『異世界おじさん』のアニメは打ち切りではなく、全13話が放送済みです。新型コロナウイルスの影響で3度にわたる放送延期が発生し、最終話の放送が約3ヶ月遅れたことから「打ち切りでは?」という誤解が広まりました。この記事では、異世界おじさんのアニメが打ち切りと言われた理由と放送延期の詳しい経緯、2期の可能性について解説します。
| 作品名 | 異世界おじさん |
|---|---|
| 作者 | 殆ど死んでいる |
| 連載誌 / 放送局 | ComicWalker(現カドコミ)/ WebComicアパンダ(TOKYO MX・BS11ほか) |
| 連載期間 | 2018年6月〜連載中 |
| 巻数 | 既刊14巻(2025年9月時点) |
| 打ち切り判定 | 🟢 打ち切りではない(全13話放送済み) |
異世界おじさんのアニメが打ち切りと言われた理由
異世界おじさんのTVアニメは2022年7月にTOKYO MXほかで放送がスタートしました。しかし放送中に3度もの延期が発生し、最終話が放送されたのは翌年2023年3月でした。
約8ヶ月にわたって断続的に放送が中断された異例の事態が、「アニメ打ち切り」の誤解を広める原因となりました。ここでは放送延期の具体的な経緯を整理します。
理由1:新型コロナの影響で第5話以降のスケジュールが変更された
最初の延期は2022年8月に発生しました。アニメーション制作を担当するAtelier Pontdarc(アトリエ・ポンダルク)ほか関係各所で、新型コロナウイルスの感染者が急増したことが原因です。
この影響で第5話以降の放送スケジュールが変更され、8月中に2週にわたって新作エピソードの放送が休止されました。当時はコロナ第7波の真っただ中であり、アニメ制作現場でもスタッフの出勤制限や作業遅延が相次いでいた時期です。
2週間の休止後にいったん放送は再開されましたが、感染拡大の収束が見通せない状況が続いていました。視聴者からは「このまま放送できるのか」という不安の声が上がり始め、SNS上では早くも打ち切りを心配する投稿が見られるようになりました。
理由2:第8話以降の放送が長期休止となった
打ち切り説が最も広まったのが、第8話以降の放送が完全に休止されたタイミングです。Atelier Pontdarcおよび関係各所でコロナの感染拡大が止まらず、制作スケジュールの維持が困難になったため、2022年夏クールでの放送継続を断念しました。
公式は「第8話以降の放送を一時休止する」と発表し、2022年10月から改めて第1話からの再放送を開始。第8話以降は11月24日から順次放送される形となりました。夏クールに開始したアニメが秋クールに仕切り直しとなるのは異例であり、「実質的な打ち切りではないか」とファンの間で疑念が広がりました。
アニメは複数の制作工程が同時並行で進むため、ひとつの工程で遅延が発生すると全体に波及します。コロナ禍ではスタジオでの対面作業が制限され、素材の受け渡しや確認作業に通常以上の時間がかかっていたことが背景にありました。
理由3:最終話(第13話)が約3ヶ月遅れて放送された
秋クールでの仕切り直し放送は順調に進み、第12話まで放送されました。しかし2022年12月29日に放送予定だった最終話・第13話が、直前になって再び延期されるという事態が発生します。
今度の原因は中国での新型コロナ感染急拡大でした。アニメ制作では背景美術や動画の一部工程を中国の制作会社に外注するケースが多く、中国国内のロックダウン解除後に感染が急拡大した影響で、映像制作に遅延が生じたのです。
最終話はあと1話を残すのみという状況での延期であり、「最後の1話すら放送できないなら打ち切りだろう」という声がSNSで一気に広まりました。結果的に第13話「みんなのおかげだ、ありがとう」が放送されたのは2023年3月8日(AT-X)・3月9日(BS11・TOKYO MX等)で、当初予定から約3ヶ月の遅延となりました。
異世界おじさんのアニメが打ち切りではない根拠
放送延期が3度にわたったことで打ち切り説が広まりましたが、結論として異世界おじさんのアニメは打ち切りではありません。以下にその根拠を整理します。
全13話が予定どおり放送完了している
