忘却バッテリーが打ち切りと言われた理由!休載や前作の影響で広まった噂の真相を解説

『忘却バッテリー』は打ち切りではなく、少年ジャンプ+で現在も連載が続いている作品です。作者みかわ絵子の前作が打ち切りだったことや、複数回の休載、アニメ1期の終了が重なり「打ち切りでは?」という噂が広まりました。この記事では、打ち切り説が出た具体的な理由と、本作が打ち切りではない根拠を詳しく解説します。

作品名 忘却バッテリー
作者 みかわ絵子
連載誌 少年ジャンプ+(集英社)
連載期間 2018年4月〜連載中
巻数 既刊23巻(2026年1月時点)
打ち切り判定 🔵 連載中(打ち切りではない)

忘却バッテリーが打ち切りと言われた理由

『忘却バッテリー』は少年ジャンプ+で連載中の野球漫画ですが、「打ち切り」というキーワードで検索される機会が少なくありません。実際には打ち切りの事実は一切なく、複数の要因が重なって噂が広まったものです。

打ち切りと誤解された理由は大きく分けて4つあります。いずれも作品の連載形態や外部要因に起因するもので、編集部や作者による打ち切りの発表は一度もありません。

理由1:作者みかわ絵子の前作「ブタイゼミ」が打ち切りだった

打ち切り説が広まった背景のひとつに、作者みかわ絵子の前作『ブタイゼミ』が打ち切りで終了していたという事実があります。前作が打ち切りになった作者の次回作は、読者から「また打ち切りになるのでは」と不安視される傾向があり、この心理が検索行動に反映されたと考えられます。

みかわ絵子自身も2022年12月のX(旧Twitter)投稿で、「忘却バッテリーは前作の打ち切りが決まって最終回までに5話分一気に描き上げた作品」と明かしています。前作終了の直後に生まれた作品だったことが、打ち切りという言葉と結びつきやすい状況を生みました。

ただし『忘却バッテリー』は少年ジャンプ+での連載開始当初から高い支持を得ており、前作の打ち切りとは全く異なる評価を受けています。少年ジャンプ+のアプリ内で累計閲覧数4億PVを超える人気作品に成長しており、前作との状況は根本的に異なります。

理由2:複数回の休載があった

『忘却バッテリー』は隔週木曜更新の連載スケジュールですが、2023年後半から2024年にかけて複数回の休載が発生しました。もともと隔週連載のため更新間隔が空きやすい上に、休載が重なることで読者に「連載が止まった」という印象を与えたと考えられます。

2023年11月16日から12月14日にかけては約4週間にわたって更新がストップし、隔週連載と休載が重なったことで実質的に1か月以上新話が読めない状態になりました。さらに2024年2月から4月にかけても休載期間があり、「連載終了してしまうのでは?」と不安に感じた読者が打ち切りを検索するきっかけになりました。

休載の理由について、作者側からは「スケジュールが整わないため」と説明されています。2024年4月にはTVアニメ第1期の放送が始まっており、アニメ制作への関与による多忙が休載の一因だったとみられています。アニメ化に伴う作業負荷の増大は多くの漫画家が経験するもので、打ち切りの前兆ではありません。

理由3:アニメ第1期が全12話で終了した

2024年4月から7月にかけてテレビ東京系列で放送されたTVアニメ第1期は、全12話(1クール)で放送を終了しました。アニメが終了したタイミングで「最終回」という言葉がSNS上に多数投稿され、原作漫画も最終回を迎えたと勘違いする人が出てきたのです。

アニメ第1期はMAPPAが制作を担当し、原作漫画の第5巻・第30話までの内容が映像化されました。当時すでに原作は18巻以上刊行されていたため、アニメは原作のごく一部をカバーしたに過ぎません。しかしアニメから作品を知った視聴者にとっては、アニメの終了=作品の終了と映ったケースがあったようです。

実際にはアニメ終了直後の2024年11月に第2期の制作が発表され、2027年に放送されることが決定しています。アニメ第1期の終了は打ち切りではなく、一般的な1クールアニメの放送形態に従ったものでした。

理由4:検索サジェストに「打ち切り」が表示される

GoogleやYahoo!の検索窓に「忘却バッテリー」と入力すると、予測変換(サジェスト)に「打ち切り」という候補が表示されます。この現象が、実際に打ち切りが起きたと誤解する人をさらに増やす悪循環を生みました。

検索サジェストは多くの人が検索しているワードを自動で表示する仕組みです。人気作品ほど「打ち切り」がサジェストに表示されやすい傾向があり、『鬼滅の刃』『呪術廻戦』『チェンソーマン』など大ヒット作品でも同様の現象が起きています。つまりサジェストに表示されること自体は、打ち切りの事実を裏付けるものではありません。

