ドラゴンボールの作者・鳥山明さんは、2024年3月1日に急性硬膜下血腫のため68歳で亡くなりました。鳥山明さんの突然の死去により、連載中だった『ドラゴンボール超』の休載や、遺作となった『ドラゴンボールDAIMA』の話数の少なさから「打ち切り」を疑う声も上がっています。この記事では、鳥山明さんの死去の経緯と、ドラゴンボール関連作品の現在の状況を詳しく解説します。
| 作品名 | ドラゴンボール(DRAGON BALL) |
|---|---|
| 作者 | 鳥山明 |
| 連載誌 / 放送局 | 週刊少年ジャンプ(集英社) |
| 連載期間 | 1984年51号〜1995年25号 |
| 巻数 | 全42巻 |
| 打ち切り判定 | 🟢 打ち切りではない(完結済み) |
| 作者死亡 | 事実(2024年3月1日逝去) |
ドラゴンボールの作者・鳥山明が死亡した経緯
「ドラゴンボール 作者 死亡」と検索する方が多くいますが、鳥山明さんの死去はデマではなく事実です。ここでは、訃報が公表されるまでの経緯を振り返ります。
2024年3月1日に急性硬膜下血腫で逝去
鳥山明さんは2024年3月1日、急性硬膜下血腫のため亡くなりました。68歳でした。急性硬膜下血腫とは、頭部への衝撃により脳の表面と硬膜の間に血液がたまる病気です。
訃報は死去から1週間後の2024年3月8日に、集英社・バードスタジオ・カプセルコーポレーション・トーキョーの連名で公表されました。葬儀は近親者のみで執り行われたと発表されています。
鳥山明さんは1978年に『週刊少年ジャンプ』でデビューし、『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』といった作品で世界的な人気を獲得した漫画家です。また、『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクターデザインや『クロノ・トリガー』のデザインなど、ゲーム分野でも多大な貢献を残しています。
突然の訃報は世界中に衝撃を与え、『ワンピース』の尾田栄一郎さんをはじめ、多くの漫画家やクリエイターから追悼のコメントが寄せられました。
訃報公表後の反響
鳥山明さんの訃報は日本国内にとどまらず、CNN、BBC、ロイターなど海外メディアでも大きく報じられました。『ドラゴンボール』の全世界累計発行部数は2億6,000万部以上にのぼり、その影響力の大きさを物語っています。
SNS上では「信じられない」「子供の頃からずっと読んでいた」という声が殺到しました。地元の愛知県清須市でも惜しむ声が相次ぎ、市制20周年のキャラクター制作を依頼していたことも報じられています。
訃報後にはさまざまな情報がSNSで拡散されましたが、中には鳥山明さんの発言として根拠不明の内容が広まるケースもありました。正確な情報は集英社やバードスタジオの公式発表に基づくものだけです。
なお、鳥山明さんの死去を「デマ」や「嘘」と考えている方も一部いるようですが、集英社・バードスタジオの連名による公式発表、日本経済新聞・東京新聞・ORICON NEWSなど主要メディアの報道で確認された事実です。
鳥山明の功績と作品の規模
鳥山明さんは1980年から連載した『Dr.スランプ』でアニメ化を果たし、一躍人気漫画家となりました。1984年に連載を開始した『ドラゴンボール』は約11年にわたって『週刊少年ジャンプ』の看板作品として掲載されています。
原作漫画の完結後も、アニメ『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』、劇場版アニメシリーズ、さらには新作アニメ『ドラゴンボール超』『ドラゴンボールDAIMA』など、作品は拡大を続けてきました。
鳥山明さんはこれらの新作にも原作・原案・監修として携わっており、最晩年まで創作活動を続けていたことがわかります。
鳥山明の死去後にドラゴンボール作品はどうなったのか
鳥山明さんの死去は、連載中・制作中だった複数のドラゴンボール関連作品に影響を与えました。ここでは各作品の現在の状況を整理します。
ドラゴンボール超(漫画)は休載中