最も重要な根拠は、当初予定されていた全13話がすべて制作・放送されているという事実です。途中で話数が削減されたり、最終話が制作中止になったりした事実はありません。
公式サイトでも「新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う放送延期」と一貫して説明されており、「打ち切り」や「制作中止」といった表現は使われていません。延期のたびに公式から経緯と今後の予定が発表されており、制作を継続する意思が明確に示されていました。
第13話放送時には公式が「作業が終了しました」と報告し、ファンに対して謝罪とともに感謝の意を表しています。打ち切り作品であればこうした対応にはなりません。
原作の累計発行部数が500万部を突破
異世界おじさんの原作漫画は、2025年3月時点でシリーズ累計発行部数500万部を突破しています。Webコミック発の作品としては高い数字であり、商業的に成功している作品です。
アニメ化前から「次にくるマンガ大賞2019」Webマンガ部門8位、「このマンガがすごい!2020」オトコ編11位などの受賞歴があり、読者からの支持は厚い作品でした。アニメ放送をきっかけに原作の売上がさらに伸びており、出版社側から見ても打ち切りにする理由がない状況です。
原作漫画が2026年現在も連載継続中
殆ど死んでいるによる原作漫画は、2026年3月時点でもWebComicアパンダで連載が継続中です。2026年2月27日に第75話が更新されており、休載の気配もありません。
既刊14巻に加え、15巻が2026年4月23日に発売予定と告知されています。原作が順調に続いていることは、アニメが打ち切りではなかったことの傍証といえるでしょう。
異世界おじさんのアニメ2期はあるのか
2026年3月時点で、異世界おじさんのアニメ2期に関する公式発表はありません。1期が全13話で放送を終了してから約3年が経過しており、ファンの間では続編を望む声が根強く残っています。
2期制作の可能性を高める要素はいくつかあります。まず原作ストックが十分にあることです。アニメ1期は原作の7巻あたりまでをカバーしましたが、既刊は14巻まであり、残りの未映像化エピソードは1期と同等以上のボリュームがあります。
また累計500万部という発行部数や、動画配信サービスでの再生数が好調であったことも、2期制作の判断材料としてはプラスに働きます。ただし、1期で3度の放送延期を経験したことが制作体制の面でハードルになっている可能性も否定できません。
異世界おじさんの作者の現在
異世界おじさんの作者・殆ど死んでいる(ほとんどしんでいる)は、2026年現在も活動を続けています。
殆ど死んでいるの連載状況
殆ど死んでいるは引き続き『異世界おじさん』をWebComicアパンダで連載中です。2026年2月時点で第75話まで更新されており、コンスタントに新話が公開されています。
もともとTwitter(現X)に投稿した漫画がきっかけでデビューした作者であり、異世界おじさんが商業デビュー作かつ代表作です。他の連載作品は確認されておらず、異世界おじさん1本に注力している状況です。
異世界おじさんのアニメは原作の何巻まで?続きは何巻から?
TVアニメ『異世界おじさん』第1期(全13話)は、原作漫画の第7巻あたりまでの内容が映像化されています。
アニメの続きを原作で読みたい場合は、第7巻の後半〜第8巻から読み始めるとスムーズにつながります。ただしアニメではエピソードの順番が一部入れ替えられているため、7巻から通して読み直すのもおすすめです。
2026年3月時点で既刊14巻、15巻が2026年4月発売予定です。アニメでカバーされた7巻以降もストーリーは大きく展開しており、アニメで描かれなかったエピソードが多数収録されています。
異世界おじさんを読むなら電子書籍がお得
異世界おじさんは既刊14巻で、1巻あたりの価格は約680〜750円です。全巻をまとめて購入すると約10,000円前後になります。
電子書籍ストアでは初回購入時のクーポンやポイント還元キャンペーンを実施していることが多く、紙の単行本より割安に購入できるケースがあります。アニメの続きを読みたい方は、8巻以降だけ購入するのもひとつの手です。

