FF7リメイク続編は打ち切り?3部作完結編の開発状況と真相を解説

『ファイナルファンタジーVII リメイク』の続編は打ち切りではなく、3部作の完結編となる3作目が現在も開発進行中です。打ち切り説が広まった背景には、2作目『FF7リバース』の初週売上が前作を下回ったことやPS5独占による販売面の課題がありました。この記事では、FF7リメイク続編の打ち切り説が生まれた理由と、3作目の最新開発状況について詳しく解説します。

作品名 ファイナルファンタジーVII リメイク(FF7リメイク)
開発・販売 スクウェア・エニックス
主要スタッフ 野村哲也(クリエイティブディレクター)、浜口直樹(ディレクター)、北瀬佳範(プロデューサー)
プラットフォーム PS4 / PS5 / PC(Steam・Epic Games Store)
シリーズ構成 全3部作(Part1:2020年発売 / Part2:2024年発売 / Part3:開発中)
打ち切り判定 🔵 連載中(打ち切りではない)

FF7リメイク続編が打ち切りと言われた理由

FF7リメイクの続編が「打ち切りになったのでは?」とネット上で噂されるようになったのは、主に2作目『FF7リバース』発売後のことです。複数の要因が重なり、打ち切り説が広がりました。

理由1:FF7リバースの初週売上が前作を大幅に下回った

打ち切り説が広まった最大の原因は、2024年2月29日に発売された2作目『ファイナルファンタジーVII リバース』の国内初週パッケージ販売本数です。ファミ通の集計によると、初週売上は約26.3万本にとどまりました。

前作『FF7リメイク』の国内初週売上は約70.3万本だったため、続編の初週は前作の約37%まで落ち込んだことになります。この大幅な減少がSNSや掲示板で「爆死」と話題になり、「売れていないから3作目は出ないのでは」という憶測につながりました。

スクウェア・エニックス自身も決算説明会で「初動セールスは想定に届かなかった」とコメントしており、販売面での課題を認めています。こうした公式コメントが逆に打ち切り説を加速させる結果となりました。

ただし、この数字にはダウンロード版の売上が含まれていない点に注意が必要です。近年はデジタル購入の比率が高まっており、パッケージ版だけで作品全体の売上を判断することはできません。

理由2:PS5独占でプレイできるユーザーが限られた

前作『FF7リメイク』はPS4で発売されましたが、続編の『FF7リバース』はPS5独占タイトルとして発売されました。2024年2月時点ではPS5の国内普及台数はPS4ほどではなく、前作をPS4で楽しんだプレイヤーの多くが続編のために新ハードを購入する必要がありました

「続編を遊ぶためだけにPS5を買うのか」という不満の声はSNSで大きく広がりました。PS5は発売当初の品薄問題が長期化し、抽選販売や転売価格の高騰が社会問題にもなったハードです。安定供給が実現した後も「もう興味を失った」という層は少なくありませんでした。

実際、PS5を持っていないファンにとっては「事実上の打ち切り」と感じられる状況だったことは否定できません。SNSでは「PS4版で出してくれれば買うのに」「ハードごと買い替えるほどの作品か悩む」といった声が目立ちました。

この問題は後に2025年1月のPC(Steam・Epic Games Store)版リリースによって一部解消されましたが、PS5独占期間は約11か月に及びました。その間に「打ち切り」という印象が定着してしまった面があります。

理由3:3部作完結までの期間が長すぎる

FF7リメイクプロジェクトは全3部作として発表されました。1作目が2020年、2作目が2024年に発売され、3作目の発売時期は2026年3月時点でまだ正式発表されていません。

仮に3作目が2027年に発売された場合、1作目から完結まで約7年かかることになります。原作『FF7』を1本のソフトとして体験した世代からすると、「1つのストーリーを完結させるのに7年もかかるのか」という不満は自然な反応でしょう。

