韓国ドラマ「ミッシング~彼らがいた~」は打ち切りではなく、シーズン1・シーズン2ともに最終話まで放送され完結しています。話数の少なさやシーズン3が制作されていないことから「打ち切りでは?」という声が広まりました。この記事では、ミッシングが打ち切りと言われた理由と、実際の放送経緯や視聴率データをもとにした真相を解説します。
| 作品名 | ミッシング~彼らがいた~(Missing: The Other Side) |
|---|---|
| 脚本 | バン・ギリ、チョン・ソヨン |
| 連載誌 / 放送局 | OCN(シーズン1)/ tvN(シーズン2) |
| 放送期間 | シーズン1:2020年8月〜10月 / シーズン2:2022年12月〜2023年1月 |
| 話数 | シーズン1:全12話 / シーズン2:全14話 |
| 打ち切り判定 | 🟢 打ち切りではない(完結済み) |
ミッシング(ドラマ)が打ち切りと言われた理由
韓国ドラマ「ミッシング~彼らがいた~」は、ネット上で「打ち切りだったのでは?」という声が少なくありません。しかし実際には、いくつかの事情が重なって誤解が生まれたものです。
理由1:韓国ドラマとしては話数が少ない
打ち切り説が広まった最大の原因は、シーズン1が全12話、シーズン2が全14話という話数の少なさです。韓国ドラマは全16話構成が標準とされており、それより短い作品は「途中で終わったのでは?」と疑われやすい傾向があります。
特にシーズン1の12話は、16話構成に慣れた視聴者にとって物足りなく映ったようです。最終回の展開がやや駆け足に感じられたという感想もあり、「本来はもっと続くはずだったのに打ち切られた」という憶測につながりました。
しかし、ミッシングが放送されたOCNはケーブルチャンネルであり、OCN作品は12話構成が一般的です。「ボイス」「他人は地獄だ」など、OCNの人気作品も12話前後で完結しています。
つまり、ミッシングの話数は放送局の標準的なフォーマットに沿ったものであり、話数が短いこと自体は打ち切りの根拠にはなりません。
理由2:シーズン1からシーズン2で放送局が変わった
シーズン1はOCNで放送されましたが、シーズン2ではtvNに放送局が変更されています。この移動が「OCNで打ち切られてtvNに拾われたのでは?」という誤解を招きました。
実際の経緯はまったく異なります。OCNとtvNはどちらもCJ ENMグループ傘下のチャンネルです。CJ ENMは2020年代に入り、ドラマ制作をtvNに集約する方針を打ち出しました。ミッシングに限らず、OCNで放送されていた複数の作品がtvNへ移行しています。
tvNは韓国のケーブルチャンネルの中でも最も視聴者数が多く、知名度の高いチャンネルです。放送局の変更はむしろ「格上げ」と言える移動であり、打ち切りとは正反対の動きでした。
シーズン1の評価が高かったからこそ、より多くの視聴者にリーチできるtvNでシーズン2が制作されたと考えるのが自然です。
理由3:シーズン3が制作されていない
シーズン2の最終話(第14話)では、主人公キム・ウク(コ・ス)が新たな魂の村へ向かう姿が描かれました。この終わり方がシーズン3への布石に見えたことから、「続きがないのは打ち切りだから」という声が出ています。
2026年3月時点で、シーズン3の制作は公式に発表されていません。しかし、シーズン2の物語自体はひとつの区切りを迎えており、未解決のまま放置された打ち切り作品とは状況が異なります。
韓国ドラマでは、人気作品であっても続編が制作されないケースは珍しくありません。主要キャストのスケジュール調整や、制作陣が「物語として完結させたい」と判断するケースもあります。シーズン3がないこと=打ち切りではないという点は押さえておく必要があります。
ミッシングが打ち切りではない根拠
打ち切り説が誤解であることは、放送データや制作の経緯から明確に裏付けられます。
シーズン1・2ともに最終話まで放送されている
ミッシングはシーズン1が全12話、シーズン2が全14話で、いずれも予定通りの話数が最終話まで放送されています。途中で放送が打ち切られた事実はありません。
シーズン1は2020年8月29日に初回が放送され、10月11日に最終回を迎えました。シーズン2は2022年12月19日に放送開始、2023年1月31日に完結しています。
打ち切り作品にありがちな「突然の最終回告知」や「放送枠の変更」といった兆候は一切見られませんでした。
視聴率はケーブルテレビとして好調だった
シーズン1の初回視聴率は1.7%でスタートしましたが、回を追うごとに上昇し、最終回では自己最高の4.81%を記録しています。右肩上がりの視聴率推移は、打ち切り作品の特徴とは真逆です。
韓国のケーブルテレビでは、視聴率2〜3%が成功の目安とされています。OCN放送のシーズン1が最終回で4%台後半を記録したのは、ケーブルドラマとして十分に好調な数字です。
シーズン2ではさらに視聴率が伸び、最高視聴率は7%台に達しました。シーズンを重ねるごとに視聴者が増えており、打ち切りの兆候はまったくありません。
放送局の格上げが作品の評価を証明している
前述の通り、シーズン2ではOCNからtvNへ放送局が移行しています。tvNは「愛の不時着」「ヴィンチェンツォ」「涙の女王」など数々のヒット作を生んだ韓国トップクラスのケーブルチャンネルです。
打ち切り作品が、より大きなチャンネルでシーズン2を制作されることは通常ありえません。放送局の格上げという事実そのものが、ミッシングが高く評価されていた証拠です。
制作会社も引き続きCJ ENMが担当しており、制作体制に変更はありませんでした。
ミッシング2(シーズン2)は打ち切りだったのか
「ミッシング2 韓国ドラマ 打ち切り」という検索も多く見られますが、シーズン2も打ち切りではありません。
シーズン2は全14話の構成で、シーズン1より2話多い話数が用意されました。tvNでの放送ということもあり、制作規模はシーズン1よりも拡大しています。
最終話ではイム・シワンが特別出演し、新たな魂の村の存在が示唆されるなど、物語の世界観を広げる形で幕を閉じました。これは打ち切りによる急な終了ではなく、制作陣が意図した結末です。
シーズン2の視聴率もシーズン1を上回っており、視聴率面での打ち切り理由は見当たりません。作品としての人気を保ったまま完結したシリーズと言えます。
ミッシングの脚本家の現在
ミッシングの脚本を手がけたバン・ギリは、韓国ドラマ業界で活躍を続けています。
バン・ギリの経歴と最新作
バン・ギリは2013年にtvNドラマ「フーアーユー」で脚本家デビューしました。その後「ドクターフロスト」「魔女食堂にいらっしゃい」などを手がけ、ミッシングシリーズで高い評価を得ています。
2025年にはtvNドラマ「新社長プロジェクト」の脚本を担当しています。伝説的な交渉人がチキン店のオーナーに転身し、トラブルを解決していくという物語で、バン・ギリらしい独自の世界観が反映された作品です。
ミッシングの後も精力的に新作を発表しており、脚本家としてのキャリアは順調に続いています。
ミッシングはどこで見られる?配信先まとめ
「ミッシング~彼らがいた~」はシーズン1・シーズン2ともに、日本国内の複数の動画配信サービスで視聴できます。
Netflixではシーズン1・2の両方が配信されています。Amazon Prime VideoやHuluでも視聴可能です。
また、BS12(トゥエルビ)やKNTV、アジアドラマチックTV(アジドラ)などテレビ放送での視聴機会もあります。2025年にはCSベーシックでシーズン2の初放送も実施されました。