とよたろう作画・鳥山明原作の漫画『ドラゴンボール超』は、Vジャンプで2015年8月号から連載されていました。スーパーヒーロー編の完結後、2024年のVジャンプ5月号を最後に休載が発表されています。
鳥山明さんは連載にあたって原案・監修を担当しており、ストーリーの大枠を決める役割を果たしていました。原案者の死去という事態を受けて、連載の継続方法を模索する期間に入ったと考えられます。
単行本は既刊24巻で、Vジャンプでの最後の掲載話は第103話です。打ち切りではなく、あくまで休載という扱いになっています。
とよたろうによる連載再開の動き
2025年2月20日発売のVジャンプで、孫悟天とトランクスを主役にした特別読み切りが掲載されました。作画を担当するとよたろうさんが新たなエピソードを描き下ろした形です。
とよたろうさんはこの読み切りについて「当然このあともすでに描いているので、早く皆さんにお披露目できるように頑張ります」とコメントしています。連載を完全に終了させる意思はなく、何らかの形での継続を目指していることがうかがえます。
ただし、正式な連載再開の時期は発表されていません。鳥山明さんが残したプロットやメモがどの程度あるのかは公表されておらず、今後の展開は不透明な部分もあります。
ドラゴンボールDAIMAは打ち切りだったのか
「ドラゴンボールDAIMA 打ち切り」という検索が多くありますが、結論から言うとDAIMAは打ち切りではありません。ここでは、なぜ打ち切りと誤解されたのかを解説します。
全20話で予定通り完結している
『ドラゴンボールDAIMA』は2024年10月からフジテレビ系列で放送が開始され、2025年2月28日の第20話で最終回を迎えました。これは当初から全20話として企画された作品であり、途中で終了を余儀なくされたわけではありません。
最終回では物語の核心が描かれ、ストーリーとしてまとまった形で完結しています。ORICON NEWSでは「鳥山先生らしい終わり方」と評され、最終回に対するファンの反応もおおむね好意的でした。
放送終了日の翌日である3月1日は、鳥山明さんの一周忌にあたります。鳥山明さんの遺作が命日の前日に完結するという巡り合わせにも、多くのファンが感慨を覚えたと報じられています。
鳥山明の遺作としてのDAIMA
『ドラゴンボールDAIMA』は、鳥山明さんが原作・ストーリー・キャラクターデザインを手がけた完全新作アニメです。鳥山明さん自身がまったく新しいエピソードを書き下ろしており、既存の原作をアニメ化したものではありません。
鳥山明さんの生前に制作が進められていたため、ストーリーの全体像は完成した状態で制作チームに託されていたと考えられています。そのため、鳥山明さんの死去後も制作に大きな支障はなく、予定通り全20話が放送されました。
「DAIMA」は鳥山明さんが最後に手がけたドラゴンボール作品として、ファンの間でも特別な位置づけで語られています。
「打ち切り」と誤解された理由
DAIMAが打ち切りと誤解された最大の原因は、全20話という話数の少なさです。近年のテレビアニメは1クール12〜13話、2クール24〜26話が一般的であり、全20話は2クールに満たない中途半端な話数に見えます。
加えて、原作者である鳥山明さんが放送開始前の2024年3月に亡くなっていたことも、「作者の死去で打ち切りになったのでは」という憶測を生みました。Yahoo!知恵袋などでも「なぜ20話で終わったのか」という質問が複数投稿されています。
過去のドラゴンボールのアニメシリーズは長期放送が基本でした。『ドラゴンボールZ』は全291話、『ドラゴンボール超』のアニメは全131話と長尺が多かったため、全20話のDAIMAが短く感じられたのも無理はありません。
しかし実際には、DAIMAは企画段階から全20話の構成で設計されていました。話数が少ないのは打ち切りではなく、物語の規模に合わせた計画的な構成です。
ドラゴンボール超(漫画)が打ち切りと言われた理由
漫画版『ドラゴンボール超』についても「打ち切り」を疑う声があります。ここではその背景を整理します。
鳥山明の死去による長期休載