開発期間の長さは「途中で開発が中止になるのでは」という不安にもつながります。特にスクウェア・エニックスが近年、複数タイトルの開発中止を行っていることも、ファンの懸念を強めた要因です。2024年には複数のプロジェクトの見直しが発表されており、「FF7リメイクも同じ運命をたどるのでは」と心配する声がありました。

また、3部作の間でセーブデータの引き継ぎができないことも批判の対象となりました。1作目で育てたマテリアや武器が2作目に持ち越せず、プレイヤーの達成感が分断されてしまう設計です。「本当に完結させる気があるのか」「3作で完結すると言いながらさらに分割されるのでは」という疑念を招きました。

理由4:スクウェア・エニックスの業績不振との関連

スクウェア・エニックスは2024年に入り、複数タイトルの販売不振や開発見直しが報じられました。『FF16』も期待された販売本数には届かなかったとされ、「スクエニの大作RPG路線が行き詰まっている」という見方が広がっていました。

こうした企業全体の不安定な印象が、FF7リメイクプロジェクトにも波及しています。「会社の経営判断で3作目が中止されるのでは」という懸念は、売上データだけでなく企業の経営方針への不信感から生まれたものです。

ただし、FF7リメイクプロジェクトはスクウェア・エニックスにとって最重要IPの一つであり、経営状況にかかわらず完結させる必要がある看板タイトルです。未完結のまま打ち切れば企業としての信頼が大きく損なわれるため、他タイトルとは事情が異なります。

FF7リメイク続編が打ち切りではない根拠

打ち切り説はあくまでファンの間で広まった噂にすぎません。公式の情報を確認すると、FF7リメイクプロジェクトは着実に完結に向けて進んでいます。

3作目の開発が順調に進行中

2025年12月のファミ通インタビューで、ディレクターの浜口直樹氏は3作目について「ゲーム体験自体はほぼ完成していて、作り込んでいくフェーズになっている」と明言しています。開発は企画段階ではなく、すでに仕上げの工程に入っているということです。

また、正式タイトルについても野村哲也氏と相談して「2つの案に絞っている」と語っており、タイトル未定=開発が進んでいないわけではないことがわかります。

AUTOMATONの2026年2月の報道では、「三部作目はスムーズに開発中」であり、Unreal Engineのバージョンをあえて上げないことで開発速度を維持していると伝えられています。技術的な基盤が前作と共通しているため、過去作よりも効率的に開発が進んでいるとのことです。

スクウェア・エニックスが完結を公式に約束

スクウェア・エニックスは公式に、FF7リメイクプロジェクトの完結編について情報を発信しています。GAME Watchの報道によると、完結作は先行プラットフォームなしの同時発売を示唆する公式のお知らせが出されています。PS5独占で売上が減少した反省を踏まえた判断とみられます。

さらに、プロデューサーの北瀬佳範氏は以前のインタビューで「3作目は絶対に出さないといけない作品」と明言しており、プロジェクト中止の選択肢がないことを示しています。1997年の原作発売から約30年にわたって愛されてきたIPの完結編であり、スクウェア・エニックスとしても途中で投げ出すことはありえないという姿勢です。

電ファミニコゲーマーの2026年2月の報道では、浜口氏が「今年(2026年)はこれまで以上に積極的に情報を発信していく」と発言しています。3作目のタイトル発表を含む大規模な情報公開が予定されていることがうかがえます。

こうした開発者の発言が定期的に出ていること自体が、プロジェクトが活発に動いている証拠です。打ち切りが予定されているプロジェクトであれば、開発者がここまで具体的に今後の展望を語ることはありません。

Steam版の好調がプロジェクト継続を後押し

2025年1月23日に発売されたPC版『FF7リバース』は、Steam売上ランキングで発売初日に首位を獲得しました。AUTOMATONの報道によると、米国市場では週間売上でトップクラスの成績を記録し、PS5版の初動不振を補う結果となっています。

