競女が打ち切りになった理由!作者が暴露した編集部の裏事情とは

『競女!!!!!!!!』は打ち切りによって連載が終了した作品です。作者の空詠大智氏が自身のブログで「アニメの放送終了に合わせて連載を終わらせるよう言われていた」と明かしており、編集部主導の打ち切りだったことが判明しています。この記事では、競女が打ち切りになった具体的な理由と、作者が語った編集部との裏事情、そして空詠大智氏の現在の活動について詳しく解説します。

作品名 競女!!!!!!!!(けいじょ)
作者 空詠大智(そらよみ だいち)
連載誌 / 放送局 週刊少年サンデー(小学館)
連載期間 2013年34号〜2017年22・23合併号
巻数 全18巻
打ち切り判定 🔴 打ち切り確定

競女が打ち切りになった理由

『競女!!!!!!!!』は2017年に連載が終了しましたが、その終わり方は多くの読者を驚かせるものでした。作者の空詠大智氏が最終回直後にブログで経緯を明かしたことで、打ち切りの実態が明るみに出ています。

理由1:アニメ終了に合わせた打ち切り通告

打ち切りの最大の要因は、編集部から「アニメの放送が終わったら連載も終わるように」と事前に通告されていたことです。空詠大智氏は最終回掲載後のブログ(2017年4月26日更新)で、アニメ放送前の段階からこの方針を告げられていたと明かしました。

TVアニメ『競女!!!!!!!!』は2016年10月から12月まで全12話が放送されました。つまり、アニメの放送終了は2016年末であり、作者はその時点で連載終了のタイムリミットを意識しながら執筆していたことになります。

実際には連載終了は2017年4月の22・23合併号となり、アニメ終了から約4ヶ月後まで続きましたが、物語を十分にまとめる時間が与えられたとは言い難い状況でした。アニメ化が本来であれば作品の追い風となるはずが、競女の場合は連載終了の引き金として機能してしまったのです。

理由2:アシスタント不足と編集部のサポート欠如

空詠大智氏がブログで明かしたもう一つの深刻な問題が、約1年半にわたるアシスタント不足です。週刊連載の漫画家にとってアシスタントは不可欠な存在ですが、作者によれば小学館内でアシスタントを募集しても約1年半もの間、一人も見つけてもらえなかったといいます。

週刊少年サンデーでの連載は毎週の締め切りに追われる過酷な環境です。アシスタントなしで背景や仕上げまで一人でこなさなければならない状況は、作者の身体的・精神的な負担を大きく増大させました。空詠氏は実際に体調を崩して倒れたこともあったと語っています。

通常、編集部は連載作家のアシスタント確保をサポートしますが、競女の場合はそのサポートが機能していなかったことになります。作者は「自分の力不足」と「出版社の事情」の両方が打ち切りの原因だと述べていますが、アシスタント問題については明らかに編集部側の対応に課題があったと言えるでしょう。

理由3:掲載順の低迷と雑誌内での扱い

作者のブログでは、雑誌の掲載順が常に後ろに追いやられていたことも語られています。週刊少年サンデーに限らず、週刊漫画誌の掲載順は編集部の評価を反映する重要な指標です。掲載順が後方に固定されることは、事実上「打ち切り候補」として扱われていることを意味します。

アニメ放送中は本来であれば注目度が上がり、掲載順も上昇するのが一般的なパターンです。しかし競女の場合、アニメ放送期間中も掲載順が改善されなかったと作者は証言しています。これはアニメ化前から編集部が連載終了を既定路線としていたことを裏付ける状況証拠と言えます。

掲載順の低迷は読者アンケートの結果を反映している場合もありますが、空詠氏の証言を踏まえると、編集長の判断による意図的な配置だった可能性も否定できません。いずれにしても、雑誌内での扱いが作品の評価以上に冷遇されていたことは確かです。

競女の打ち切りに対するファンの反応

競女の最終回と、その直後に明かされた裏事情に対して、ファンや読者からは大きな反響がありました。

SNSでの評価

作者が打ち切りの経緯をブログで暴露した直後、SNSや掲示板では「編集部の対応がひどすぎる」「アシスタントを見つけてもらえなかったのは異常」といった編集部への批判的な声が多数寄せられました。