前述のとおり、漫画『ドラゴンボール超』は2024年のVジャンプ5月号を最後に休載状態が続いています。鳥山明さんが原案・監修を担っていたため、その死去が休載の直接的な原因であることは間違いありません。
長期間にわたって新話が掲載されない状態が続いたことで、「事実上の打ち切りではないか」「もう連載は再開されないのでは」という声がファンの間で広がりました。特に2024年5月以降、半年以上にわたって新話が掲載されなかったことが不安を増幅させています。
Vジャンプでの最後の掲載は第103話で、単行本には第100話までが収録されています。単行本未収録のエピソードが存在する点も、打ち切りではなく休載であることを裏付けています。
ただし、集英社やVジャンプ編集部から「連載終了」の公式発表は出ていません。あくまで「休載」という位置づけです。
打ち切りではなく連載継続の意思がある
2025年2月のVジャンプに読み切りが掲載されたことは、連載が完全に終了したわけではないことを示す大きな動きです。作画のとよたろうさんが「すでに続きを描いている」と発言していることからも、連載再開に向けた準備が進んでいることがうかがえます。
鳥山明さんなしで連載を続けるという判断は容易ではありませんが、ドラゴンボールという作品の規模と影響力を考えれば、何らかの形で継続される可能性は高いでしょう。
現時点では打ち切りではなく、原案者の死去という前例のない事態に対応するための休載期間と捉えるのが妥当です。
ドラゴンボールが打ち切りではない根拠
原作『ドラゴンボール』、漫画『ドラゴンボール超』、アニメ『ドラゴンボールDAIMA』のいずれも、打ち切りには該当しません。その根拠を整理します。
原作は全42巻で完結済み
鳥山明の原作『ドラゴンボール』は、1984年から1995年まで約11年にわたって『週刊少年ジャンプ』で連載されました。全42巻という巻数は、打ち切り作品とは到底言えないボリュームです。
むしろ、鳥山明さんはピッコロ大魔王編やセル編の時点で連載を終了させたいと考えていたものの、編集部の意向で連載が継続されたというエピソードが知られています。打ち切りどころか、引き延ばしの末に完結した作品です。
最終話では悟空が天下一武道会で次世代に託すシーンが描かれ、物語としてきちんと締めくくられています。
累計発行部数2億6,000万部の実績
『ドラゴンボール』の全世界累計発行部数は2億6,000万部を超えています。これは『ONE PIECE』に次ぐ日本の漫画作品トップクラスの数字であり、打ち切りの対象になるような作品ではありません。
2024年11月には連載開始40周年を迎え、記念サイトがオープンしています。40年経っても新たなメディア展開が続く作品は極めて稀です。
漫画『ドラゴンボール超』もとよたろう作画で既刊24巻を重ねており、シリーズ全体の売上は衰える兆しがありません。
メディア展開が現在も継続中
ドラゴンボールは原作完結後も、アニメ・映画・ゲームと多方面で展開が続いています。2024年〜2025年にかけて放送された『ドラゴンボールDAIMA』は新規ファンの獲得にもつながりました。
ゲーム分野でも『ドラゴンボール Sparking! ZERO』など新作が発売され、IPとしての価値は衰えていません。原作者の死去後もフランチャイズとして成長を続けているのが現状です。
バンダイナムコホールディングスの決算資料でも、ドラゴンボールは同社のIPの中で上位の売上を記録し続けています。アニメ・ゲーム・グッズを含めた総合的なビジネスとして今後も展開が続くことは間違いないでしょう。
ドラゴンボールを読むなら電子書籍がお得
原作『ドラゴンボール』は全42巻、『ドラゴンボール超』は既刊24巻が刊行されています。合わせると66巻という大ボリュームになるため、全巻をまとめて読む場合は電子書籍が便利です。
電子書籍なら保管場所を気にする必要がなく、スマートフォンやタブレットからいつでも読み返せます。電子書籍ストアでは定期的にセールやクーポンが配布されており、紙の単行本よりもお得に購入できるタイミングがあります。
特に初回購入時の割引クーポンを利用すると、まとめ買いの費用を大幅に抑えられます。ドラゴンボールをこれから読み始める方にも、改めて読み返したい方にもおすすめです。

