クレイジージャーニーは打ち切り?やらせ問題から復活・深夜移動までの経緯を解説

クレイジージャーニーは、2019年にやらせ問題で一度打ち切りになったものの、2022年に復活し、現在も放送が続いている番組です。2026年3月にゴールデン枠での放送は終了しましたが、4月からは深夜帯に移動して放送が継続されています。この記事では、クレイジージャーニーの打ち切り騒動の経緯や、ゴールデン枠終了の背景、番組の現在について詳しく解説します。

番組名 クレイジージャーニー(CRAZY JOURNEY)
MC 松本人志・設楽統・小池栄子
放送局 TBS系列
放送期間 2015年4月〜2019年9月(第1期)/ 2022年10月〜(第2期)
放送枠 月曜22時→2026年4月より月曜23:56に移動
打ち切り判定 🟡 打ち切り疑惑あり(2019年に一度打ち切り→復活→現在は深夜移動で継続)

クレイジージャーニーが打ち切りと言われている理由

「クレイジージャーニー 打ち切り」と検索される背景には、番組が実際に経験した複数のトラブルがあります。ここでは、打ち切りと言われる主な理由を3つに整理して解説します。

理由1:2019年のやらせ問題で実際に番組が終了した

クレイジージャーニーに「打ち切り」のイメージが強い最大の原因は、2019年に不適切演出が発覚し、実際に番組が終了したことです。これは噂レベルではなく、TBS自身が公式に認めた事実でした。

問題が発覚したのは2019年9月です。同年8月14日放送回の「爬虫類ハンター」企画で、静岡大学の加藤英明講師がメキシコで珍しい爬虫類を発見・捕獲する内容が放送されました。しかし、紹介された6種類のうち4種類が事前に現地の協力者に捕獲させ、生息地付近に放したものだったことが外部からの指摘で判明しました。

さらにTBSの社内調査により、過去10回の同企画で紹介した全37種類のうち11種類が同様の手法で撮影されていたことも明らかになりました。これは単発のミスではなく、計7回にわたって繰り返された組織的な不適切演出であり、番組の信頼性を根底から揺るがす問題でした。

2019年11月8日にはBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会が審議入りを決定しました。翌2020年8月4日に放送倫理違反が正式に認定され、BPOは「専門家が自力で希少動物を探し出したと信じた多くの視聴者との約束を裏切るもの」と厳しく指摘しています。

結果として、TBSは2019年10月に同時期に不祥事が発覚した『消えた天才』とともにクレイジージャーニーの番組終了を発表しました。やらせが発覚した番組が自局の判断で打ち切りになるという、テレビ業界でも大きな出来事として注目を集めました。この事実が、番組に「打ち切り」のイメージを強く残すことになったのです。

理由2:2026年3月にゴールデン枠が終了した

2つ目の理由は、2025年12月に報じられた「クレイジージャーニー終了」のニュースです。スポーツ紙をはじめ複数のメディアが、2026年春の改編でクレイジージャーニーが終了すると報道し、SNSでは「攻めた番組がまた一つ消える」「また打ち切りか」といった声が広がりました。

実際に、2026年3月16日放送の2時間スペシャルをもって月曜22時のゴールデン枠での放送は終了しています。後番組には坂上忍と中島健人がMCを務める新番組が発表されており、ゴールデン帯からの撤退は紛れもない事実でした。

ただし、報道当初は「番組終了」として伝えられていたものの、実際には完全な終了ではありませんでした。2026年3月16日の放送内で、4月6日から毎週月曜23時56分〜24時55分の深夜枠に移動して放送を継続することが正式に発表されたのです。つまり「ゴールデン枠の終了」であって「番組の終了」ではなかったことが、後から明らかになりました。

しかし、ゴールデンから深夜への「格下げ」は、テレビ業界では事実上の打ち切りに近い扱いと見られることも多いです。全国ネットから関東ローカル中心の放送体制に変わることも含めて、「打ち切り」と認識した視聴者が少なくなかったのも無理はありません。

