BG身辺警護人シーズン2は打ち切り?全7話で終了した本当の理由を解説

『BG~身辺警護人~』シーズン2は打ち切りではなく、新型コロナウイルスの影響で話数が短縮されたドラマです。当初は全10話の予定でしたが、撮影延期と脚本の大幅な書き直しにより全7話に変更されました。この記事では、シーズン2が打ち切りと言われた理由と、実際には打ち切りではない根拠を視聴率データなどとともに解説します。

作品名 BG~身辺警護人~
脚本 井上由美子
主演 木村拓哉
放送局 テレビ朝日(木曜ドラマ枠)
放送期間 シーズン1:2018年1月〜3月(全9話)
シーズン2:2020年6月〜7月(全7話)
巻数 全2シーズン(計16話)
打ち切り判定 🟢 打ち切りではない(放送終了)

BG~身辺警護人~シーズン2が打ち切りと言われた理由

『BG~身辺警護人~』シーズン2は2020年に放送されましたが、その終わり方から「打ち切りでは?」という声がネット上で広がりました。ここでは、打ち切り説が生まれた主な理由を詳しく整理していきます。

理由1:全7話という異例の短さ

打ち切り説が広まった最大の原因は、シーズン2が全7話という通常の連続ドラマより短い話数で終了したことです。テレビ朝日の木曜ドラマ枠は通常9〜11話で構成されるため、全7話は明らかに短く見えます。

シーズン1が全9話だったこともあり、シーズン2で話数が減ったことに違和感を覚えた視聴者は少なくありませんでした。「途中で打ち切られたのでは」と推測する声がSNSや掲示板で見られました。

しかし実際には、この話数の短縮は視聴率低迷や制作側の判断による打ち切りではありません。当初は全10話の予定だったものが、後述するコロナ禍の影響で7話に変更されたという経緯があります。

全7話で放送が終わったため、ストーリーが駆け足に感じられた視聴者もいたようです。ただし、脚本は7話完結に合わせて書き直されており、物語として破綻のない形で最終回を迎えています。

Yahoo!知恵袋でも「BG身辺警護人はなぜ7話で最終回だったのでしょうか」という質問が複数投稿されており、話数の少なさに疑問を抱いた視聴者が多かったことがわかります。

理由2:新型コロナウイルスによる放送延期

シーズン2はもともと2020年4月16日から放送開始の予定でした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により撮影が中断され、放送開始が約2ヶ月延期されることになりました。

2020年4月に緊急事態宣言が発令された時点で、撮影が完了していたのは2話分のみだったとされています。それ以降の撮影は全面的にストップし、スタッフ・キャストの安全確保が最優先となりました。

さらに、当初の脚本には東京オリンピック・パラリンピック関連のストーリーラインが含まれていましたが、五輪延期が決まったことで脚本の大幅な書き直しが必要になりました。結果として、3話以降は新たに脚本が書き起こされています。

撮影が再開された後も、感染防止対策のためにロケ地の確保やエキストラの人数制限など、通常とは異なる制作環境で撮影が進められました。こうした制約が脚本にも影響を与え、大規模なアクションシーンや群衆シーンが制限されたとみられています。

このような異例の事態から「何かトラブルがあったのでは」「打ち切りになったのでは」という憶測が広まりました。放送延期という事実だけが先行し、その理由がコロナ禍であることが十分に伝わらなかった側面もあります。

理由3:シーズン3が制作されていない

シーズン2の最終回が放送された後、ファンの間では「シーズン3を待っている」という声が多数上がりました。シネマトゥデイの報道でも、最終回放送後にSNS上でシーズン3を希望する声が殺到したと伝えられています。

しかし、2026年3月時点でシーズン3の制作は公式に発表されていません。シーズン2の放送終了から5年以上が経過しており、続編の可能性は低くなっているとみられます。

シーズン2の最終回では、主人公・島崎章と高梨雅也のバディが印象的に描かれ、続編を期待させる終わり方でした。それだけに、続編がないこと自体が「打ち切りだったから続きが作れないのでは」という憶測につながっています。