一方で、「週刊連載で全18巻は決して短くない」「作品自体は十分楽しめた」という意見もあり、作品そのものへの評価は打ち切りという結末とは別に高いものがありました。海外ファンからの支持も厚く、特にアニメ版は海外の視聴者から「唯一無二の作品」として評価されていました。

作者への同情と応援の声が多く集まったことも特徴的です。「次の作品を応援したい」「サンデー編集部に問題があったのでは」という反応が目立ち、作者個人への評価は打ち切り後もむしろ高まった印象があります。

最終回の評価(駆け足だったか)

最終話のタイトルは「終尻!!!!!!!!」(第177話)で、2017年22・23合併号に掲載されました。その内容は、試合の途中で唐突に物語が終了するという衝撃的なものでした。

読者からは「まだ試合中なのに終わった」「最後のコマに知らないキャラがいる」といった困惑の声が上がりました。通常の打ち切り漫画であっても、何らかの形で物語を締めくくるのが一般的ですが、競女の場合は物語の途中で幕が下ろされた形です。

ただし、この唐突すぎる終わり方を「競女らしい」「逆に伝説になった」とポジティブに捉えるファンも少なくありませんでした。作品全体がツッコミどころ満載のコメディ要素を持っていたため、最終回の異常さもある種の「ネタ」として受け入れられた側面があります。

競女の作者の現在

競女の連載終了後、空詠大智氏はどのような活動をしているのでしょうか。

空詠大智の連載中の作品

空詠大智氏は競女の終了後も漫画家として活動を続けています。2023年には小学館の「ドラドラしゃーぷ#」にて『幽活。〜オバケになった俺が憧れの女の子にイタズラする〜』の連載を開始し、全3巻で完結しました。

さらに2024年からは同じく「ドラドラしゃーぷ#」にて『ミルク搾りハンターの異世界搾乳記』を連載中です。2026年1月時点で既刊4巻が発売されており、ニコニコ漫画でも最新話が更新され続けています。

競女で培ったお色気とコメディを融合させる作風は健在で、新天地で精力的に作品を発表しています。競女の打ち切り時に語った苦い経験を乗り越え、現在も現役の漫画家として活動していることがわかります。

関連作品の情報

空詠大智氏の競女以前のデビュー作は『揉み払い師』(クラブサンデー、2011年、全3巻)です。マッサージを題材にしたお色気コメディで、この作品が評価されて週刊少年サンデーでの競女の連載につながりました。

なお、競女のアニメ2期については、原作漫画が打ち切りで終了していることから制作される可能性は極めて低いと考えられます。アニメ版は原作の4巻〜9巻あたりの内容をカバーしており、残りのエピソードも存在しますが、続編の公式発表は出ていません。

競女のアニメは何巻・何話まで?続きは原作の何巻から?

TVアニメ『競女!!!!!!!!』は2016年10月から12月にかけて全12話が放送されました。制作はXebecが担当し、AT-Xほか各局で放送されています。

アニメでは原作漫画のおよそ4巻〜9巻の内容が描かれました。主人公・神無のぞみたちの養成学校での訓練から東西戦までがアニメ化の範囲です。アニメの最終話では東西戦が決着し、のぞみたちがプロ選手としてデビューするところで締めくくられました。

アニメの続きを原作で読む場合は、10巻から読み始めるのがおすすめです。10巻以降ではプロとしての試合が本格的に描かれます。ただし、原作は18巻で打ち切り終了となっているため、物語が完結していない点には注意が必要です。

競女を読むなら電子書籍がお得

『競女!!!!!!!!』は全18巻で完結しており、電子書籍であれば全巻をまとめて購入できます。紙の単行本は絶版になっている巻もあるため、確実に全巻揃えたい場合は電子書籍が便利です。

18巻×1冊あたり約460〜500円程度で、全巻購入の場合は約8,300〜9,000円が目安となります。電子書籍ストアのキャンペーンやクーポンを活用すれば、さらにお得に読むことができるでしょう。


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