を想像するファンが一定数いたのです。

なお、2022年5月に冨樫さんはX(旧Twitter)のアカウントを開設し、原稿の進捗状況を報告するようになりました。これにより「消息不明」状態は解消されています。

理由2:Wikipediaへの虚偽情報の掲載

2006年5月、日本語版Wikipediaの冨樫義博の記事に「くも膜下出血により死亡」という虚偽の情報が何者かによって書き込まれました。この偽情報は約1時間で修正されましたが、その間にスクリーンショットが拡散され、一部で信じる人が現れました。

Wikipediaは誰でも編集できる仕組みであり、悪意のあるいたずらが紛れ込むことがあります。この事件はWikipediaの情報を鵜呑みにする危険性を示す典型的な事例です。

当時すでにHUNTER×HUNTERは休載期間に入っていたため、「やっぱり体調が悪かったのか」と誤解した人も少なくありませんでした。冨樫さん側からの公式な否定コメントはありませんでしたが、その後も作品の連載が再開されたことで、デマであることは明らかになっています。

理由3:他の漫画家の訃報との混同

2021年5月、『ベルセルク』の作者・三浦建太郎さんが急性大動脈解離により54歳で亡くなりました。三浦さんもHUNTER×HUNTERと同様に長期休載が多い作品の作者だったため、この訃報をきっかけに「冨樫さんも大丈夫なのか」という心配の声がSNS上に殺到しました。

「冨樫義博」がX(旧Twitter)のトレンドに入るほどの反響があり、一部では「冨樫さんも亡くなった」と誤解する人も現れました。実際には冨樫さんの訃報ではなく、ファンが安否を心配する投稿がトレンド入りの原因です。

長期休載中の漫画家が実際に亡くなるという前例ができたことで、HUNTER×HUNTERの作者に対しても同様の不安が増幅される結果となりました。三浦さんの訃報は「連載を待っていた作品が未完のまま終わる」という現実をファンに突きつけたため、冨樫さんの健康を心配する声はその後も根強く残っています。

理由4:腰痛の深刻さに関する報道

冨樫さんは以前の連載作品『幽☆遊☆白書』の頃から慢性的な腰痛に苦しんでおり、HUNTER×HUNTERの休載理由も腰痛が主因です。2022年のX開設時には「約2年間椅子に座れない状態だった」と自ら明かしています。

この深刻な健康状態の報道が「もう漫画を描ける状態ではないのでは」「実は病状がもっと深刻なのでは」という推測につながり、最終的に「死亡した」という根拠のない噂にまで発展しました。

実際には腰痛が漫画制作に大きな支障をきたしていることは事実ですが、命に関わる病状ではありません。冨樫さんは寝ながら原稿を描くなど、体に負担の少ない方法で執筆を続けています。

HUNTER×HUNTERの作者・冨樫義博の現在

冨樫義博さんは現在もHUNTER×HUNTERの執筆を継続しており、2026年2月時点で第420話の原稿を完成させています。ここでは作者の最新の活動状況をまとめます。

X(旧Twitter)での原稿進捗報告

2022年5月にXのアカウントを開設して以降、冨樫さんは原稿の進捗状況を定期的に報告しています。原稿用紙の写真やキャラクターのイラストを投稿するスタイルで、ファンはリアルタイムで制作の進み具合を確認できるようになりました。

2026年1月28日には第421話のセリフ作業中であることを報告し、2月24日には第420話の原稿完成を発表しています。さらに3月7日時点では第423話の背景指定が完了したことも明かしています。

このように、冨樫さんは着実に原稿を進めていることがXの投稿から確認できます。

不定期連載への移行

2022年12月、HUNTER×HUNTERは第400話をもって週刊連載を終了し、不定期連載へと移行しました。集英社の編集部は「完結までサポートを継続する」と公式に表明しています。

2024年10月には週刊少年ジャンプ45号から2025年2号にかけて、約1年9ヶ月ぶりに最新話が掲載されました。10話分をまとめて掲載する方式が採用されており、冨樫さんの体調に合わせた連載ペースが確立されつつあります。

現在は次回の掲載時期は未定とされていますが、原稿のストックが一定数たまった段階でまとめて掲載される見込みです。

「冨樫義博展 -PUZZLE-」の開催

2022年10月28日から2023年1月9日にかけて、画業35周年を記念した「冨樫義博展 -PUZZLE-」が開催されました。この展覧会では『幽☆遊☆白書』『レベルE』『HUNTER×HUNTER』の原画が展示され、冨樫さんが現役で活動していることを改めて示す機会となりました。

展覧会の開催自体が、作者が存命であり創作活動を続けている何よりの証拠です。なお、冨樫さんの妻は『美少女戦士セーラームーン』の作者・武内直子さんであり、夫婦ともに漫画家として活動を続けています。

