Fate/strange Fakeの漫画版は打ち切りではなく、現在も新装版として刊行が続いています。「打ち切り」と噂された背景には、漫画版の不定期刊行や原作小説の長期にわたる刊行ペースの遅さがあります。この記事では、Fate/strange Fakeの漫画が打ち切りと言われた理由、打ち切りではない根拠、そして作者の現在の活動状況について詳しく解説します。
| 作品名 | Fate/strange Fake(フェイト/ストレンジフェイク) |
|---|---|
| 作者 | 原作:成田良悟 / 作画:森井しづき(原案:TYPE-MOON) |
| 連載誌 / レーベル | TYPE-MOON BOOKS → 角川コミックス・エース(新装版) |
| 連載期間 | 2015年1月〜(漫画版) |
| 巻数 | 全5巻(旧版)/ 新装版として2025年12月より連続刊行中 |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
| 媒体 | 現状 |
|---|---|
| 小説(電撃文庫) | 既刊9巻(2024年3月時点)/ 終盤に突入 |
| 漫画(角川コミックス・エース) | 新装版5巻まで連続刊行中(2025年12月〜2026年5月) |
| アニメ(A-1 Pictures) | TVシリーズ全13話、2026年1月より放送中 |
Fate/strange Fakeの漫画が打ち切りと言われた理由
Fate/strange Fakeの漫画版について「打ち切り」と検索する人は少なくありません。しかしその多くは事実に基づいた情報ではなく、作品の特殊な刊行形態や刊行ペースに対する誤解から生まれたものです。
理由1:不定期刊行で新刊の間隔が長かった
打ち切り説が広まった最大の原因は、漫画版の刊行ペースが極めて遅かったことです。Fate/strange Fakeの漫画版は一般的な漫画雑誌での連載ではなく、TYPE-MOON BOOKSから不定期に単行本が刊行される形式でした。
通常の週刊・月刊連載であれば数ヶ月に1冊のペースで単行本が出ますが、本作は1巻あたり1年以上の間隔が空くことも珍しくありませんでした。新刊の情報がない期間が長く続くと、ファンの間では「もう続きが出ないのでは」という不安が広がります。
さらに、原作小説も2020年から2023年にかけて約2年間の空白期間があり、漫画版だけでなくシリーズ全体の先行きが不透明だった時期がありました。こうした状況が重なり、「打ち切りになったのでは?」という憶測が広まったのです。
理由2:漫画版が全5巻で区切りを迎えた
TYPE-MOON BOOKSから刊行された漫画版は全5巻で一旦の区切りとなりました。原作小説が既刊9巻に及ぶ長編であるのに対し、漫画版が5巻で止まっている状態は「途中で打ち切られた」と解釈されやすいものでした。
一般的に、漫画の巻数が原作に比べて極端に少ない場合、「売上不振で打ち切りになった」と考える読者は多くいます。Fate/strange Fakeの場合も同様で、5巻という数字だけを見て打ち切りと判断してしまうケースが見られました。
しかし実際には、漫画版はTYPE-MOON BOOKSという限定的なレーベルでの刊行であり、一般的な雑誌連載の打ち切りとは事情が異なります。レーベル自体の刊行方針に沿った展開であり、売上不振による打ち切りではありません。
理由3:原作者・成田良悟の健康問題と多忙
原作者の成田良悟は、Fate/strange Fakeの他にも『バッカーノ!』『デュラララ!!』『デッドマウント・デスプレイ』など複数の人気作品を同時に手がけている作家です。これだけの作品を並行して執筆する負担は大きく、体調を崩して刊行が遅れることもありました。
作者の健康不安が報じられるたびに、ファンの間では「このまま未完になるのでは」「実質的に打ち切りでは」という声が上がりました。長期シリーズの作者が体調不良になると、打ち切り説と結びつけられやすい傾向があります。
ただし、成田良悟本人は2022年1月にX(旧Twitter)で「『終盤へ』と書いてありますが、別に打ち切りだの巻いただのではなく、プロット通りの流れです」と明確に発言しています。作者自身が打ち切りを否定しており、ストーリーは当初の構想通りに進んでいることがわかります。
Fate/strange Fakeが打ち切りではない根拠
打ち切り説が広まった一方で、Fate/strange Fakeが打ち切りではないことを示す根拠は数多く存在します。むしろ、2025年以降はシリーズ全体が大きく動き出しています。
根拠1:新装版が角川コミックス・エースから連続刊行中
