石川ローズ先生の『あをによし、それもよし』は、2020年8月の3巻発売以降、新刊が出ておらず長期休載の状態が続いています。掲載誌であるグランドジャンプPREMIUMの休刊と後継誌への移行が、休載の背景にあるとみられています。
この記事では、石川ローズ先生の休載理由、打ち切りの可能性、そして連載再開の見込みについて、公式情報をもとに詳しく解説します。
| 作品名 | あをによし、それもよし |
|---|---|
| 作者 | 石川ローズ |
| 連載誌 / 放送局 | グランドジャンプPREMIUM → グランドジャンプむちゃ(集英社) |
| 連載期間 | 2017年4月〜(長期休載中) |
| 巻数 | 既刊3巻(3巻:2020年8月19日発売) |
| 打ち切り判定 | 🟡 打ち切り疑惑あり |
石川ローズが休載している理由
石川ローズ先生の代表作『あをによし、それもよし』は、2017年4月にグランドジャンプPREMIUMで連載を開始した奈良時代タイムスリップコメディです。現代のミニマリスト・山上が奈良時代にタイムスリップし、下級役人の小野老と繰り広げる異文化交流を描いた作品として、歴史好きや日常系コメディのファンから支持を集めていました。
しかし、3巻が2020年8月に発売されて以降、4巻の発売日は未定のままです。この長期にわたる休載には、いくつかの背景があると考えられます。
理由1:掲載誌グランドジャンプPREMIUMの休刊
休載の最大の要因とみられるのが、掲載誌の変遷です。『あをによし、それもよし』が連載されていたグランドジャンプPREMIUMは、2018年10月31日発売号(2018年11月号)をもって刊行を停止しました。
同誌は2018年12月26日に創刊された『グランドジャンプむちゃ』にリニューアルされ、掲載作品の一部が新誌に引き継がれています。偶数月の第4水曜日に発行される隔月刊誌であるため、掲載枠そのものが限られています。
掲載誌の休刊はそれまでの連載ペースを大きく乱す要因になります。リニューアル後の『グランドジャンプむちゃ』に移行できたとしても、隔月刊というペースでは単行本のストックが貯まりにくく、新刊の間隔が開く原因となります。
実際、1巻から3巻の発売間隔を見ると、1巻が2018年4月、3巻が2020年8月と、もともと刊行ペースは速くありませんでした。掲載誌の変遷がこの傾向をさらに加速させたと考えられます。
理由2:4巻の未発売が5年以上続いている
『あをによし、それもよし』の3巻は2020年8月19日に発売されました。しかし、それから5年以上が経過した現在も4巻の発売日は公式に発表されていません。
コミックスの発売情報を追跡するサイトでも、4巻の発売予定は「未定」とされています。隔月刊の掲載誌であることを考慮しても、5年以上にわたって新刊が出ないのは異例の長さです。
この状況から、単に掲載ペースが遅いだけでなく、事実上の休載状態にあると判断せざるを得ません。雑誌掲載自体が長期間途絶えている可能性が高いでしょう。
ファンの間では「打ち切りになったのでは?」「作者に何かあったのでは?」という声が上がっており、休載理由への関心が高まっています。
理由3:公式からの休載に関する説明がない
休載が長期化しているにもかかわらず、集英社や石川ローズ先生から公式な休載理由の説明は確認できていません。多くの漫画家が長期休載に入る際に体調不良や取材のためといった理由を発表するのとは対照的です。
石川ローズ先生のX(旧Twitter)アカウント(@ishikawarose)は存在していますが、近年の更新頻度は低く、休載の経緯について具体的な言及は見当たりません。
公式サイトに作品ページが残っている一方で、新しい掲載情報が更新されていない状態が続いています。このように情報が限られているため、ファンが不安を抱くのも無理はありません。
あをによし、それもよしは打ち切りになるのか?
