『レッドブルー』は打ち切りではなく、2026年現在も週刊少年サンデーで連載が続いている作品です。新章突入前のエピローグ的な展開や、作者の前作に関する誤解が「打ち切りでは?」という噂につながりました。この記事では、打ち切りと言われた具体的な理由と、連載継続中である根拠を詳しく解説します。
| 作品名 | レッドブルー(RED BLUE) |
|---|---|
| 作者 | 波切敦 |
| 連載誌 / 放送局 | 週刊少年サンデー(小学館) |
| 連載期間 | 2022年7号〜連載中 |
| 巻数 | 既刊17巻(2026年3月時点) |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
レッドブルーが打ち切りと言われた理由
『レッドブルー』は総合格闘技(MMA)をテーマにした週刊少年サンデーの連載作品ですが、ネット上では「打ち切りでは?」という声が一部で見られます。しかし実際には連載は続いており、打ち切りの事実はありません。
それではなぜ打ち切りの噂が広まったのか、具体的な理由を見ていきましょう。
理由1:新章突入前のエピローグ的な展開
打ち切り説が広まった最大の原因は、単行本12巻あたりでのエピローグ的な展開です。物語が一つの大きな区切りを迎えた際、まるで最終回のような雰囲気が漂ったことで、読者の間に不安が広がりました。
週刊連載の漫画では、章の区切りで一度物語を収束させる演出がよく使われます。『レッドブルー』もこの手法を取ったのですが、結果的に「これは打ち切りENDなのでは?」と受け取られてしまったのです。
実際にはこの展開は新章への移行であり、物語はその後も継続しています。サンデー本誌を追っていない読者が単行本の区切りだけを見て誤解したケースが多かったようです。
連載漫画では章の終わりと打ち切りの見分けがつきにくいことがあり、この作品に限らず「最終回?」という誤解は人気作品でもしばしば発生します。
理由2:作者の前作「switch」に対する誤解
波切敦先生の前作『switch』が打ち切りだったのでは、という誤解も『レッドブルー』の打ち切り説を加速させました。「前作が打ち切りなら今作も危ないのでは」という連想が働いたようです。
しかし『switch』は2018年〜2021年にかけて週刊少年サンデーで連載されたバスケットボール漫画で、全15巻で完結しています。公式には「堂々完結」と銘打たれており、打ち切りではなく正規の連載終了です。
全15巻という巻数は週刊少年サンデーのスポーツ漫画としては決して短くありません。それにもかかわらず「打ち切りだった」という誤った情報がネット上に残り、波切敦先生の次回作である『レッドブルー』にも不安を感じるファンが出てしまいました。
つまり、前作の打ち切り説自体が事実と異なるものであり、それを根拠にした『レッドブルー』の打ち切り予測にはそもそも土台がないということです。
理由3:検索サジェストの自己強化ループ
「レッドブルー」と検索エンジンに入力すると、予測変換で「打ち切り」が表示されることも噂の拡散に大きく寄与しています。これはGoogleのサジェスト機能が検索ボリュームに基づいて自動生成するもので、作品の実態とは無関係です。
このサジェストを見たユーザーが「打ち切りになったの?」と気になりクリックし、さらに「レッドブルー 打ち切り」で検索する、というループが発生します。検索する人が増えるほどサジェストが強化されるため、打ち切りの事実がなくても「打ち切り」というワードが表示され続けるのです。
この現象は人気漫画では非常によく見られます。『週刊少年ジャンプ』や『週刊少年サンデー』の連載作品の多くで「作品名+打ち切り」がサジェストに表示されますが、実際に打ち切られているケースはごくわずかです。
レッドブルーが打ち切りではない根拠
打ち切りの噂とは裏腹に、『レッドブルー』が連載継続中であることを示す客観的な根拠は複数あります。ここでは具体的なデータと事実をもとに解説します。
根拠1:2026年現在も週刊少年サンデーで連載中
最も明確な根拠として、『レッドブルー』は2026年3月現在も週刊少年サンデーで連載が続いているという事実があります。2022年7号から連載を開始し、4年以上にわたって途切れることなく掲載されています。
