のみ×しばは打ち切りではなく、作者・田倉トヲルの長期休養により休載中の作品です。4巻発売(2023年4月)以降、新刊の発売が止まっており、2024年11月時点で作者本人が「再開時期は未定」と発表しています。この記事では、休載の理由・打ち切りの可能性・連載再開の見込みまで詳しく解説します。
| 作品名 | のみ×しば |
|---|---|
| 作者 | 田倉トヲル |
| 連載誌 / 放送局 | 君恋(集英社) |
| 連載期間 | 2019年〜休載中 |
| 巻数 | 既刊4巻 |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
のみ×しばが休載している理由
のみ×しばは、集英社のBLアンソロジー「君恋」で連載されていた作品です。男子全寮制の学校を舞台に、恋愛に無関心だった主人公・野宮が、かわいい容姿の同室の御子柴にドキドキしてしまうという青春BLコメディで、理性と本能の葛藤を軸にしたコミカルな展開が読者の支持を集めていました。
しかし、4巻が2023年4月25日に発売されて以降、新たなエピソードの更新が途絶えている状態です。物語は野宮と御子柴が正式に付き合い始め、全寮制の寮で24時間一緒にいる環境の中で関係を深めていく段階にあり、ストーリーの途中で止まっています。
理由1:作者・田倉トヲルの長期休養
のみ×しばが休載している最大の理由は、作者・田倉トヲルが長期の休養に入っていることです。田倉トヲルは2024年11月に自身のX(旧Twitter)アカウント(@TaguraTohru)で、長期にわたり休んでいることを読者に報告しました。
この投稿では「再開時期は未定」と明言されており、連載がいつ再開されるかについて具体的なスケジュールは一切示されていません。再開する際にはXで告知するとしており、読者に対して待ってほしいという趣旨のメッセージが発信されました。突然の告知ではなく、長期にわたる沈黙の後に読者への説明として投稿されたものです。
休養の具体的な理由(体調不良、私的な事情など)については公式に明かされていません。漫画家の長期休養は体調面が原因であるケースが多いですが、田倉トヲルの場合は本人から詳細な説明がないため、推測の域を出ない状況です。ファンの間では体調面を心配する声が多く見られます。
なお、2024年11月のX投稿が確認できる最後の公式発言であり、2026年3月現在に至るまで連載再開に関する続報は出ていません。作者の体調を案じる読者のポストがSNS上で散見されますが、公式からの新しい情報は確認されていない状況です。
理由2:のみ×しばだけでなく全連載が停止している
田倉トヲルは「のみ×しば」以外にも、幻冬舎コミックスの「ルチル」で「こいものがたり」を連載していました。こいものがたりは、同級生の秘密を知ってしまった男子高校生たちの恋模様を描くBL作品で、バーズコミックス ルチルコレクションから既刊2巻が発売されています。
この「こいものがたり」も同様に更新が止まっており、田倉トヲルが手がけるすべての連載作品が同時に休止していることになります。集英社(のみ×しば)と幻冬舎(こいものがたり)という異なる出版社の作品が同時に止まっている点は、掲載誌側の事情ではなく、作者個人の事情であることを裏付けています。
BL漫画家に限らず、複数の連載を抱えている作家が体調を崩した場合にすべての連載が同時にストップするケースは珍しくありません。両出版社から打ち切りの発表が一切ないことから、出版社側は作者の復帰を待っている状態とみられます。
田倉トヲルはBL漫画家としてキャリアが長く、のみ×しばやこいものがたり以外にも多数の作品を手がけてきた実績があります。出版社との関係も良好であると推測されることから、復帰した際には連載が再開される可能性が高いと考えられます。
のみ×しばは打ち切りになるのか?