SteamDBのデータでは、最大同時接続プレイヤー数が約4万人に達し、Steam上のファイナルファンタジーシリーズ作品としては『FFXIV』に次ぐ2位の記録でした。PS5を持っていなかった層がPC版に流れたことで、本作への潜在的な需要が証明された形です。

PC版の好調は、3作目のマルチプラットフォーム同時発売という方針にもつながっています。PS5独占による売上減少という課題に対して、スクウェア・エニックスが具体的な対策を講じていることがわかります。

発売プラットフォームが広がれば、より多くのプレイヤーが3作目を発売日に遊べるようになります。2作目の「PS5独占による機会損失」という教訓が活かされるかどうかが、3作目の売上を大きく左右するでしょう。

FF7リメイクプロジェクトの開発陣の現在

FF7リメイクプロジェクトを率いる主要スタッフは、全員が引き続き3作目の開発に関わっています。

野村哲也・浜口直樹・北瀬佳範の活動状況

クリエイティブディレクターの野村哲也氏は、FF7リメイクプロジェクト全体を統括する立場を維持しています。3作目のタイトル決定にも直接関与しており、プロジェクトの中核にいることは明らかです。

ディレクターの浜口直樹氏は、2025年12月のファミ通インタビューや2026年2月のメディア取材に積極的に応じており、3作目では「飛空艇(ハイウインド)」が重要なキーワードになることを明かしています。各部作で異なるゲームデザインを採用するというコンセプトのもと、3作目では新たなゲーム体験を提供する方針です。

プロデューサーの北瀬佳範氏は、2024年11月のG-STAR 2024で「3作目は真正面から飛空艇に挑む」と語っています。開発陣が具体的なゲーム内容について語っているということは、開発が十分に進んでいる証拠です。

関連プロジェクトの展開

FF7リメイクプロジェクトに関連して、スマートフォン向けタイトル『ファイナルファンタジーVII エバークライシス』も展開されていました。FF7という作品を多角的に展開している状況は、プロジェクトが活発であることの表れです。

また、3作目の完成後にはDLCを制作するか新作を手がけるかを検討している段階であるとの報道もあります。スクウェア・エニックスは3作目で終わりではなく、完結後の展開まで視野に入れているということです。

ゲーム業界では、打ち切りが決まったプロジェクトについて「完成後のDLC」まで言及することはありえません。こうした発言が出ていること自体が、プロジェクトの打ち切りとは正反対の状況であることを示しています。

FF7リメイクシリーズの時系列まとめ

FF7リメイクプロジェクトの各タイトルと、原作との対応関係を整理します。シリーズが初めての方にも全体像がわかるようにまとめました。

タイトル 発売日 対応範囲
FF7リメイク(Part1) 2020年4月10日(PS4) 原作のミッドガル脱出まで
FF7リメイク インターグレード 2021年6月10日(PS5) PS5版本編+ユフィ新規エピソード
FF7リバース(Part2) 2024年2月29日(PS5) ミッドガル脱出後〜忘らるる都
FF7リバース PC版 2025年1月23日(Steam/Epic) PS5版と同内容
3作目(タイトル未定) 未発表(開発中) 忘らるる都以降〜完結

原作『FF7』は1997年にPlayStationで発売された1本のソフトでしたが、リメイク版ではストーリーを大幅に拡張し3部作として再構成しています。各部作はそれぞれ40〜60時間以上のボリュームがあり、原作の数倍の規模で描き直されています。

1作目はミッドガルという都市の中だけの物語、2作目はミッドガルを出て広大なフィールドを冒険する物語と、作品ごとにゲームデザインが大きく変わっているのも特徴です。3作目では飛空艇による移動が加わり、さらにスケールの大きな体験になることが示唆されています。

なお、リメイク版は原作のストーリーを忠実に再現するだけでなく、独自の展開や新要素が加えられています。原作をプレイ済みの人にとっても新鮮な体験となるよう設計されており、「リメイクでありながら完全な新作」という位置づけです。


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