打ち切り作品であれば、通常は1〜2年程度、巻数にして5巻前後で終了するケースが大半です。『レッドブルー』は既に17巻を刊行しており、サンデー連載作品としても中堅以上の長さに達しています。
また、連載初期は誌面の後半に掲載されることが多かったものの、巻頭カラーを獲得した時期を境に掲載順が上昇したという指摘もあります。編集部からの評価が高まっている証拠と言えるでしょう。
根拠2:テレビドラマ化の実現
2024年9月18日発売の週刊少年サンデー43号で、テレビドラマ化が正式に発表されました。ドラマは2024年12月18日から2025年2月12日まで、毎日放送の「ドラマイズム」枠で全8話が放送されています。
主演はFANTASTICSの木村慧人さん、赤沢拳心役にはIMP.の椿泰我さん、岩瀬三之助役にはTHE RAMPAGEの長谷川慎さんがキャスティングされました。格闘技の技術監修には元UFCファイターの岡見勇信さんが参加するなど、本格的な制作体制が敷かれています。
打ち切りが検討されている作品にメディアミックス展開が行われることは通常あり得ません。ドラマ化は出版社が作品の将来性を高く評価している証拠であり、連載が安定していることの裏付けです。
根拠3:単行本の継続的な刊行
『レッドブルー』の単行本は2022年の第1巻発売以降、定期的に新刊が発売され続けています。2026年3月時点で既刊17巻に達しており、刊行ペースに乱れはありません。
打ち切り作品の場合、終了前に単行本の刊行間隔が空いたり、最終巻が告知なく出版されるケースがあります。しかし本作にはそのような兆候は一切見られず、安定した刊行が続いています。
17巻という巻数は週刊少年サンデーの現行連載の中でも存在感のある数字であり、読者からの支持を着実に積み重ねてきた結果です。
レッドブルーの作者の現在
『レッドブルー』の作者・波切敦先生の現在の活動についても確認しておきましょう。
波切敦先生の連載中の作品
波切敦先生は2026年現在、週刊少年サンデーで『レッドブルー』を連載中です。本作が現在の唯一の連載作品であり、週刊連載に全力を注いでいる状況です。
波切先生は長野県塩尻市出身の漫画家で、2017年に第79回小学館新人コミック大賞で佳作を受賞してデビューしました。前作『switch』(バスケットボール漫画、全15巻)に続く2作目の長期連載が『レッドブルー』です。
MMA(総合格闘技)という題材は少年漫画では珍しく、波切先生の格闘技に対する深い造詣が作品のリアリティを支えています。ドラマ化を経て知名度が上がったことで、今後さらに注目が集まることが予想されます。
前作「switch」からの作風の変化
前作『switch』はバスケットボールを題材にしたスポーツ漫画でしたが、『レッドブルー』では総合格闘技に題材を変え、よりシリアスな人間ドラマを描いています。
主人公・鈴木青葉は内向的で病弱な高校1年生という、少年漫画の主人公としては異色の設定です。格闘技界のスーパースター・赤沢拳心に「お前、空っぽじゃん」と言われたことをきっかけにMMAの世界に飛び込む、というストーリーは従来のスポーツ漫画とは一線を画しています。
波切先生のスポーツ描写の技術はそのままに、よりダークで骨太な物語へと進化した点が読者から高く評価されています。
レッドブルーのドラマは何巻まで?続きは原作の何巻から?
2024年12月〜2025年2月に放送されたテレビドラマ版『レッドブルー』は、原作漫画の序盤のエピソードを全8話で映像化しています。
ドラマから原作漫画の続きを読みたい場合は、序盤の数巻から始めることをおすすめします。ドラマ版は原作の展開を再構成している部分もあるため、第1巻から通して読むことで物語をより深く楽しめます。
原作は既に17巻まで刊行されており、ドラマで描かれたエピソード以降も物語は大きく展開しています。格闘技の試合シーンは漫画ならではの迫力があり、ドラマとはまた違った魅力を味わえるでしょう。
レッドブルーを読むなら電子書籍がお得
『レッドブルー』は既刊17巻と、これから読み始めるにはちょうどよいボリュームです。全巻まとめて読むなら電子書籍がおすすめです。
紙の単行本は1冊あたり528円前後(税込)で、17巻すべてを揃えると約9,000円になります。電子書籍ストアでは初回クーポンやまとめ買い割引が利用できるため、紙よりもお得に購入できるケースが多いです。
スマートフォンやタブレットがあればいつでも読めるので、通勤・通学中にも手軽に楽しめます。

