『マッシュル-MASHLE-』は打ち切りではなく、全18巻・全162話で完結した作品です。パクリ疑惑や一時的な掲載順の低迷が「打ち切りでは?」という噂につながりましたが、実際にはセンターカラー24ページで最終回を迎えています。この記事では、打ち切りと言われた理由や作者・甲本一の死亡説の真相、作者の現在の活動について詳しく解説します。
| 作品名 | マッシュル-MASHLE- |
|---|---|
| 作者 | 甲本一(こうもと はじめ) |
| 連載誌 / 放送局 | 週刊少年ジャンプ(集英社) |
| 連載期間 | 2020年9号〜2023年31号 |
| 巻数 | 全18巻 |
| 打ち切り判定 | 🟢 打ち切りではない(完結済み) |
| 作者死亡説 | デマ(作者は存命) |
マッシュルが打ち切りと言われた理由
マッシュルは週刊少年ジャンプで約3年半にわたって連載された人気作品ですが、連載終了後に「打ち切りだったのでは?」という声がネット上で広まりました。その背景には、主に3つの理由があります。
理由1:ハリーポッターやワンパンマンとの「パクリ疑惑」
マッシュルが打ち切りと噂された最大の原因は、他作品との類似性を指摘する「パクリ疑惑」が繰り返し話題になったことです。魔法学校を舞台にした世界観は『ハリー・ポッター』シリーズとの共通点が多く、SNSや掲示板で頻繁に指摘されました。
具体的には、箒に乗ってボールを奪い合う競技「ドゥエロ」がクィディッチに似ている点、校長のウォーターバーグがダンブルドアを連想させる点などが挙げられています。さらに、魔法が使えない主人公・マッシュが筋力だけで敵を倒していくスタイルは『ワンパンマン』のサイタマとの類似も指摘されました。
ただし、作品自体は公式にオマージュであることを認めており、独自のギャグ表現やストーリー展開で差別化を図っています。パクリ疑惑はあくまで読者の間で広まった議論であり、これが直接的な打ち切り理由になったわけではありません。
また、『ブラッククローバー』との類似も話題になりました。「魔法が使えない主人公が魔法世界で成り上がる」という設定の共通点が指摘されています。ただし、マッシュルはギャグ要素を前面に出した独自の作風であり、シリアスな展開が中心のブラッククローバーとは方向性が大きく異なります。
むしろパクリ疑惑による炎上が注目を集め、「打ち切りになったに違いない」という憶測を生んだ側面があります。実際には連載は安定して続き、最終回まで掲載されています。
理由2:掲載順が低迷した時期があった
週刊少年ジャンプでは掲載順がアンケート人気の指標とされており、マッシュルにも掲載順が後方に沈んだ時期がありました。連載初期から中盤にかけて、巻末付近に掲載される号が散見され、読者の間で「打ち切りが近いのでは」という不安が広がりました。
週刊少年ジャンプでは実際に掲載順の低迷が打ち切りにつながるケースが多く、この法則を知っている読者ほど「マッシュルも危ないのでは」と感じたようです。一部では人気投票で下位に沈んだことも打ち切り説の根拠として語られました。
しかし、掲載順は必ずしもアンケート結果だけで決まるわけではなく、編集部の判断やカラーページの有無で配置が変わることもあります。マッシュルの場合、その後持ち直して安定した掲載位置を維持しています。
特に連載後半はアニメ化の発表や放送に合わせてセンターカラーや巻頭カラーが増え、掲載順も上位で安定しました。最終的にはセンターカラー24ページで最終回を飾っており、打ち切りとは正反対の扱いを受けています。
理由3:全18巻という巻数への誤解
マッシュルは全18巻で完結しており、週刊少年ジャンプの人気作品としては比較的コンパクトな巻数に映ります。同誌の看板作品は30巻〜50巻以上続くことも珍しくないため、「18巻で終わったのは打ち切りだから」と考える読者がいました。
