思い思われ振り振られの作者が死亡?デマの真相と咲坂伊緒の現在

『思い、思われ、ふり、ふられ』の作者・咲坂伊緒さんは死亡しておらず、現在も存命です。連載終了後に新作の発表がなかった時期があり、作者に何かあったのではと心配する声から死亡説が広まったと考えられます。この記事では、死亡説が出た理由と真相、作品の打ち切り疑惑、咲坂伊緒さんの現在の活動について詳しく解説します。

作品名 思い、思われ、ふり、ふられ(通称:ふりふら)
作者 咲坂伊緒
連載誌 / 放送局 別冊マーガレット(集英社)
連載期間 2015年7月号〜2019年6月号
巻数 全12巻
打ち切り判定 🟢 打ち切りではない(完結済み)
作者死亡説 デマ(作者は存命)

思い思われ振り振られの作者が死亡したと言われる理由

咲坂伊緒さんの死亡説はネット上で散見されますが、公式な発表は一切なく、完全なデマです。では、なぜこのような噂が広まったのでしょうか。考えられる原因を整理します。

理由1:連載終了後に新作発表まで期間が空いた

『思い、思われ、ふり、ふられ』は2019年6月号の別冊マーガレットで最終回を迎えました。咲坂伊緒さんはそれまで『ストロボ・エッジ』『アオハライド』『ふりふら』と、別冊マーガレットで立て続けにヒット作を連載していました。

しかし『ふりふら』完結後、次の長期連載『ユメかウツツか』が始まったのは2024年6月でした。約5年間、長期連載のない期間が続いたことになります。

少女漫画の人気作家がこれほど長くまとまった連載を持たない状態は目立ちやすく、「何かあったのでは」「体調を崩したのでは」と心配する読者の声がSNSや掲示板に書き込まれました。こうした不安が拡大解釈され、いつしか「死亡した」というデマに変質したと考えられます。

理由2:漫画家の訃報が相次いだ時期と重なった

2020年代に入り、著名な漫画家の訃報が相次いで報道されました。2024年3月には『ドラゴンボール』の鳥山明さん、2024年1月には『芦原妃名子さん』の急逝が大きなニュースとなりました。

こうした訃報が続くと、「あの作家も亡くなったのでは」という根拠のない不安がSNS上で広がりやすくなります。咲坂伊緒さんの場合も、長期連載がない時期にこれらの訃報が重なったことで、事実と異なる情報が拡散された可能性があります。

しかし、咲坂伊緒さんに関しては出版社からの訃報は一切発表されていません。実際にはX(旧Twitter)やInstagramで活動を続けており、死亡の事実はありません。

理由3:検索エンジンのサジェスト機能による拡散

Googleなどの検索エンジンでは、多くの人が検索したキーワードがサジェスト(検索候補)として表示されます。「思い思われ振り振られ 作者」と入力すると「死亡」がサジェストに表示されることがあります。

これは実際に死亡した事実があるわけではなく、「死亡したのか?」と気になった人が多く検索した結果です。サジェストに表示されることで「本当に亡くなったのか」と誤解する人がさらに増え、検索数が増加するという悪循環が起きています。

人気漫画の作者名に「死亡」のサジェストが付くケースは他の作品でも多く見られます。サジェストに表示されること自体は事実の裏付けにはなりません。

思い思われ振り振られの作者・咲坂伊緒の現在

咲坂伊緒さんは死亡しておらず、2026年3月現在も漫画家として精力的に活動しています。

現在は『ユメかウツツか』を連載中

咲坂伊緒さんは2024年6月13日発売の別冊マーガレット7月号から新連載『ユメかウツツか』をスタートさせました。同作は咲坂さんの長期連載作品として初めて「先輩との恋」をテーマに描いた作品です。

単行本は2025年11月25日に4巻が発売され、2026年3月24日には5巻の発売が予定されています。別冊マーガレットでの連載も順調に続いており、作者が健在であることの何よりの証拠です。

咲坂さんはX(旧Twitter)アカウント(@sakisaka10)やInstagramでも定期的に投稿しており、新刊情報や作品に関するコメントを発信しています。

