『妊娠したら死にたくなった』の休載理由!打ち切りではなく完結済みの経緯を解説

漫画『妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~』は、2021年5月に休載に入りましたが、その後連載を再開し全6巻で完結済みの作品です。休載の理由は作者・橘ちなつさんの「一身上の都合」と発表されており、具体的な事情は公表されていません。この記事では、休載に至った背景や打ち切りではない根拠、完結までの経緯を詳しく解説します。

作品名 妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~
作者 橘ちなつ
連載誌 / 配信元 BBコミック(ぶんか社)/各電子書籍ストアで配信
連載期間 2019年〜完結済み(途中2021年5月より休載あり)
巻数 全6巻(分冊版)/上下巻(合本版・2024年7月発売)
打ち切り判定 🟢 打ち切りではない(完結済み)

『妊娠したら死にたくなった』が休載した理由

『妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~』は2021年5月に連載が止まり、長期にわたって新話が配信されない状態が続きました。ここでは、休載に至った理由とその背景を解説します。

理由1:作者・橘ちなつさんの「一身上の都合」

休載の直接的な理由は、作者の橘ちなつさんが「一身上の都合」と発表したことに尽きます。公式Xアカウント(@amata_nathu)を通じて、2021年5月から休載に入ることが告知されました。

「一身上の都合」という表現は、体調面の問題や家庭の事情など、プライベートな理由を包括的に示す際に使われるものです。橘ちなつさんはこの件について具体的な説明は行っておらず、ファンの間でもプライバシーを尊重して詮索しないという空気がありました。

なお、橘ちなつさん自身が連載再開の遅延について謝罪のコメントを出していたことから、本人の意思としては連載を続けたかったものの、やむを得ない事情で中断せざるを得なかったことがうかがえます。

理由2:作品テーマと作者自身の体験が密接に関わっている

本作は、橘ちなつさん自身が妊娠・出産を経験した際に発症した「産褥期精神病」の実体験をもとに描かれたエッセイ漫画です。妊娠をきっかけに足が勝手に動く、理由のない恐怖感に襲われる、死にたいという衝動が湧くといった深刻な症状が描かれています。

産褥期精神病は、一般的なマタニティブルーとは異なり、精神科への入院が必要になるケースもある重い症状です。本作では主人公が精神科病棟に入院する様子も描かれており、作者にとって非常にデリケートなテーマを扱っています。

自分自身のトラウマに近い体験を漫画として描き続ける作業は、精神的な負担が大きいと考えられます。実体験をベースにしたエッセイ漫画では、作者の心身の状態が連載の継続に直結するため、休載もやむを得ない判断だったと推測されます。

同様のケースは他のエッセイ漫画でも見られ、闘病記や精神疾患をテーマにした作品では、作者自身の回復ペースに合わせて連載が中断されることは珍しくありません。

『妊娠したら死にたくなった』は打ち切りになったのか?

休載が長引いたことで「打ち切りになったのでは?」という声がネット上で見られましたが、結論として本作は打ち切りではありません。ここでは、打ち切りではない根拠を複数の角度から説明します。

連載は再開され最終話まで描かれている

2021年5月から休載に入った本作ですが、その後連載は再開され、最終話まで描き切られています。打ち切りであれば物語が中途半端な状態で終了しますが、本作では主人公が産褥期精神病の正体を知り、回復に向かうまでの過程がしっかりと描かれました。

最終話では、専門医の診断によって症状の原因が明らかになり、主人公が穏やかな日常を取り戻していく様子が描かれています。物語として完結しており、打ち切りに見られるような急な展開の畳み込みはありません。

エッセイ漫画という性質上、作者自身の体験に基づくストーリーには明確な終着点があり、その終着点まで到達した上での完結です。

単行本が最終巻まで刊行されている

分冊版は全6巻で完結しており、すべての巻が電子書籍ストアで配信されています。さらに、2024年7月には上下巻の合本版がぶんか社から新たに刊行されました

打ち切り作品の場合、出版社が追加の書籍化に積極的でないケースが多いですが、本作は完結から時間が経った後でも新しい形式での刊行が行われています。これは出版社が本作に継続的な需要を認めている証拠です。

合本版の刊行は、新たな読者の獲得を目指した展開であり、打ち切り作品には見られない動きです。

読者からの評価が高く作品としての完成度が認められている

本作はめちゃコミックやコミックシーモアなどの電子書籍ストアで多くのレビューが投稿されており、産褥期精神病という疾患を知るきっかけになったという声が多数寄せられています。

読者レビューでは「同じ経験をした人の支えになる作品」「家族にも読んでほしい」といったコメントが目立ち、作品の社会的意義を評価する声が多く見られます。打ち切りで評価が低い作品とは対照的な反応です。

産褥期精神病という認知度の低い疾患をテーマにしている点でも、啓発的な価値があると評価されています。

『妊娠したら死にたくなった』の完結までの経緯

本作は休載を挟みながらも最終話まで描き切られました。ここでは、連載開始から完結までの流れを整理します。

連載開始から休載まで

『妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~』は、2019年にBBコミック(ぶんか社)から電子書籍として配信が開始されました。各種電子書籍プラットフォーム(コミックシーモア・ebookjapan・めちゃコミックなど)で分冊版が順次配信される形式で連載されていました。

配信開始当初から、産褥期精神病という一般にはなじみの薄いテーマを実体験で描くという特異性が注目を集め、読者の支持を得ていきました。しかし、2021年5月に作者の一身上の都合により休載に入ります。

休載の告知は公式Xアカウントで行われ、作者自身が連載再開の遅延を謝罪するコメントも投稿されていました。

連載再開と完結

休載期間を経て連載は再開され、最終話まで描かれました。分冊版は全6巻として完結し、物語は主人公が産褥期精神病を乗り越え、家族とともに日常を取り戻すところで幕を閉じています。

完結後の2024年7月には、ぶんか社から上下巻の合本版が新たに刊行されました。紙書籍としても流通しており、Amazonや楽天ブックスなどでも購入が可能です。

合本版の発売は、本作が一定の読者需要を持ち続けていることを示しています。完結した作品が改めて書籍化されるのは、出版社が作品の価値を認めているからこそです。

作者・橘ちなつの現在

『妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~』の作者である橘ちなつさんは、本作の完結後、新たな連載作品の発表は確認されていません(2026年3月時点)。

橘ちなつさんはXアカウント(@amata_nathu)で情報発信を続けており、プロフィールには「コミックス発売中」と記載されています。本作の合本版が2024年7月に刊行されたことからも、作品の普及活動は継続していることがわかります。

本作は橘ちなつさん自身の実体験に基づいたエッセイ漫画であるため、同ジャンルの新作が出る可能性もありますが、現時点では次回作についての公式発表はありません。今後の動向はXアカウントで確認できるでしょう。

『妊娠したら死にたくなった』を読むなら電子書籍がお得

本作は全6巻(分冊版)または上下巻(合本版)で完結しているため、まとめ読みしやすいボリュームです。分冊版は1巻あたりの価格が抑えられているので、まず数話試し読みしてから続きを購入するのがおすすめです。

複数の電子書籍ストアで無料試し読みが用意されているため、気になった方はまず冒頭を読んでみてください。産褥期精神病という疾患について知るきっかけとしても価値のある作品です。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)