稲妻とロマンスは打ち切り?長期休載と新連載開始の真相を解説

『稲妻とロマンス』は打ち切りが確定したわけではなく、2024年から長期休載が続いている状態です。作者のみきもと凜が別冊フレンドで新連載『宝石箱に愛をつめよう』を開始したことから、打ち切り説が広まりました。この記事では、休載の経緯や打ち切り説の根拠、そして連載再開の可能性について詳しく解説します。

作品名 稲妻とロマンス
作者 みきもと凜
連載誌 / 放送局 別冊フレンド(講談社)
連載期間 2021年2月号〜(休載中)
巻数 既刊6巻
打ち切り判定 🟡 打ち切り疑惑あり

稲妻とロマンスが打ち切りと言われている理由

『稲妻とロマンス』は、恋愛未経験の女子高生・菫(すみれ)と、頬に傷があり怖いと噂される同級生・麗央(れお)のラブストーリーとして、別冊フレンドで2021年2月号から連載されていました。しかし、2024年に入ってから打ち切りを疑う声がネット上で急増しています。

理由1:2024年から続く長期休載

打ち切り説が広まった最大の原因は、2024年に入ってからの長期休載です。別冊フレンド公式サイトでは、2024年4月号(3月発売)で「制作の都合」を理由とした休載が告知されました。連載開始の2021年2月号から約3年間は安定して毎月掲載されていただけに、突然の休載は読者にとって予想外の出来事でした。

別冊フレンドは講談社が発行する月刊少女漫画雑誌で、みきもと凜は同誌の看板作家の一人です。その看板作家の連載が突如止まったことで、編集部の方針転換や作者との方向性の違いといった推測が飛び交いました。

さらに2024年5月号(4月13日発売)でも休載が続き、同年7月号に予定されていた読み切り短編も「作者の都合」で掲載が見送られています。休載の告知が立て続けに出されたことで、読者の間には「もう連載は終わるのでは」という不安が一気に広がりました。

2026年3月時点で連載再開の公式アナウンスは出ていません。最新話は第23話で止まっており、最新刊の6巻が2024年6月13日に発売されたのを最後に、7巻の発売予定も未定の状態が続いています。休載からすでに約2年が経過していることになります。

少女漫画では体調不良や育児などの事情で休載が長引くケースは珍しくありません。しかし、2年近くにわたって再開の見通しが一切示されないのは異例と言わざるを得ず、「事実上の打ち切りでは」という憶測につながっています。別冊フレンドの読者にとっては、毎月の発売日に連載一覧をチェックしても『稲妻とロマンス』の名前がない状態が続いているわけです。

理由2:作者みきもと凜が新連載を開始

打ち切り説をさらに強めたのが、作者みきもと凜の動向です。みきもと凜は2025年4月発売の別冊フレンド5月号から、新連載『宝石箱に愛をつめよう』をスタートさせました。『稲妻とロマンス』が休載してから約1年後に、同じ雑誌で別の作品を始めたことになります。

この新連載は、少し生意気な女子高生・月森百音と先輩・朝日杏治の「再生」を描くラブストーリーです。別冊フレンドの創刊60周年記念号で表紙と巻頭カラーを飾るという、非常に目立つ形でのスタートとなりました。編集部がこれほど大きくプッシュしているということは、みきもと凜の次の看板作品として期待を込めていることの表れです。

2026年3月号でも『宝石箱に愛をつめよう』は表紙&巻頭カラーで掲載されており、みきもと凜の主力連載は完全にこちらに移っています。2025年11月には単行本1巻も発売されました。前作が休載中のまま新連載がスタートし、しかもそちらが看板作品として扱われていることで、「稲妻とロマンスは終わったのでは」という見方が広まりました。

漫画業界では、作者が同じ雑誌で新連載を始めた場合、休載中の旧作が再開されないまま自然消滅するケースは珍しくありません。月刊誌で2作品を同時連載するのは作業量的に困難であり、この前例を知る読者ほど打ち切りを確信する傾向があります。