むしろ「打ち切り」がサジェストに出るのは、それだけ多くの人が作品に関心を持ち、連載状況を確認しようとしている証拠ともいえます。サジェスト表示=事実ではないことを理解しておく必要があります。

忘却バッテリーが打ち切りではない根拠

『忘却バッテリー』は打ち切りどころか、少年ジャンプ+を代表する人気タイトルのひとつです。連載状況・売上データ・メディア展開のすべてが、打ち切りとは正反対の状況を示しています。

連載が7年以上継続中

『忘却バッテリー』は2018年4月26日の連載開始から2026年3月現在まで、7年以上にわたって連載が継続しています。少年ジャンプ+で隔週木曜に更新が続いており、打ち切り作品にありがちな「突然の連載終了告知」は一切出ていません。

単行本は2026年1月5日発売の第23巻が最新刊で、次巻の第24巻も2026年5月頃の発売が予想されています。23巻という巻数は少年ジャンプ+の連載作品の中でもトップクラスの長寿であり、打ち切り作品とは到底いえない規模です。

打ち切り漫画は通常3〜5巻程度で終了するケースが多く、23巻を超えて連載が続いている時点で打ち切りの可能性は極めて低いと判断できます。

累計発行部数300万部を突破

『忘却バッテリー』のシリーズ累計発行部数は、2024年12月時点で300万部を突破しています。2024年9月に250万部に到達した後、アニメ放送効果もあってわずか3か月で50万部を上積みしました。

野球漫画というジャンルで300万部を超える作品は限られており、商業的に十分な成功を収めています。少年ジャンプ+のアプリ内でも累計閲覧数4億PVを超えており、Web連載漫画としても突出した数字です。

出版社にとって累計300万部を超える連載作品を打ち切る理由はなく、売上データの面からも打ち切り説は否定されます。

アニメ第2期が2027年放送決定

2024年11月にTVアニメ第2期の制作が正式に発表され、2027年に放送されることが決定しています。2025年12月にはティザービジュアルと声優陣の新規録り下ろしボイスによる解禁映像も公開されました。

アニメ第1期と同じく増田俊樹、宮野真守、阿座上洋平、島崎信長、梶裕貴といった豪華声優陣の続投が発表されています。さらに2026年には、TVアニメ放送2周年記念の配信特番や振り返り上映会リレー、第2期キックオフイベントなど大型プロモーションが予定されています。

打ち切り作品にアニメの続編が制作されることはありません。第2期の放送決定は、原作漫画の人気と今後の継続を出版社・制作委員会が確信していることの証拠です。

忘却バッテリーの作者の現在

作者みかわ絵子は、2026年3月現在も『忘却バッテリー』の連載を精力的に続けています。前作の打ち切りを乗り越え、現在はジャンプ+の主力作家のひとりとして活躍しています。

みかわ絵子の連載活動

みかわ絵子は『忘却バッテリー』を少年ジャンプ+で隔週連載しながら、2018年の連載開始以来一貫して本作に注力しています。前作『ブタイゼミ』は他誌の複数の会議で全没だった経緯がありますが、少年ジャンプ+の編集者・中路氏が「修正なしでオールOK」と評価し連載に至ったことを、みかわ自身がX上で感謝とともに明かしています。

前作の打ち切りから一転、『忘却バッテリー』では累計300万部・アニメ化・舞台化と大きな成功を収めており、作者としてのキャリアは安定した状況にあります。

2026年3月時点で『忘却バッテリー』以外の新連載は発表されておらず、本作の執筆に専念している状況です。

忘却バッテリーのアニメは何巻・何話まで?続きは原作の何巻から?

TVアニメ第1期は原作漫画の第1巻から第5巻・第30話までの内容が映像化されました。アニメの続きを原作で読む場合は、第6巻から読み始めるのがおすすめです。

アニメ第1期は全12話で、記憶喪失の天才捕手・要圭と天才投手・清峰葉流火が小手指高校に入学し、元天才たちが集まった野球部が動き出すまでが描かれました。原作はその後も試合展開やキャラクターの過去が深掘りされ、23巻を超えてストーリーが続いています。

2027年放送予定のアニメ第2期では、原作の第6巻以降のエピソードが映像化される見込みです。アニメの前に原作を読み進めておくと、第2期をより楽しめるでしょう。

忘却バッテリーを読むなら電子書籍がお得

『忘却バッテリー』は既刊23巻が発売中です。全巻をまとめて購入する場合、電子書籍であれば紙の単行本よりも手軽に読み始めることができます。

少年ジャンプ+のアプリでは初回に限り一部の話を無料で閲覧できますが、全話を読むには単行本の購入が必要です。23巻分をまとめ買いする場合、各電子書籍ストアのクーポンやセールを活用すると費用を抑えられます。


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