しかし、全18巻・全162話という分量はストーリーの規模に対して十分なボリュームです。連載期間も約3年半と決して短くはありません。近年のジャンプ作品では、物語を引き延ばさず適切な巻数で完結させるケースも増えており、巻数だけで打ち切りと判断するのは早計です。
最終回は2023年31号にセンターカラー24ページで掲載されました。打ち切り作品の場合、巻頭カラーやセンターカラーが与えられることは通常ありません。この待遇からも、編集部が最終回を重要な節目として位置づけていたことがわかります。
マッシュルが打ち切りではない根拠
打ち切り説が広まった一方で、客観的なデータを見ると、マッシュルが打ち切りではないことは明らかです。以下の3つの根拠から、完結作品であることを確認できます。
全162話・全18巻で最終話まで掲載された
マッシュルは2020年9号から2023年31号まで、全162話が週刊少年ジャンプに掲載されました。打ち切り作品に見られる「駆け足で伏線を回収する」「急に最終回を迎える」といった兆候は見られず、最終回はセンターカラー24ページという手厚い扱いで掲載されています。
さらに、2024年の週刊少年ジャンプ6・7号合併号には特別編が掲載されました。打ち切り作品の特別編が本誌に掲載されることは極めて稀であり、編集部が作品を高く評価していたことを示しています。
2023年7月3日発売の31号に掲載された最終話は、主人公マッシュの物語に区切りをつける内容で、急な打ち切りに見られるような駆け足の展開ではありませんでした。連載開始から約3年半をかけて物語を完走しており、計画的に完結した作品であることがわかります。
累計発行部数1,200万部を突破
マッシュルの累計発行部数は1,200万部(2025年12月時点)を突破しています。連載開始当初は知名度が低かったものの、アニメ化を機に売上が急伸しました。
アニメ放送前の2022年時点では累計300万部程度でしたが、2024年1月に600万部、2024年3月には全世界累計1,000万部を超えるなど、右肩上がりの成長を見せました。打ち切りが検討されるような作品がこのペースで部数を伸ばすことは考えにくいでしょう。
単巻あたりの売上を見ても、第1巻は約49万部を記録しています。アニメ化による相乗効果で既刊の売上が大幅に伸びる「アニメブースト」が顕著に表れた作品であり、商業的には大きな成功を収めています。
アニメ3期の制作が決定済み
マッシュルのTVアニメは第1期(2023年)・第2期(2024年)が放送され、第3期の制作が2027年放送予定で決定しています。2024年5月のイベントで続編制作が発表されました。
原作が完結した後もアニメシリーズが継続して制作されることは、作品の商業的価値が高く評価されている証拠です。打ち切り作品でアニメが3期まで制作されるケースはほぼありません。
アニメ1期はA-1 Picturesが制作を担当し、2023年4月から6月にかけて放送されました。続く2期は2024年1月から3月に放送され、好評を受けて3期の制作決定が発表されています。原作全18巻のうちアニメ化済みは8巻分であり、残り10巻分のストーリーが3期以降で映像化される見込みです。
マッシュルの作者が死亡したと言われる理由
「マッシュル 作者 死亡」という検索ワードが一定の検索ボリュームを持っていますが、作者・甲本一が死亡した事実はありません。この死亡説が広まった背景を整理します。
理由1:連載終了後にSNSでの発信が少なかったこと
甲本一は連載中、個人のSNSアカウントをほとんど運用していませんでした。マッシュルの連載が2023年7月に終了した後も表立った活動が確認しにくい時期が続き、「作者に何かあったのでは」という憶測が生まれました。
漫画家が連載終了後にメディア露出が減ることは珍しくありませんが、ネット上では「消息不明=死亡」という極端な連想が広まりやすい傾向があります。マッシュルの場合もこのパターンに当てはまり、根拠のない死亡説が検索される状況が生まれました。
