『実は俺、最強でした?』は打ち切りではなく、2026年3月現在も漫画・小説ともに連載が続いている作品です。アニメが全12話で終了したことや、Web小説の更新停止・漫画の休載が重なり、打ち切り説が広まりました。この記事では、打ち切りと言われた具体的な理由と、連載が継続している根拠を詳しく解説します。
| 作品名 | 実は俺、最強でした? |
|---|---|
| 作者 | 澄守彩(原作) / 高橋愛(漫画) |
| 連載誌 / 掲載先 | 月刊少年シリウス(漫画) / 小説家になろう(Web小説) / Kラノベブックス(書籍版) |
| 連載期間 | 2018年9月〜(Web小説) / 2019年4月〜(漫画) |
| 巻数 | 既刊6巻(小説) / 既刊16巻(漫画) |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
『実は俺、最強でした?』が打ち切りと言われた理由
『実は俺、最強でした?』は複数の媒体で展開されている作品ですが、それぞれのタイミングで更新が止まったり放送が終了したりしたことが、打ち切り説を生む原因になりました。ここでは、打ち切りと誤解された3つの理由を見ていきます。
理由1:アニメが全12話で終了し「中途半端」と感じた視聴者が多かった
2023年7月から10月にかけてTVアニメ『実は俺、最強でした?』が放送されました。制作はスタエイト、放送局はTOKYO MXほかで、全12話の1クール構成でした。
物語が盛り上がってきたタイミングで最終回を迎えたため、「ここで終わり?」「打ち切りのような終わり方だ」と感じた視聴者が続出しました。アニメは原作小説の2巻途中、漫画版の6巻あたりまでの内容を描いており、まだ物語の序盤に過ぎません。
しかし1クール12話というのは深夜アニメでは標準的な構成です。原作の続きが大量に残っている状態で最終回を迎えるのは、ラノベ原作アニメではむしろ一般的な話です。打ち切りではなく、1クール分のストーリーを放送し終えたというのが実態です。
アニメの最終話(第12話)は「悪くない夜」というサブタイトルで、ストーリー上の一区切りがつく形で終了しています。続きが気になる終わり方だったことが、かえって打ち切り説を後押ししてしまったと言えるでしょう。
理由2:Web小説の長期にわたる更新停止
原作のWeb小説は「小説家になろう」で2018年9月から連載されていますが、2021年1月頃から2022年2月頃まで、約1年以上にわたって更新が止まった時期がありました。
この長期更新停止によって、「もう続きは書かれないのでは」「実質打ち切りでは」という声がネット上で広がりました。Web小説は出版社による連載管理がないため、作者の都合で更新が途絶えることも珍しくありませんが、1年以上という長さは読者に不安を与えるには十分でした。
2022年2月以降は更新が再開されており、2026年3月時点でもWeb小説は連載が続いています。更新頻度は安定しているとは言えないものの、打ち切りではなく作者のペースで執筆が続けられている状態です。
理由3:漫画版の約半年間にわたる休載
漫画版は月刊少年シリウス(講談社)で2019年4月から連載されていますが、2022年4月から9月にかけて約半年間の休載がありました。
この休載の理由は、作画担当の高橋愛先生の妊娠・出産によるものです。作品の人気低下や編集部の判断による打ち切りとは一切関係ありません。
Web小説の更新停止と漫画の休載が近い時期に起きたことで、「原作も漫画も止まった=打ち切りだ」と短絡的に受け取った読者がいたのも無理はありません。しかし、いずれも一時的な休止であり、両方とも連載は再開されています。
休載前と変わらないペースで掲載が続いており、2026年3月18日更新の第141話時点でも月刊少年シリウスでの連載は継続中です。
『実は俺、最強でした?』が打ち切りではない根拠
打ち切り説が出た背景は上記のとおりですが、実際には作品は打ち切りとは正反対の状況にあります。ここでは客観的なデータをもとに、打ち切りではない根拠を整理します。
Web小説・書籍版ともに刊行が継続している
原作のWeb小説は「小説家になろう」で現在も連載中です。一時的な更新停止はあったものの、その後は更新が再開され、物語は完結に向けて進行しています。