理由3:MC松本人志の活動休止による影響

3つ目の理由は、MCの松本人志の活動休止です。2024年1月に松本人志が芸能活動の無期限休止を発表したことで、番組の看板MCが不在になるという異例の事態が発生しました。松本人志は番組開始当初からのMCであり、番組の「顔」ともいえる存在でした。

2024年2月19日の放送からは、設楽統と小池栄子の2人体制での放送が続いています。TBSの担当者は2024年3月時点で「視聴率に大きな影響はない」とコメントしていましたが、ファンの間では「このまま打ち切りになるのでは」という不安がくすぶり続けていました。

松本人志の不在が直接の打ち切り原因とは公式には発表されていません。しかし、メインMCが欠けた状態でゴールデン枠を維持するのは難しいという見方は根強くありました。デイリー新潮は番組終了について「松本人志の地上波復帰をめぐる猶予期間が終わろうとしている」と報じており、松本不在と番組の行方を関連づける論調も多く見られました。

設楽統と小池栄子の2人体制でも番組のクオリティ自体は維持されていたという声はある一方で、番組の象徴的な存在が不在であることが、視聴者心理やスポンサーの判断に影響した可能性は否定できません。「松本人志がいない番組は別物」という声と、「MCではなくジャーニーが主役だから影響は少ない」という声の両方がファンの間では見られました。

クレイジージャーニーは本当に打ち切りなのか?

ここまで見てきた通り、クレイジージャーニーには「打ち切り」と言われる複数の理由があります。しかし、番組の現在の状況を整理すると、単純に「打ち切り」と言い切れない面もあります。

打ち切り説を支持する根拠

クレイジージャーニーが打ち切りだとする根拠として最も有力なのは、2019年にやらせ問題で実際に番組が打ち切りになった過去があることです。これは議論の余地がない確定事実です。

加えて、2026年3月にゴールデン枠(月曜22時)から撤退した点も大きな根拠です。全国ネットのゴールデンタイムから深夜ローカル枠への移動は、番組の規模が大幅に縮小されたことを意味します。報道によれば、近年の世帯視聴率が低迷していたこと、さらに円安による海外ロケ費用の高騰がゴールデン枠維持を困難にしたとされています。

MC松本人志の長期不在も、番組の求心力低下に影響したと見られています。番組の企画力そのものは評価されつつも、ゴールデン枠を維持するだけの視聴率を安定して出すことが難しくなっていたという現実がありました。

打ち切りではないと言える根拠

一方で、クレイジージャーニーが「完全な打ち切り」ではないと言える根拠も複数あります。最大のポイントは、2026年4月6日から毎週月曜23時56分に枠移動して放送が継続されていることです。

番組が本当に打ち切りであれば、放送自体が終了するはずです。実際には深夜枠とはいえ毎週のレギュラー放送が続いており、丸山ゴンザレスや佐藤健寿といった人気ジャーニーも引き続き出演することが発表されています。番組の制作体制やコンセプトは維持されたまま、放送枠のみが変更された形です。

そもそもクレイジージャーニーは、2015年の放送開始当初は深夜番組でした。深夜帯で人気を集めてゴールデンに昇格した経緯があるため、今回の深夜移動は「原点回帰」とも言えます。小池栄子も深夜移動について「しんどいよ、精神的に」とコメントしつつも、出演を継続する姿勢を見せています。

過去にも打ち切りから復活した実績がある

クレイジージャーニーの特筆すべき点は、一度打ち切りになっても復活した実績があるということです。2019年のやらせ問題で番組が終了した後も、ファンの間では復活を求める声が絶えませんでした。

その結果、2021年5月にまず2時間の特番として復活し、反響の大きさを受けて2022年10月からゴールデン枠でのレギュラー放送が再開されました。やらせで打ち切りになった番組がゴールデンで復活するのは極めて異例のことです。

この復活劇は、番組が持つコンテンツとしての底力と、視聴者からの根強い支持を証明するものでした。深夜移動後も同様に、番組の内容が支持され続ければ、再びゴールデンに戻る可能性もゼロではないと言えるかもしれません。