HUNTER×HUNTERが打ち切りと言われた理由

HUNTER×HUNTERには「打ち切りなのでは」という声も一部であります。ただし、これも事実ではありません。打ち切り説が出た背景には以下の要因があります。

理由1:休載期間の異常な長さ

HUNTER×HUNTERの休載率は週刊連載作品としては極めて高く、連載期間の半分以上を休載が占めている計算になります。特に2006年以降は年間の大半を休載している年が珍しくなく、読者からは「事実上の打ち切りと変わらない」という声が上がりました。

通常、週刊少年ジャンプで長期間新作が掲載されない作品は打ち切りとみなされます。しかしHUNTER×HUNTERは人気・売上ともに高いため、編集部が「休載」という扱いで連載枠を維持し続けてきたという経緯があります。

2022年の週刊連載終了時にも「ついに打ち切りか」と誤解した読者がいましたが、実際には不定期連載への移行であり、作品が終了したわけではありません。

理由2:週刊連載の終了発表

2022年12月、第400話をもってHUNTER×HUNTERの週刊連載が終了するとORICON NEWSなどで報じられました。「週刊連載終了」というニュースの見出しだけを見て「打ち切り」と解釈した読者が一定数いました。

実際には、冨樫さんの健康状態を考慮して連載形態を変更しただけであり、物語は継続中です。編集部も完結まで出版を続ける方針を明確にしています。

週刊連載が終わること自体は事実ですが、「打ち切り=作品の強制終了」とは意味が異なります。作者と出版社の合意のもとで、連載ペースを変更した形です。

HUNTER×HUNTERが打ち切りではない根拠

HUNTER×HUNTERが打ち切りではない理由は、客観的なデータと公式の動向から明確に示されています。

根拠1:累計発行部数8,400万部超の実績

HUNTER×HUNTERのシリーズ累計発行部数は、電子版を含め8,400万部を突破しています(2022年7月時点)。これは週刊少年ジャンプの歴代作品の中でもトップクラスの数字です。

2024年9月に発売された第38巻は、約1年10ヶ月ぶりの新刊にもかかわらず週間売上ランキングで1位を獲得しました。長期休載を経ても読者の購買意欲がまったく衰えていないことを示しています。

第34巻は初週売上86.9万部を記録し、前巻の週間最高売上65.1万部を20万部以上も上回りました。休載が長引くほど新刊への期待値が高まり、売上が伸びるという異例の現象が起きています。

これほどの売上実績を持つ作品を、出版社側が打ち切る理由は存在しません。

根拠2:編集部による「完結までサポート」の公式表明

集英社の週刊少年ジャンプ編集部は、HUNTER×HUNTERの週刊連載終了時に「完結までサポートを継続する」と公式に発表しています。これは作品の価値を出版社が認めている証拠であり、打ち切りとは正反対の対応です。

打ち切り作品であれば、連載終了後に「サポート継続」を宣言することはありません。編集部が完結まで付き合う姿勢を明示していること自体が、この作品が打ち切りではないことの最も直接的な根拠です。

不定期連載という異例の形式を認めていること自体、HUNTER×HUNTERが特別な扱いを受けていることを意味しています。

根拠3:2024年以降も新話が掲載されている

2024年10月のジャンプ45号から10話連続で最新話が掲載され、物語は暗黒大陸編・王位継承戦が進行中です。打ち切り作品が約2年のブランクを経て連載を再開することはあり得ません。

さらに2026年2月〜3月時点でも冨樫さんは第420話以降の原稿作業を継続しており、次回の連載再開に向けた準備が進んでいることがXの投稿から確認できます。

2023年11月には冨樫さん自身が最終回のプロットをA・B・C・Dの4パターン用意していることを明かしており、物語の結末に向けた構想が具体的に進んでいます。物語の完結に向けて作者が執筆を続けている以上、「打ち切り」という表現は事実に反します。

HUNTER×HUNTERのアニメは何巻・何話まで?続きは原作の何巻から?

HUNTER×HUNTERのTVアニメは2度制作されています。現在主に配信されているのは2011年版(マッドハウス制作)で、全148話です。

2011年版アニメは原作の第1巻〜第32巻(第339話)までの内容をカバーしています。アニメの続きを読む場合は、原作コミックス第32巻の途中から読み始めるのがおすすめです。

アニメで描かれたのは「選挙編」の終了までで、その後の「暗黒大陸編」「王位継承戦編」は原作でのみ読むことができます。第33巻以降が未アニメ化の範囲であり、既刊38巻のうち6巻分がアニメ未収録です。

なお、1999年版のアニメ(日本アニメーション制作、全62話+OVA)は「グリードアイランド編」の途中までを描いています。2011年版の方がより原作に忠実かつ広範囲をカバーしているため、これから見る場合は2011年版がおすすめです。

HUNTER×HUNTERを読むなら電子書籍がお得

HUNTER×HUNTERは既刊38巻と巻数が多いため、全巻をそろえるなら電子書籍の利用が便利です。紙の単行本は1冊あたり484円〜528円(税込)で、全38巻を購入すると約18,000円〜20,000円程度になります。

電子書籍サービスでは初回登録時の割引クーポンやポイント還元が利用できるため、紙版よりもお得に全巻を読破できます。通勤中やスキマ時間に読みたい方にも電子書籍は適しています。


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