実際には甲本一は2024年9月にX(旧Twitter)の個人アカウントを開設しており、プロフィールに「漫画家です マッシュルってやつ書いてました」と記載しています。アカウント開設時点で存命であることは明確です。
理由2:他の漫画家の訃報との混同
近年、著名な漫画家の訃報が相次いで報じられたことも、死亡説の背景にあると考えられます。漫画ファンの間で「あの作者も亡くなったのでは」という不安が連鎖的に広がる現象が見られ、マッシュルの作者にも同様の噂が波及した可能性があります。
ただし、甲本一に関しては訃報はもちろん、体調不良の報道や休載の履歴もありません。死亡説は完全なデマであり、事実に基づく情報は一切確認されていません。
「マッシュル 作者 死亡」が検索されやすい背景には、検索エンジンのサジェスト機能も関係しています。関連性の高い検索語句として自動的に表示されることで、事実確認のために検索するユーザーが増え、さらにサジェストが強化されるという循環が生まれています。
このような根拠のない噂を広めることは作者本人にとっても迷惑であるため、公式発表のない情報を鵜呑みにしないことが重要です。
マッシュルの作者の現在
甲本一は現在も漫画家として活動しています。マッシュルの連載終了後の動向について、確認できる情報をまとめます。
甲本一の活動状況
甲本一は2024年9月にX(旧Twitter)の個人アカウント(@QCdxNYNZ8875525)を開設し、活動を続けていることが確認できます。マッシュルは甲本一にとって初の連載作品であり、約3年半の連載で全18巻を描き上げました。
甲本一は集英社の少年ジャンプ漫画賞出身の漫画家です。デビュー前の読み切り作品を経て、マッシュルで初の週刊連載を獲得しました。連載中は独特のシュールなギャグと迫力あるバトル描写が評価され、単行本の売上を着実に伸ばしています。
連載終了後も、2024年の週刊少年ジャンプ6・7号合併号にマッシュルの特別編が掲載されており、集英社との関係は良好であることがうかがえます。アニメ3期の制作にあたっても、原作者として監修に関わることが想定されます。
新連載の動向
2026年3月時点で、甲本一の新連載に関する公式発表は確認されていません。ただし、週刊少年ジャンプの連載作家が次回作の準備に1〜2年以上かける例は珍しくなく、水面下で新作の企画が進行している可能性はあります。
マッシュルで証明された独自のギャグセンスと画力を考えれば、新連載の発表を期待するファンは多いでしょう。今後の動向は甲本一のXアカウントや週刊少年ジャンプの公式発表で確認できます。
マッシュルのアニメは何巻・何話まで?続きは原作の何巻から?
マッシュルのTVアニメは第1期・第2期が放送済みで、第3期の制作も決定しています。アニメの続きを原作で読みたい方に向けて、対応巻数を整理します。
アニメと原作の対応表
| シーズン | 原作範囲 |
|---|---|
| アニメ1期(全12話) | 1巻〜4巻(第1話〜第38話) |
| アニメ2期(全12話) | 5巻〜8巻(第39話〜第74話) |
| アニメ3期(2027年予定) | 9巻〜(第75話〜) |
アニメ2期の続きは、原作コミック9巻の第75話「マッシュ・バーンデッドと口頭試問」から読むことができます。原作は全18巻で完結しているため、9巻から18巻までの10巻分がアニメ未放送の範囲です。
マッシュルを読むなら電子書籍がお得
マッシュルは全18巻で完結済みのため、まとめ読みに適した作品です。単行本1冊あたりの価格は約480〜528円(税込)で、全巻購入の場合は約8,600〜9,500円程度になります。
電子書籍であれば場所を取らず、スマートフォンやタブレットでいつでも読み返すことができます。アニメ2期までの内容は原作8巻までに相当するため、9巻以降を電子書籍で購入してアニメの続きを先に楽しむという読み方もできます。
2027年のアニメ3期放送前に原作を読んでおきたい方は、電子書籍での購入を検討してみてください。完結済み作品のため、一気読みで最後まで楽しめます。