クレイジージャーニーの番組の歩みと現在

クレイジージャーニーは約10年の放送の中で、打ち切り・復活・枠移動と波乱に満ちた経緯をたどっています。ここでは番組の歩みと現在の状況を時系列で整理します。

2015年〜2019年:深夜帯での人気確立とやらせ発覚

クレイジージャーニーは2015年4月17日にTBS系列で放送を開始しました。世界中を旅する「クレイジー」な探検家・専門家をスタジオに招き、その体験を紹介する紀行バラエティとして、深夜帯ながら熱心なファンを獲得していきました。

番組に登場する「ジャーニー」たちは冒険家、ジャーナリスト、写真家、研究者など多岐にわたり、少数民族への取材や深海生物の探索、危険地帯への潜入など、地上波では珍しい攻めた内容がコアな視聴者層の支持を集めました。丸山ゴンザレスの危険地帯取材や、佐藤健寿の奇界遺産取材は特に人気が高い企画でした。

しかし2019年9月、爬虫類ハンター企画での不適切演出が発覚。TBSは同年10月に番組終了を発表し、BPOからも放送倫理違反が認定される事態となりました。番組は約3年間の空白期間に入りましたが、SNS上では復活を望む声が根強く上がり続けていました。

2021年〜2023年:異例の復活とゴールデン昇格

2021年5月、TBSは再発防止策を講じた上で2時間特番としてクレイジージャーニーを復活させました。スタッフを一新し、制作体制を全面的に見直した上での再出発でした。この特番の世帯平均視聴率は7.8%(関東地区)を記録し、視聴者の期待の高さを示しました。

特番の反響を受け、2022年10月からは毎週水曜日のレギュラー放送が再開されました。やらせ打ち切りからの復活という異例の復帰劇は、番組のコンテンツ力とファンの支持の強さを証明するものでした。さらに2023年10月には月曜22時のゴールデン枠に移動し、全国ネットでの放送が実現しました。

2024年〜現在:松本人志不在と深夜移動

2024年1月の松本人志の活動休止以降は設楽統と小池栄子の2人体制で放送を継続しました。2026年3月16日の2時間スペシャルでゴールデン枠のレギュラー放送が終了し、同年4月6日から月曜23時56分の深夜枠に移動しています。

深夜移動は番組規模の縮小を意味しますが、番組自体は終了しておらず、深夜帯でコンテンツ力を活かした放送が続いています。ゴールデンの制約から解放されることで、かつての深夜時代のような攻めた内容が期待できるとの前向きな見方もファンの間では出ています。

番組は2015年の開始から約10年間で、深夜→ゴールデン昇格→やらせ打ち切り→特番復活→ゴールデン復帰→深夜移動と、テレビ番組としては異例ともいえる波乱の道を歩んできました。その根底にあるのは、「世界の知られざる場所や人に光を当てる」という番組コンセプトへの視聴者の支持です。

クレイジージャーニーはどこで見られる?

現在クレイジージャーニーを視聴する方法を整理します。2026年4月以降は放送枠が変更になっているため注意が必要です。

地上波での視聴

2026年4月6日から、毎週月曜23時56分〜24時55分にTBS系列で放送されています。ゴールデン時代の全国ネットとは異なり、関東ローカルを中心とした放送体制に変更されています。お住まいの地域で放送されているかは、各地方のTBS系列局の番組表を確認してください。

見逃し配信・動画配信サービス

放送後はTVerで無料の見逃し配信が利用できます。地上波の放送エリア外にお住まいの方でも、TVerを通じて最新回を視聴することが可能です。

過去のエピソードについては、各種動画配信サービスでもアーカイブが一部視聴できる場合があります。特に深夜移動後の放送は地上波の視聴可能エリアが限定されるため、見逃し配信の活用がこれまで以上に重要になっています。利用中のサービスで「クレイジージャーニー」を検索してみることをおすすめします。


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