書籍版はKラノベブックス(講談社)から刊行されており、既刊6巻です。書籍化が打ち切られた形跡はなく、新刊の発売も継続しています。
Web小説発のラノベ作品では、人気が低迷すると書籍化が途中で止まるケースがありますが、本作はそのような状況にはありません。
漫画版は月刊少年シリウスで連載中
漫画版は月刊少年シリウスおよびWebサイト「マガポケ」「ニコニコ漫画」で配信されています。2026年3月18日更新の第141話まで連載が続いており、打ち切りの兆候は一切ありません。
単行本は既刊16巻に達しており、定期的に新刊が発売されています。月刊連載で16巻というのは十分な巻数であり、出版社が継続を判断していることの証拠です。
2022年の休載から復帰した後も安定して連載が続いていることから、編集部からの評価も高いと考えられます。
シリーズ累計320万部を突破している
『実は俺、最強でした?』はシリーズ累計発行部数320万部を突破しています(2024年4月時点)。なろう系ラノベの中でもトップクラスとは言えないまでも、十分な商業的成功を収めている数字です。
320万部という数字は、アニメ化されたラノベ作品としては堅実な部数です。打ち切りが検討されるような売上水準ではありません。
2023年のアニメ放送によって知名度が大きく上昇し、漫画版の売上も伸びたとみられています。アニメ放送前の2022年9月時点では累計138万部だったことから、アニメ化による効果は大きかったと言えます。
『実は俺、最強でした?』の作者の現在
原作者・漫画担当の両者について、2026年現在の活動状況を確認します。
原作者・澄守彩の連載中の作品
原作者の澄守彩(すみもりさい)先生は、広島県出身のライトノベル作家で、2011年にデビューしています。
2026年現在、澄守彩先生は『実は俺、最強でした?』のWeb小説を引き続き執筆しているほか、『最強勇者はお払い箱→魔王になったらずっと俺の無双ターン』をガンガンONLINE(スクウェア・エニックス)で原作として連載中です。
複数の連載を抱えていることから、現役で精力的に活動していることがわかります。引退や活動停止といった事実はありません。
漫画担当・高橋愛の活動状況
漫画版の作画を担当している高橋愛先生は、2022年の妊娠・出産による休載を経て、連載に復帰しています。
2026年3月時点でも月刊少年シリウスで『実は俺、最強でした?』の連載を継続しており、安定した更新ペースを維持しています。第141話まで掲載されていることからも、問題なく活動を続けていることがわかります。
『実は俺、最強でした?』の媒体別状況まとめ
本作は複数の媒体で展開されているため、それぞれの現状を整理しておきます。
| 媒体 | 現状 |
|---|---|
| Web小説 | 小説家になろうで連載中 |
| 書籍版(ラノベ) | Kラノベブックスより既刊6巻 |
| 漫画 | 月刊少年シリウスで連載中(既刊16巻) |
| アニメ | 2023年7月〜10月放送(全12話)/2期は未発表 |
『実は俺、最強でした?』のアニメは何話まで?続きは原作の何巻から?
TVアニメ『実は俺、最強でした?』は全12話で放送されました。アニメでは原作小説の2巻途中まで、漫画版では6巻あたりまでの内容が描かれています。
アニメの続きを原作で読みたい場合は、小説なら3巻から、漫画なら7巻から読み始めるのがおすすめです。ただし、アニメでカットされたエピソードもあるため、1巻から読み直すとより楽しめるでしょう。
漫画版は2026年3月時点で既刊16巻のため、アニメの続きとして10巻分以上のストーリーが楽しめます。アニメ2期の公式発表は2026年3月時点ではありませんが、原作ストックは十分にある状態です。
『実は俺、最強でした?』を読むなら電子書籍がお得
漫画版は既刊16巻で、1巻あたりの電子書籍価格はおよそ500〜700円程度です。全巻揃えると8,000〜11,000円ほどになりますが、電子書籍ストアのキャンペーンやクーポンを活用すればかなりお得に購入できます。
書籍版(ラノベ)も既刊6巻なので、比較的手軽に全巻揃えられます。漫画版と小説版では描写の細かさが異なるため、両方読み比べてみるのも面白いかもしれません。