一部の報道では、木村拓哉が特定のシリーズに長期間縛られることを避ける意向を示したとも伝えられています。仮にこれが事実であれば、シーズン3が実現しない理由は打ち切りではなく、キャスティング上の事情ということになります。

なお、木村拓哉と脚本家・井上由美子は2024年にテレビ朝日で別のドラマ『Believe−君にかける橋−』で再タッグを組んでいます。両者の関係が良好であることから、「BG」シリーズが不和によって終了したわけではないことがわかります。

BG~身辺警護人~シーズン2が打ち切りではない根拠

打ち切り説はあくまでネット上の推測です。客観的なデータや制作の経緯を確認すると、シーズン2が打ち切りではないことがわかります。

視聴率は全話2桁をキープしていた

打ち切りの典型的な原因は視聴率の低迷ですが、『BG』シーズン2は全7話すべてで2桁の視聴率を記録しています。初回は15.7%を記録し、最終回は16.7%という高い数字で有終の美を飾りました。

MANTANWEBの報道によると、最終回の平均視聴率16.7%はこのクールのドラマとしてもトップクラスの数字でした。視聴率が原因で打ち切りになるドラマとは状況が全く異なります。

シーズン1の平均視聴率は15.2%でしたが、シーズン2はそれを上回る数字を残しています。コロナ禍で在宅率が高かった影響もあるとはいえ、視聴者からの支持が高いドラマだったことは間違いありません。

2020年春〜夏クールはコロナ禍で多くのドラマが苦戦しましたが、『BG』は安定して高視聴率を維持しました。テレビ朝日の木曜ドラマ枠としても、シーズン2の視聴率は枠の平均を大きく上回る水準です。視聴率が低迷して打ち切りになるドラマは初回から1桁台に落ち込むケースが多いですが、『BG』はそれとは真逆の状況でした。

話数短縮はコロナ禍による制作環境の問題

シーズン2が全7話になった理由は、すでに述べたとおり新型コロナウイルスの影響です。テレビ朝日の木曜ドラマ枠の後番組のスケジュールも決まっていたため、放送枠を延長することが難しかったとされています。

主演の木村拓哉はMANTANWEBのインタビューで、最終回を迎えた心境について「悔しい思いはあるが160%やり尽くした」と語っています。この発言からも、制作陣が限られた条件の中で最善を尽くしたことがうかがえます。

コロナ禍では『BG』以外にも多くのドラマが放送延期や話数短縮を余儀なくされました。2020年春クールのドラマは業界全体が異例の事態に見舞われており、『BG』だけが特別な事情を抱えていたわけではありません。

当初の脚本に含まれていた東京五輪関連のエピソードは、五輪が2021年に延期されたことで全面的に削除されました。ストーリーの根幹に関わる変更だったため、単純に3話分をカットするのではなく、脚本家の井上由美子が3話以降を一から書き直しています。

このように、話数の短縮はテレビ局や制作陣の意思ではなく、社会全体が直面した未曾有の事態によるものでした。「打ち切り」とは本質的に異なる経緯です。

最終回まで物語が完結している

打ち切りドラマの場合、ストーリーが途中で中断されたり、急に話が飛んで不自然に終わるケースが多く見られます。しかし『BG』シーズン2は、脚本を7話完結に合わせて再構成しており、物語として一つの結末を迎えています。

最終話では島崎が”逃亡者”となった高梨を身辺警護するという緊迫したエピソードが描かれました。シーズン2を通じて描かれた島崎と高梨の関係性に一つの決着がつく内容となっています。

脚本の井上由美子は、コロナ禍でオリンピック関連のエピソードをすべて削除した上で、限られた話数の中で新たなストーリーを構築しています。制作側が途中で放り投げたのではなく、状況に合わせて最善の形を模索した結果です。