休載が長期化すると「このまま打ち切りになるのでは?」と不安になるファンも多いでしょう。ここでは、打ち切りの可能性が低い理由と、それでも残るリスクについて整理します。
連載再開の可能性
現時点で打ち切りの可能性は低いと考えられます。その最大の根拠は、出版社(集英社)から連載終了のアナウンスが一切出ていないことです。漫画が打ち切りになる場合、通常は「完結」「最終回」といった告知が掲載誌やコミックスの帯で行われます。のみ×しばにはそうした告知が確認されていません。
また、田倉トヲル本人が「再開時期は未定」と述べている点も重要です。これは「終了」ではなく「一時停止」を意味する表現であり、作者自身に連載を続ける意思があることを示しています。もし連載を終了するつもりであれば「休養」ではなく「終了」と表現するのが自然です。
さらに、BL漫画のアンソロジー誌は週刊少年誌のように厳密な連載枠の競争がありません。「君恋」のような媒体では、作家の復帰を長期間待つことが比較的容易な環境です。週刊少年ジャンプのような掲載枠が限られた雑誌では、休載が続くと打ち切られて別の新連載に枠を奪われるリスクがありますが、アンソロジー誌ではそうした事情が異なります。
打ち切りの心配はあるか
ただし、休載が数年単位で長期化した場合には、事実上の連載終了となる可能性はゼロではありません。4巻の発売が2023年4月であり、2026年3月現在ですでに約3年が経過しています。この間に新刊が出ていないことは、読者にとって不安材料であることは確かです。
過去のBL作品や一般漫画でも、作者の体調不良から長期休載に入り、そのまま明確な「完結」の告知がないまま連載が自然消滅したケースは存在します。公式に「打ち切り」と宣言されなくても、新作が出ないまま年単位で時間が経過すれば、結果的に未完の作品として扱われることになります。読者としては、続きが読めなくなる可能性もゼロではないことを認識しておく必要があるでしょう。
ただし田倉トヲルの場合は、Xアカウントが維持されており、2024年11月の時点で休養中であることを自ら報告している点が異なります。完全に音信不通になっているわけではないため、打ち切りというよりは「復帰待ち」の状態が続いていると判断するのが妥当でしょう。
集英社「君恋」の掲載環境
のみ×しばの掲載媒体である「君恋」は、集英社が運営するBLアンソロジーです。「君恋」は不定期刊行のアンソロジーであり、週刊誌や月刊誌のように毎号決まった連載枠があるわけではありません。このため、作家が休養から復帰した際に掲載の場が確保しやすい媒体といえます。
週刊少年誌であれば、数か月の休載でも連載枠を維持するのは困難です。枠が限られているため、休載中に別の新連載が始まり、復帰先がなくなるケースもあります。しかしアンソロジー形式であれば、作家が原稿を仕上げたタイミングで掲載することが可能であり、長期休載からの復帰のハードルは相対的に低いといえるでしょう。
この掲載環境の特性を考えると、のみ×しばが打ち切りになるリスクは、一般的な週刊・月刊連載に比べてかなり小さいと判断できます。掲載誌の廃刊リスクについても、「君恋」は集英社のBLレーベルとして安定した運営が続いており、現時点で廃刊の情報はありません。
のみ×しばの連載再開はいつ?
