IS〈インフィニット・ストラトス〉は完結した?休載理由と13巻の行方

IS〈インフィニット・ストラトス〉は2026年4月時点で完結しておらず、2018年の12巻を最後に長期休載状態が続いています。12巻のあとがきで「次回、IS最終巻『遥か無限の彼方へと』でお会いしましょう!」と予告されましたが、8年近く新刊が出ていません。この記事では、ISの連載状況と休載の経緯、打ち切り説の真相、そして作者・弓弦イズルさんの現在について詳しく解説します。

作品名 IS〈インフィニット・ストラトス〉
作者 弓弦イズル
連載誌 / 放送局 MF文庫J(1〜7巻)→ オーバーラップ文庫(8〜12巻)
連載期間 2009年5月〜2018年4月(以降休載中)
巻数 既刊12巻(13巻で完結予定・未刊)
完結状況 長期休載中(2018年〜)
打ち切り判定 🟡 打ち切り疑惑あり

IS〈インフィニット・ストラトス〉は完結しているのか?

「インフィニットストラトス 完結」と検索する方が多いですが、結論から言うとISは完結していません。2026年4月時点で、原作ラノベは既刊12巻のまま止まっている状態です。

ISは2009年5月にMF文庫Jから第1巻が刊行されたライトノベルです。女性だけが操縦できるパワードスーツ「IS(インフィニット・ストラトス)」が存在する世界で、唯一ISを起動できた男子高校生・織斑一夏がIS学園に入学し、各国の代表候補生たちとバトルや恋愛を繰り広げる物語です。

シリーズ累計発行部数は120万部を突破(2011年1月・6巻時点)しており、2011年と2013年にはTVアニメが放送されるなど大きな人気を博しました。しかし、原作ラノベは2018年4月の12巻を最後に刊行が止まっています。

連載状況:2018年以降新刊なしの長期休載中

ISの原作ラノベ最新刊は、2018年4月25日に発売されたオーバーラップ文庫版の第12巻です。この12巻のあとがきで、作者の弓弦イズルさんは「次回、IS最終巻『遥か無限の彼方へと』でお会いしましょう!」と記しています。

つまり、13巻が最終巻になることは作者自身が明言しています。しかし2026年4月時点で12巻から約8年が経過しているにもかかわらず、13巻の発売日は発表されていません

オーバーラップ文庫の公式サイトでも13巻の刊行予定は確認できず、シリーズは事実上の長期休載状態にあります。出版社側からシリーズ終了の告知も出ていないため、「未完のまま宙に浮いている」という表現が最も正確でしょう。

休載の理由と経緯

ISの休載が長引いている背景には、出版社の移籍を含む複雑な経緯があります。ISはもともとMF文庫J(メディアファクトリー)から刊行されていましたが、MF文庫Jが作者に無断で海外出版社と中文版の契約を結んだことがトラブルの発端になりました。

弓弦イズルさんはこの件に強く反発し、MF文庫Jとの関係が悪化。2011年4月の第7巻を最後にMF文庫Jでの刊行が途絶えました。その後、メディアファクトリーがKADOKAWAに買収される過程で一部社員が新会社オーバーラップを設立し、弓弦さんはオーバーラップ文庫へ移籍しました。

2012年12月29日に「ISプロジェクト再起動」が発表され、イラストレーターもokiuraさんからCHOCOさんに変更。オーバーラップ文庫版として第8巻から刊行が再開されました。しかしオーバーラップ文庫に移籍後も刊行ペースは安定せず、12巻以降は再び刊行が止まってしまいました。

連載再開の見込み

13巻の刊行について、残念ながら現時点では見通しが立っていません。作者の弓弦イズルさんは2024年9月にX(旧Twitter)にて、最終巻を執筆する意欲がないことを明言したと報じられています。

12巻で「次回最終巻」と予告されていただけに、この発言はファンにとって衝撃的なものでした。「あと1巻で完結できるのに」という声が多く見られます。

ただし、公式にシリーズが「終了」「打ち切り」と発表されたわけではありません。作者の気持ちが変わる可能性もゼロではないため、完全に望みが断たれたとまでは言えない状況です。しかし8年近い空白期間と作者自身の発言を踏まえると、13巻が刊行される可能性はかなり低いと見るのが現実的でしょう。

IS〈インフィニット・ストラトス〉は打ち切りなのか?

ISが完結していないことから、「打ち切りだったのでは?」という疑問を持つ方も多いです。ここでは打ち切り説の真相について整理します。

打ち切り説の真相

ISに打ち切り説が浮上している最大の理由は、2018年の12巻以降、新刊が一切出ていないという事実です。ラノベにおいて8年近く新刊が出ないことは極めて異例であり、「実質打ち切りと同じでは」と捉える読者が多いのは無理もありません。

また、MF文庫Jからオーバーラップ文庫への移籍という異例の出版社変更があったこと、移籍前後で長期間刊行が止まった前歴があることも、打ち切り説に拍車をかけています。さらに2024年9月に作者が最終巻の執筆意欲がないことをSNSで明かしたことで、「事実上の打ち切り」という認識が広まりました。