咲坂伊緒のこれまでの代表作

咲坂伊緒さんは別冊マーガレットを中心に、数々のヒット作を生み出してきた少女漫画家です。主な代表作は以下の通りです。

  • 『ストロボ・エッジ』(2007年〜2010年、全10巻)── 2015年に実写映画化
  • 『アオハライド』(2011年〜2015年、全13巻)── 2014年にTVアニメ化、2025年に実写映画化
  • 『思い、思われ、ふり、ふられ』(2015年〜2019年、全12巻)── 2020年にアニメ映画・実写映画のW映画化

いずれの作品も映像化されており、少女漫画界を代表する作家の一人です。『ふりふら』完結後も引退したわけではなく、充電期間を経て新たな連載に取り組んでいます。

思い思われ振り振られが打ち切りと言われた理由

『思い、思われ、ふり、ふられ』は全12巻で完結しており、打ち切りではありません。しかし一部では打ち切り説も見られます。その背景を検証します。

理由1:全12巻という巻数が「短い」と感じられた

咲坂伊緒さんの前作『アオハライド』は全13巻、その前の『ストロボ・エッジ』は全10巻でした。『ふりふら』の全12巻は咲坂作品としては標準的な巻数です。

しかし、Wヒロイン・4人の群像劇というスケールの大きな設定に対して「もっと続くと思っていた」と感じた読者が少なくなかったようです。期待値とのギャップが「急に終わった=打ち切りでは?」という誤解につながったと考えられます。

実際には別冊マーガレット2019年6月号で最終回が掲載され、コミックナタリーでも「4年の連載に幕」と報じられています。予定通りの完結であったことがうかがえます。

理由2:最終回の展開が駆け足に感じられた

最終巻では、あかりと理央の父親の海外赴任が決まり、登場人物それぞれが進路を選択する展開が描かれました。和臣があかりを追ってアメリカに渡り、プロポーズ済みという結末が示されます。

この終盤の展開に対し、「急に話が飛んだ」「もう少し丁寧に描いてほしかった」という感想がSNS上に見られました。物語の時間経過が早かったことが、打ち切りを疑う声の一因となっています。

ただし、4人の恋の結末がすべて描かれている点で、物語としては完結しています。打ち切り作品に見られるような「伏線が未回収のまま終わる」「突然連載が途切れる」といった特徴は見られません。

思い思われ振り振られが打ち切りではない根拠

『ふりふら』が正常に完結した作品であることは、複数の客観的事実から確認できます。

根拠1:第63回小学館漫画賞を受賞した人気作品

『思い、思われ、ふり、ふられ』は2018年に第63回小学館漫画賞の少女向け部門を受賞しています。また、2017年には第41回講談社漫画賞にもノミネートされました。

漫画賞を受賞するほどの評価を受けた作品が、人気低迷を理由に打ち切られることは通常考えにくいです。受賞は連載中の2018年であり、その後も2019年まで1年以上連載が続いています。

これらの受賞歴は、出版社・業界からの高い評価の証であり、打ち切り説を否定する有力な根拠です。

根拠2:累計発行部数550万部を突破

『ふりふら』の累計発行部数は550万部を突破しています(2020年7月時点)。別冊マーガレット連載作品としては非常に高い数字であり、商業的にも成功した作品です。

打ち切りは一般的に売上不振が主な原因ですが、550万部という数字はその正反対の状況を示しています。出版社にとって収益性の高い作品を打ち切る理由はありません。

全12巻での完結は、物語を描ききった上での自然な終了だったと判断できます。

根拠3:実写映画・アニメ映画のW映画化が実現

2020年には実写映画(8月14日公開)とアニメーション映画(9月18日公開)が同年にW公開されるという異例の展開がありました。実写版は浜辺美波さん・北村匠海さんらが出演し、アニメ版はA-1 Picturesが制作を担当しました。

打ち切り作品がW映画化されることはまずありません。映画の企画は連載中から進行していたと考えられ、出版社・映画会社が大きな期待を寄せていた作品であることがわかります。

映画公開は連載終了の翌年であり、完結と映画公開のタイミングが計算されていた可能性もあります。

思い思われ振り振られを読むなら電子書籍がお得

『思い、思われ、ふり、ふられ』は全12巻で完結済みのため、今からでもまとめて読みやすい作品です。単行本1冊あたり約460円前後で、全12巻をそろえると約5,500円程度になります。

電子書籍ストアでは初回登録時のクーポンや割引キャンペーンが実施されていることが多く、紙の単行本よりもお得に読めるケースがあります。完結済み作品は一気読みにも向いています。


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