長期休載が続く『あをによし、それもよし』ですが、打ち切りが確定したという情報は現時点で出ていません。ただし、状況的には楽観できない面もあります。
集英社公式サイトの掲載状況
集英社のグランドジャンプ公式サイトには、『あをによし、それもよし』の作品ページが連載作品として残されています。公式に「完結」「連載終了」といった表記がされていない点は、打ち切りではないことを示す一つの材料です。
ヤンジャン+(集英社の公式漫画アプリ)でも作品ページが公開されており、第1話からの無料公開が行われています。もし正式に打ち切られていれば、こうしたプロモーションが継続される可能性は低いでしょう。
ただし、公式サイトに掲載が残っているだけでは「連載が継続している」とは断言できません。更新が止まったまま掲載が残っている作品も少なくないためです。
打ち切りの心配はあるか
率直に言えば、打ち切りの可能性は否定できない状況です。5年以上にわたり新刊が発売されておらず、掲載誌での掲載も確認しにくい状態にあります。
一方で、隔月刊誌であるグランドジャンプむちゃは、週刊誌と違って長期休載の作品が復帰するケースもあります。掲載枠に限りがある分、休載と復帰が繰り返されること自体は珍しくありません。
打ち切りか継続かを最終的に判断する材料としては、公式からの正式なアナウンスを待つしかないのが現状です。
連載再開の可能性
連載再開の可能性については、公式な発表がない以上、現時点では不透明と言わざるを得ません。ただし、完全に打ち切りと断定する材料もないため、再開の望みが完全に絶たれたわけではないでしょう。
石川ローズ先生はこれまでに前作『陽の当たらない小出くん』(月刊アクション、2014年12月〜2016年2月、全2巻)を完結させた後、約1年の期間を経て『あをによし、それもよし』の連載を開始しています。
この前例から、作品間にブランクを置く傾向があることがうかがえます。ただし今回の休載期間は前作との間隔をはるかに超えており、同列には語れません。
あをによし、それもよしの連載再開はいつ?
多くのファンが気になっている連載再開の時期について、現在わかっている情報を整理します。
最新情報
2026年3月時点で、『あをによし、それもよし』の連載再開に関する公式発表は確認されていません。集英社のグランドジャンプ公式サイトやグランドジャンプむちゃの次号予告にも、同作の掲載予定は見当たらない状況です。
石川ローズ先生のX(@ishikawarose)アカウントでも、再開時期に言及した投稿は確認できていません。新しい作品の告知なども出ておらず、現在の活動状況は不明です。
公式からの情報発信を待つほかありませんが、グランドジャンプ公式サイトや石川ローズ先生のSNSをフォローしておくことで、再開の第一報をキャッチしやすくなるでしょう。
過去の刊行ペースから見る傾向
これまでのコミックス発売間隔を振り返ると、もともと刊行ペースは速い方ではありませんでした。1巻が2018年4月、3巻が2020年8月と、約2年4か月で3巻の発売です。
隔月刊のグランドジャンプむちゃに掲載されていたとすれば、年間6話程度のペースとなります。1巻あたりの収録話数を考えると、単行本の刊行間隔が1年前後になるのは自然なことでした。
しかし、3巻から5年以上が経過している現在の状況は、過去の刊行ペースとは明らかに異なります。単なるペースの遅れではなく、連載自体が止まっていると考えるのが妥当です。
石川ローズのこれまでの作品と経歴
石川ローズ先生は長崎県出身の漫画家で、2012年に小学館のWebマンガサイト「やわらかスピリッツ」にて『やわらかロック』でデビューしています。
石川ローズの作品一覧
デビュー後、2014年12月から双葉社の月刊アクションで『陽の当たらない小出くん』の連載を開始しました。16歳の姿のまま何度も高校に入り直す吸血鬼・小出万作を主人公にしたコメディ作品で、全2巻で完結しています。
その後、2017年4月に集英社のグランドジャンプPREMIUMで『あをによし、それもよし』の連載をスタート。現代のミニマリスト・山上が奈良時代にタイムスリップし、欲深い下級役人の小野老と出会うという設定のコメディです。
万葉集の時代を舞台にした日常コメディという独特の題材が話題となり、奈良時代の文化や風習をユーモラスに描く作風が評価されました。既刊3巻が電子書籍を含む各プラットフォームで配信されています。
石川ローズ先生の現在の活動状況については公式な情報が限られており、新作や新連載についての発表も確認できていません。今後の動向については公式アカウントの発信を注視する必要があります。
あをによし、それもよしを読むなら電子書籍がお得
『あをによし、それもよし』は既刊3巻が発売されており、電子書籍であれば各巻をすぐに読み始めることができます。紙の書籍は在庫状況が不安定な場合もあるため、確実に入手したい方には電子書籍がおすすめです。
全3巻であれば購入のハードルも低く、奈良時代を舞台にしたユニークなコメディを気軽に楽しめます。休載中の今のうちに既刊分を読んでおけば、連載再開時にスムーズに続きを追えるでしょう。