「いつ再開するのか」は、のみ×しばのファンにとって最も気になる点でしょう。現時点で判明している情報を時系列で整理します。
最新情報
2024年11月時点で、田倉トヲル本人が「再開時期は未定」と明言しています。この発言以降、連載再開に関する新たな発表は確認されていません。5巻の発売日についても未定のままです。
電子書籍ストア各社(BookLive、ebookjapan、コミックシーモア、DMMブックスなど)でも、のみ×しば5巻の予約受付や発売予定日のアナウンスは行われていない状況です。集英社の公式サイトにも5巻に関する情報はありません。
作者のXアカウントでは「再開する際にはこのアカウントで告知する」と案内されているため、公式情報をいち早く得るにはXのフォローが確実な手段です。新刊アラートサービス(ベルアラート等)に登録しておくのも一つの方法でしょう。
過去の巻数発売ペースから見る予想
のみ×しばのこれまでの単行本発売ペースを振り返ると、以下のようになっています。
| 巻数 | 発売日 | 前巻からの間隔 |
|---|---|---|
| 1巻 | 2020年1月24日 | — |
| 2巻 | 2021年1月25日 | 約12か月 |
| 3巻 | 2022年2月25日 | 約13か月 |
| 4巻 | 2023年4月25日 | 約14か月 |
| 5巻 | 未定 | 35か月以上経過 |
1巻から4巻までは、おおむね12〜14か月ごとのペースで発売されていました。このペースが維持されていれば、5巻は2024年6月頃に発売されていてもおかしくありません。しかし実際には2026年3月現在も発売予定がなく、4巻から35か月以上が経過しています。
この発売間隔の大幅な乖離は、休載が通常の執筆ペースの変動ではなく、作者の事情による長期中断であることを裏付けています。もともと12〜14か月というペース自体、BLアンソロジー連載としては標準的なものでした。それが35か月以上に拡大しているのは明らかに異常値です。
連載が再開された場合でも、原稿がある程度たまってから単行本化されるため、5巻の発売は連載再開からさらに数か月後になるでしょう。
連載再開の正確なタイミングは作者の状況次第であり、外部から予測することは困難です。ファンとしてできることは、作者のXアカウント(@TaguraTohru)をフォローして復帰の告知を待つことです。焦らずに作者の回復を見守り、再開の報を楽しみに待ちましょう。
田倉トヲルの他の作品
田倉トヲルはBL漫画家として長いキャリアを持ち、のみ×しば以外にも多くの作品を手がけています。ここでは、代表的な作品を紹介します。
こいものがたり(幻冬舎コミックス)
「こいものがたり」は、田倉トヲルのもうひとつの連載作品です。幻冬舎コミックスの「ルチル」に掲載され、バーズコミックス ルチルコレクションから既刊2巻が発売されています。ゲイであることを隠していた吉永大和の秘密を同級生の長谷川が知ってしまうところから物語が始まる青春BL作品です。
BLレビューサイト「ちるちる」では平均4.6という高評価を得ており、田倉トヲルの繊細な心理描写と自然な感情の動きの描写が読者から支持されています。2巻の巻末では3巻について言及がありましたが、こちらも現在は休載中であり、3巻の発売予定は発表されていません。のみ×しばと同様に、作者の復帰を待っている状態です。
その他の過去作品
田倉トヲルはBLジャンルを中心に、読み切りや短編集を含め多数の作品を発表してきた作家です。角川ビーンズ文庫ではライトノベルの挿絵も手がけるなど、イラストレーターとしての活動実績もあります。
漫画家・イラストレーターとしての実績が豊富であることから、復帰後の活動基盤は十分にあるといえます。のみ×しばの連載再開を待ちながら、田倉トヲルの過去作品を読んで作風に触れておくのもよいでしょう。繊細な表情の描き分けや、コミカルなやりとりの中に切なさを織り込む作風は、のみ×しばにも通じる魅力です。
のみ×しばを読むなら電子書籍がお得
のみ×しばは既刊4巻がすべて電子書籍で配信されています。1巻あたり約660円前後で、全4巻をそろえても約2,600円程度です。さらに分冊版(各話ごとの配信)も販売されているため、まずは気になるエピソードだけ試し読みすることも可能です。
電子書籍ストアでは初回限定クーポンや定期的なセールが実施されているため、タイミングによってはかなりお得に購入できることもあります。連載再開を待つ間に、既刊4巻分のストーリーを読み返しておけば、再開後にスムーズに続きを楽しめるでしょう。全寮制の男子校という閉鎖的な空間で繰り広げられる野宮と御子柴のやりとりは、何度読み返しても新鮮な面白さがあります。
紙の単行本は在庫が少なくなっている場合もあるため、確実に入手したい場合は電子書籍がおすすめです。のみ×しばは集英社ガールズコミックスおよび集英社君恋コミックスDIGITALのレーベルから配信されており、主要な電子書籍ストアであればどこでも購入可能です。