ただし、後述するように公式に「完結」とアナウンスされたわけではないため、あくまで状況からの推測にとどまるという点は押さえておく必要があります。

理由3:物語が途中のまま止まっている

『稲妻とロマンス』は既刊6巻・全23話の時点で休載に入っています。物語は、主人公の菫と麗央が交際に発展した後、菫の両親が二人の交際に反対するという展開の途中で止まりました。物語の核心部分が未解決のまま中断していることも、打ち切り説の根拠として挙げられています。

菫と麗央の関係がどう決着するのかが描かれないまま2年近くが経過しており、ストーリーとしては明らかに未完の状態です。通常、連載漫画が完結する場合は最終話に向けた展開が組まれ、「次号最終回」などの告知が出ますが、そうした動きが一切ないまま休載に入った点が不自然だと指摘する声があります。

加えて、みきもと凜の前作『午前0時、キスしに来てよ』が全12巻で完結したこと、さらにその前の『きょうのキラ君』が全9巻で完結したことと比較すると、『稲妻とロマンス』の6巻は明らかにボリュームが少ないと言えます。人気作者の連載としては短めであり、本来ならまだ続くはずだったのではないかという見方につながっています。

もっとも、少女漫画の場合は全6巻で完結する作品も珍しくなく、巻数だけで打ち切りかどうかを判断するのは早計です。問題は巻数そのものよりも、物語が途中で止まっている点にあります。最終回を迎えていないため、読者としては「打ち切りなのか、いつか続きが読めるのか」が気になるのは当然でしょう。

稲妻とロマンスは本当に打ち切りなのか?

打ち切りの疑惑が根強い『稲妻とロマンス』ですが、確定的な証拠があるわけではありません。打ち切り説と反論の双方を整理して、現状を正確に把握しましょう。

打ち切り説を支持する根拠

最も大きな根拠は、やはり作者が同じ雑誌で新連載を始めていることです。一般的に月刊誌の漫画家が同誌で2作品を同時に連載するのは稀であり、新連載の開始は旧作の事実上の終了を意味するケースが大半です。

また、休載理由が「制作の都合」「作者の都合」と曖昧な表現にとどまっている点も気になります。体調不良であれば「体調不良のため」と明記されるのが一般的で、あえて曖昧にしているのは編集部が打ち切りを公にしたくない事情がある可能性を示唆しています。

休載告知に「連載再開時期は追ってお知らせします」といった文言がないのも不安材料です。通常の一時休載であれば再開の見通しに触れるのが慣例ですが、それがないということは、再開の予定自体がない可能性を匂わせています。

さらに、7巻の発売日が2年近く未定のままという事実も大きいでしょう。連載が継続中であれば単行本の刊行も続くはずですが、新刊が完全にストップしていることは、出版社側も続刊を想定していないことの表れとも解釈できます。

打ち切りではない可能性

一方で、出版社や作者から「打ち切り」「完結」という公式発表は一切出ていません。講談社の作品ページでは引き続き『稲妻とロマンス』の情報が残されており、正式に終了した扱いにはなっていません。

電子書籍ストア(ブックライブ、BOOK WALKER、コミックシーモアなど)では、『稲妻とロマンス』は「完結」ではなく「連載中」のステータスで販売が継続されています。出版社が作品を完全に終了させる場合、通常はステータスを「完結」に変更するため、この点は再開の余地が残されている根拠になり得ます。

少女漫画誌では、作者の事情(育児・体調・他作品との兼ね合いなど)で数年の長期休載を経て連載が再開された例も存在します。みきもと凜が新連載を軌道に乗せた後、改めて『稲妻とロマンス』の続きを描くという可能性もゼロではありません。

加えて、みきもと凜は別冊フレンドで長年にわたり複数のヒット作を送り出してきた看板作家です。編集部との関係も良好と推測され、仮に打ち切りであっても「作者の意向を尊重した形での連載終了」であった可能性があります。いわゆる人気低迷による強制打ち切りとは事情が異なるかもしれません。

公式からの発表状況

2026年3月時点で、講談社および別冊フレンド編集部から『稲妻とロマンス』の連載終了に関する公式発表はありません。別冊フレンド公式サイトに掲載されているのは休載告知のみです。