視聴者からも最終回の完成度について「7話とは思えない密度だった」「しっかり完結していた」という感想が多く寄せられていました。打ち切りドラマにありがちな投げっぱなしの結末ではなかったことは、視聴者の反応からも明らかです。

シーズン1から続く人気シリーズだった

『BG~身辺警護人~』はシーズン1の時点で高い評価を得ていた作品です。2018年1月クールに放送されたシーズン1は全9話で、平均視聴率15.2%という好成績を残しました。

シーズン1の成功を受けて、約2年の期間を経てシーズン2の制作が決定しています。テレビ朝日がシリーズ化を前提に制作を進めていた作品であり、打ち切りとは対極の扱いだったことがわかります。

木村拓哉主演のドラマは高い注目度を集めるため、テレビ局にとっても重要なコンテンツです。視聴率が好調で続編まで制作された作品が、突然打ち切りになるというのは極めて考えにくい状況でした。

BG~身辺警護人~の脚本家・井上由美子の現在

『BG』の脚本を手がけた井上由美子は、日本を代表する脚本家の一人です。『BG』以降も精力的に活動を続けています。

井上由美子の最新作品

井上由美子は2024年にテレビ朝日で『Believe−君にかける橋−』の脚本を担当しました。このドラマも木村拓哉が主演を務めており、『BG』に続く井上×木村のタッグ作品として注目されました。

2025年にはフジテレビで木村文乃主演のドラマの脚本を手がけているほか、天海祐希主演の『緊急取調室』シリーズの脚本も担当しています。複数の局で同時期に作品を手がける売れっ子脚本家として活躍中です。

井上由美子は『GOOD LUCK!!』『白い巨塔』『14才の母』など数々のヒット作を生み出してきた実績があります。『BG』が打ち切りになったのではなく、脚本家自身がさまざまなプロジェクトに取り組んでいることからも、シリーズの終了は制作上の都合だったことがわかります。

木村拓哉の近年の出演作

主演の木村拓哉も『BG』終了後に精力的に活動しています。前述の『Believe−君にかける橋−』(2024年)では井上由美子脚本のドラマに再び出演しました。

木村拓哉は映画でも活躍しており、『BG』の終了は俳優としてのキャリア上の判断であって、ドラマが打ち切りになったこととは無関係です。『BG』のキャストとスタッフが別の作品で再びタッグを組んでいるという事実が、シリーズの終了がネガティブなものではなかったことを裏付けています。

なお、井上由美子と木村拓哉のコンビは『HERO』シリーズでも知られています。両者はキャリアを通じて複数回タッグを組んでおり、信頼関係が築かれている間柄です。『BG』の終了は両者の関係悪化によるものではないことは明らかでしょう。

BG~身辺警護人~の見る順番・配信情報

『BG~身辺警護人~』を初めて見る方のために、視聴順と配信状況を整理します。

見る順番

『BG~身辺警護人~』はシーズン1(全9話)→シーズン2(全7話)の順番で視聴するのがおすすめです。シーズン2はシーズン1の続編として登場人物や設定を引き継いでいるため、シーズン1から見ることで物語をより深く楽しめます。

全2シーズン計16話という構成のため、比較的短い時間で一気見が可能です。1話あたり約54分の放送枠なので、合計でおよそ14〜15時間で全話を視聴できます。

配信中のサービス

シーズン1・シーズン2ともに、テレビ朝日系のドラマとしてTELASA(テラサ)で配信されています。また、U-NEXTでも視聴可能です。

TVerでは期間限定で配信される場合がありますが、常時配信ではありません。確実に視聴したい場合はTELASAやU-NEXTを利用するのが良いでしょう。

打ち切りではないかと気になっていた方は、実際に視聴してシーズン2の完成度を確認してみてはいかがでしょうか。全7話と短いながらも、民間ボディガードという独特のテーマを扱った見応えのある作品です。

なお、動画配信サービスの配信状況は時期によって変更される可能性があるため、視聴前に各サービスの公式サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。


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