一方で注意すべき点として、出版社のオーバーラップから正式な打ち切り発表は出ていません。出版社側が「シリーズ終了」を宣言した事実は確認できず、あくまで「刊行が止まっている」状態です。

作者・出版社の公式見解

オーバーラップ文庫の公式サイトではISのシリーズページが残っており、シリーズ終了のアナウンスはされていません。12巻の時点では作者が「13巻で完結」と明言していたため、少なくとも2018年時点では完結させる意向があったことは確かです。

しかし2024年のSNSでの発言を踏まえると、作者側の状況は変化しています。公式な「打ち切り」ではないものの、作者自身が完結への意欲を失っているという点で、通常の休載とは異なる状況にあると言えます。

このような事情から、打ち切り判定としては「打ち切り疑惑あり」とするのが妥当です。正式な打ち切り発表こそないものの、完結する見込みが極めて薄い状況です。

弓弦イズルの現在

ISの最終巻が出ない中、作者の弓弦イズルさんは現在どのような活動をしているのでしょうか。

弓弦イズルの活動状況

弓弦イズルさんは2025年時点で、小説投稿サイト「カクヨム」にてWeb小説の執筆活動を行っています。「この恋は運命さえも砕いてみせる──!」という現代ファンタジー作品を連載しており、2025年6月時点で41話まで更新されています。

また、X(旧Twitter)のプロフィールには「お仕事募集中」と記載されており、シナリオライターとしての仕事も受け付けている様子がうかがえます。ただし、商業出版での新刊ラノベの刊行は2018年の「IS」12巻以降確認できていません(2026年4月時点)。

カクヨムでのWeb小説連載は続けているものの、商業ベースでの大型作品はISの13巻を含めて動きが見られない状態です。ISでデビューした2009年から数えると17年が経過しており、ファンの間では13巻の完結を待ち望む声が根強く残っています。

漫画版は全8巻で完結済み

原作ラノベが休載中である一方、漫画版ISは全8巻で完結しています。漫画版は結城焔さんが作画を担当し、小学館の「月刊サンデーGX」にて連載されました。

2013年6月に「ISプロジェクト再起動」の一環として連載がスタートし、2020年3月に最終第8巻が発売されて完結。漫画版はラノベ原作の途中までをベースにした内容で、原作ラノベの全ストーリーを網羅しているわけではありません。

そのため、原作ラノベの結末を漫画版で知ることはできませんが、ISの世界観やキャラクターを楽しむ手段としては漫画版が現在唯一の「完結した」メディアとなっています。

IS〈インフィニット・ストラトス〉のアニメは何巻まで?

ISのアニメは2期まで制作されており、原作ラノベのどこまでが映像化されたのかを整理します。

アニメ1期は原作3巻まで

TVアニメ第1期は2011年1月から3月まで全12話で放送されました。制作は8bitが担当し、原作ラノベの第1巻から第3巻までの内容をベースにしています。

織斑一夏がIS学園に入学し、篠ノ之箒・セシリア・オルコット・凰鈴音・シャルロット・デュノア・ラウラ・ボーデヴィッヒといったヒロインたちと出会う序盤のストーリーが描かれました。アニメ1期は大きな話題を呼び、BD第1巻の初週売上が3万枚を超えるなど商業的にも成功を収めています。

なお、2011年12月にはOVA「恋に焦がれる六重奏」がリリースされ、アニメオリジナルのエピソードが描かれました。

アニメ2期は原作7巻まで

TVアニメ第2期「IS〈インフィニット・ストラトス〉2」は2013年10月から12月まで全12話で放送されました。原作ラノベの第4巻から第7巻までの内容が映像化されています。

2期では更識簪など新キャラクターが登場し、物語のスケールが広がりました。ただし2期については「バトル要素が減った」「日常パートが多い」などの意見も見られ、1期と比べると評価が分かれています。

アニメで描かれたのは原作7巻までのため、8巻以降のストーリーはアニメ化されていません。アニメの続きを読みたい方は、オーバーラップ文庫版の第8巻から読み始めることになります。ただし原作自体が12巻で止まっているため、最終的な結末はアニメでも原作でも知ることができない状況です。

IS〈インフィニット・ストラトス〉を読むなら電子書籍がお得

ISの原作ラノベ全12巻や漫画版全8巻をまとめて読みたい方には、電子書籍がおすすめです。

ラノベ版の購入について

原作ラノベは出版社が異なる2つのレーベルから刊行されているため、購入時は注意が必要です。MF文庫J版が第1巻〜第7巻オーバーラップ文庫版が第8巻〜第12巻となっています。

電子書籍であれば、レーベルが異なっていても1つのアプリ内でまとめて管理でき、全12巻を通して読むことができます。紙の書籍は一部の巻で品薄になっている場合もあるため、確実に入手したい方は電子書籍版が便利です。

また、漫画版(サンデーGXコミックス・全8巻)も電子書籍で配信されています。漫画版は完結済みのため、一気読みしたい方にはこちらもおすすめです。電子書籍ストアのセールやポイント還元を活用すれば、全巻まとめ買いでもお得に購入できるでしょう。


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