作者のみきもと凜もX(旧Twitter)やInstagramで『稲妻とロマンス』の終了や今後の見通しについて言及していません。SNSでの発信は新連載『宝石箱に愛をつめよう』に関する情報が中心となっており、旧作についての情報発信は行われていない状況です。

公式発表がないため「打ち切り確定」とは断言できないものの、長期休載・新連載開始・再開告知なしという状況証拠は、事実上の連載終了を強く示唆しています。今後、講談社から正式なアナウンスが出るまでは「打ち切り疑惑あり」というのが最も正確な評価と言えるでしょう。

稲妻とロマンスの作者・みきもと凜の現在

みきもと凜は少女漫画界でトップクラスの人気を誇る漫画家で、複数のヒット作と実写映画化の実績を持っています。『稲妻とロマンス』は休載中ですが、作者自身は現在も精力的に活動を続けています。

新連載「宝石箱に愛をつめよう」を別冊フレンドで連載中

みきもと凜は2025年4月発売の別冊フレンド5月号から、新連載『宝石箱に愛をつめよう』を開始しました。女子高生・月森百音と先輩・朝日杏治による「再生」をテーマにしたラブストーリーで、別冊フレンド創刊60周年の記念号で巻頭カラーを飾る形で華々しくスタートしています。

2025年11月には単行本1巻が発売され、各電子書籍ストアでも好評配信中です。2026年に入っても別冊フレンドで表紙&巻頭カラーでの掲載が続いており、みきもと凜の新たな代表作として定着しつつあります。

このことから、みきもと凜は健康上の問題で休載しているわけではなく、現在も漫画家として活発に執筆活動を行っていることがわかります。『稲妻とロマンス』の休載は体調面の問題ではなく、作品そのものに関する事情であったと推測できます。

みきもと凜の他の作品

みきもと凜は別冊フレンドを主な活動の場として、複数のヒット作を生み出してきた実力派の漫画家です。代表作の一つ『近キョリ恋愛』(全10巻)は2014年に山下智久と小松菜奈のダブル主演で実写映画化されました。

続く『きょうのキラ君』(全9巻)は2017年に中川大志と飯豊まりえの主演で実写映画化。さらに『午前0時、キスしに来てよ』(全12巻)も2019年に片寄涼太と橋本環奈の主演で映画化されており、3作連続で実写化を果たすという少女漫画界でも際立った実績を持っています。

いずれの作品もイケメン男子と等身大のヒロインの恋愛を描くスタイルで、『稲妻とロマンス』もその系譜に連なる作品でした。みきもと凜のファンにとっては、新連載『宝石箱に愛をつめよう』でもこの作風が引き継がれていることが嬉しいポイントでしょう。

映画化を複数回実現している実力派であり、別冊フレンドにおける存在感は非常に大きいです。今後の活動にも注目が集まっています。

稲妻とロマンスを読むなら電子書籍がお得

『稲妻とロマンス』は既刊6巻がすべて電子書籍で購入可能です。1巻あたり約480〜528円で、全6巻を購入しても約3,000円程度とまとめ買いしやすい価格帯になっています。紙の単行本もAmazonや書店で取り扱いがあります。

連載の今後は不透明ですが、菫と麗央のじれったい恋愛模様は6巻まででも十分に読みごたえがあります。頬の傷から「怖い」と誤解されている麗央が、菫にだけ見せるギャップのある表情や、猫好きという意外な一面など、みきもと凜ならではの繊細な作画とキャラクター描写が光る作品です。

みきもと凜作品を初めて読む方であれば、映画化もされた『午前0時、キスしに来てよ』(全12巻)や『近キョリ恋愛』(全10巻)もあわせてチェックしてみるとよいでしょう。どの作品も等身大のヒロインとイケメン男子のドキドキする恋愛が楽しめます。

また、みきもと凜の新連載『宝石箱に愛をつめよう』も電子書籍で配信中です。『稲妻とロマンス』で描かれた恋愛テイストが気に入った方は、新作もあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。


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