2025年12月27日、漫画版の新装版第1巻が角川コミックス・エースから発売されました。これは旧TYPE-MOON BOOKS版からレーベルを移しての再刊行で、森井しづきによる描き下ろしの新カバーイラストが付いています。
新装版は2026年2月・3月・4月・5月と毎月連続刊行される予定で、2026年3月時点で既に3巻まで発売済みです。打ち切り作品がわざわざ新装版として再刊行されることはまずありません。
出版社がコストをかけて新装版を企画し連続刊行している事実は、シリーズが継続中であることの明確な証拠です。
根拠2:TVアニメが2026年1月より放送中
A-1 Pictures制作によるTVアニメ『Fate/strange Fake』が、2026年1月10日よりTOKYO MXほかで放送を開始しました。全13話が予定されており、2026年3月時点で放送が継続中です。
TVアニメの放送は、原作の人気と将来性が認められている証拠です。アニメ化に伴い新装版の連続刊行が決定された経緯からも、出版社と制作委員会がFate/strange Fakeに対して積極的な投資を続けていることがわかります。
なお、アニメの第1話にあたるスペシャル放送『-Whispers of Dawn-』は2024年12月に先行放送されており、本放送までの間隔はあったものの、制作中止ではなく制作スケジュールの調整によるものでした。
根拠3:原作小説が終盤に突入し完結に向けて進行中
原作小説は2024年3月に第9巻が刊行され、物語は終盤に突入しています。成田良悟は自身のXアカウントで「終盤へ」と告知しつつ、「プロット通りの流れ」であることを強調しています。
小説版の完結が近づいている状況は、漫画版の今後の展開にも好影響を与えるでしょう。原作が完結すれば、漫画版がどこまで描くかの見通しも立ちやすくなります。
Fateシリーズ全体としてもTYPE-MOONの主力コンテンツであり、strange Fakeだけが打ち切りになるような事情は見当たりません。
Fate/strange Fakeの作者の現在
Fate/strange Fakeには原作者の成田良悟と漫画作画の森井しづきの二人が関わっています。それぞれの現在の活動状況を確認します。
成田良悟の連載中の作品
成田良悟は2026年現在、複数の作品を並行して手がけています。『デッドマウント・デスプレイ』は作画・藤本新太により『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載中で、こちらも高い人気を誇っています。
また、代表作である『バッカーノ!』シリーズや『デュラララ!! SH』シリーズも継続中です。ドラマ『虫籠の錠前』の原案を手がけるなど、小説以外の分野でも精力的に活動しています。
このように成田良悟は作家として非常にアクティブな状態であり、引退や執筆停止といった事実はありません。
森井しづきの活動状況
漫画作画を担当する森井しづきも、Fate/strange Fakeの新装版に描き下ろしカバーイラストを提供するなど、引き続き本作に関わっています。2026年3月にはイラスト集『Character Notes』が発売されるなど、イラストレーター・漫画家として活動を続けています。
森井しづきのXアカウント(@forestman)でも作品に関する投稿が確認でき、活動が途絶えている様子はありません。
Fate/strange Fakeのアニメは原作のどこまで?続きは何巻から?
2026年1月から放送中のTVアニメは、全13話で原作小説の序盤〜中盤のエピソードを描いています。小説版は既刊9巻と長い物語であるため、アニメ1クール(13話)では原作のすべてを網羅することはできません。
アニメの続きが気になる方は、原作小説を読むことで物語の先を知ることができます。漫画版も新装版として刊行中ですが、小説版の方がストーリーの進行は先に進んでいます。
原作小説は電撃文庫から既刊9巻が刊行されており、漫画版の新装版は角川コミックス・エースから刊行中です。どちらも電子書籍で購入可能です。
Fate/strange Fakeを読むなら電子書籍がお得
Fate/strange Fakeの原作小説は既刊9巻、漫画版の新装版は5巻まで刊行予定です。小説版は1冊あたり約700〜800円前後、漫画版は1冊あたり約700円前後で、全巻揃えるとそれなりの金額になります。
電子書籍ストアでは初回登録時にクーポンが配布されることが多く、まとめ買いの際にお得に購入できる場合があります。紙の書籍にこだわりがなければ、電子書籍での購入を検討してみてもよいでしょう。

