おじさんはカワイイものがお好きドラマは打ち切り?全5話の理由と真相を解説

「おじさんはカワイイものがお好き。」のドラマは打ち切りではありません。全5話という短さから打ち切りを疑う声がありますが、放送開始前から全5話の構成で制作されていました。この記事では、打ち切りと言われた理由と、その真相について詳しく解説します。

作品名 おじさんはカワイイものがお好き。
原作 ツトム(COMICポラリス連載)
放送局 読売テレビ制作・日本テレビ系「木曜ドラマF」
放送期間 2020年8月13日〜9月10日(毎週木曜 23:59〜翌0:54)
話数 全5話
主演 眞島秀和(小路三貴 役)
打ち切り判定 🟢 打ち切りではない(当初から全5話の企画)

「おじさんはカワイイものがお好き。」ドラマが打ち切りと言われた理由

「おじさんはカワイイものがお好き。」(通称:おじカワ)のドラマは2020年8月から9月にかけて読売テレビ制作で放送されました。わずか1カ月で終了したため、「打ち切りだったのでは?」という声がネット上で広がりました。

理由1:全5話という異例の短さ

打ち切り説が生まれた最大の原因は、全5話という話数の少なさです。一般的な連続ドラマは1クール10〜12話で構成されることが多く、それと比べると半分以下の話数しかありません。

放送開始が2020年8月13日、最終回が9月10日と、わずか約1カ月で放送が終了しています。視聴者の多くは放送開始時に全5話であることを把握しておらず、毎週楽しみに見ていたところ突然最終回を迎えた形になりました。

実際にYahoo!知恵袋でも「実写ドラマは半打ち切りのように早く終わってしまいましたが」という質問が投稿されるなど、放送終了から数年が経過しても視聴者の間で打ち切り説が根強く残っています。

同じ「木曜ドラマF」枠の前期作品「ランチ合コン探偵」が全10話だったことも比較対象となり、「おじカワだけ話数が少ない=途中で終わらされた」という誤解につながった面があります。ただし、深夜ドラマ枠では全5話〜8話程度の短期構成は珍しくありません。

理由2:2020年のコロナ禍と重なった放送時期

ドラマの放送は2020年8月〜9月で、新型コロナウイルスの影響でテレビ業界全体が混乱していた時期と重なっていました。2020年春には多くのドラマが撮影中断や放送延期を余儀なくされています。

2020年4月〜6月にかけては「半沢直樹」をはじめ多くの連続ドラマが撮影中断・放送延期となり、再放送や特別編で枠を埋める異例の事態が続きました。そのため「おじカワもコロナの影響で話数が削られたのでは?」「本来はもっと長く放送する予定だったのでは?」という憶測が広まりました。

コロナの影響で話数が短縮された作品や、放送スケジュールが変更された作品が実際に存在したため、この憶測にはある程度の説得力がありました。放送時期がちょうどコロナ禍の真っただ中だったことが、打ち切り説を後押しした格好です。

しかし、後述するように本作は放送開始前にすでに全話の撮影が完了していました。コロナの影響で撮影スケジュールが乱れた結果ではなく、企画段階から全5話の構成で制作されたドラマです。

理由3:原作漫画のストックが豊富だったことによる違和感

原作漫画「おじさんはカワイイものがお好き。」は2017年7月からCOMICポラリスで連載されており、ドラマ放送時点の2020年8月にはすでに単行本が複数巻刊行されていました。小路課長の日常を描くエピソードが豊富にストックされていたにもかかわらず、ドラマが全5話で終了したことに違和感を覚えたファンも多かったようです。

「原作はまだまだ続いているのに、なぜドラマだけこんなに早く終わるのか」という疑問は自然なものです。原作ファンからすれば、映像化で描けるエピソードがたくさんあるのに5話で終わるのは不自然に映ったのでしょう。

また、ドラマでは原作に登場するキャラクターの一部しか描かれていないため、「もっと続けてほしかった」という気持ちが「途中で打ち切られた」という解釈につながった面もあります。

ただし、深夜ドラマでは原作の一部だけを切り取って短期シリーズとして制作することはよくあります。原作の分量とドラマの話数は必ずしも比例するものではなく、制作側の予算やスケジュールに応じて話数が決められます。

「おじさんはカワイイものがお好き。」ドラマが打ち切りではない根拠

ここまで打ち切りと言われた理由を見てきましたが、実際には打ち切りではありません。その根拠を具体的に説明します。

放送開始前から全5話の構成で制作されていた

最も重要な事実として、ドラマの撮影は放送開始前にすべて完了していました。つまり、視聴率の結果を見て途中で打ち切ったわけではなく、最初から全5話として企画・制作されていたということです。

打ち切りとは、視聴率低迷や制作上の問題により当初の予定よりも早く終了させることを指します。視聴率が低い回が続いた結果、予定されていた話数を削って早期終了するのが典型的な打ち切りのパターンです。

本作の場合、当初の予定どおり全5話が放送されており、打ち切りの定義には当てはまりません。読売テレビの「木曜ドラマF」枠は深夜帯のドラマ枠であり、プライムタイムのドラマとは制作規模や放送話数の基準が異なります。

深夜ドラマ枠では、予算や放送スケジュールの都合上、全5話〜8話程度の短期構成で制作されることが一般的です。おじカワの全5話はこの枠のフォーマットに沿ったものであり、異例の短さではありません。

深夜枠として問題のない視聴率だった

「おじさんはカワイイものがお好き。」の放送枠は毎週木曜23:59〜翌0:54という深夜帯です。深夜ドラマの視聴率はゴールデンタイムのドラマと比較すると低くなるのが一般的で、本作の視聴率は深夜枠としては標準的な水準でした

そもそも深夜0時前後の放送枠で高視聴率を期待すること自体が現実的ではありません。視聴率が原因で打ち切られるケースでは、同枠の過去作品と比較して著しく低い数字が出ることが前提ですが、本作にはそのような事情は見られません。

むしろ放送中はSNSでの反応が非常に活発でした。毎話放送後にハッシュタグ「#おじカワ」がTwitter(現X)のトレンドに入るなど、深夜ドラマとしては異例の注目度を集めていました。リアルタイム視聴率だけでは測れない人気が、配信やSNS上での盛り上がりに表れていたと言えます。

最終回後に「おじカワロス」と続編希望の声が殺到

2020年9月10日の最終回放送後、SNS上には「おじカワロス」という言葉があふれました。MANTANWEBの報道によれば、「おじカワに癒され感動した」「続編が見たい」という声が続々と寄せられています。

最終回放送時には「#おじカワ」がTwitterトレンド2位にランクインしました。深夜ドラマでトレンド上位に入ること自体が珍しく、打ち切り作品にありがちな「ひっそりと終わった」雰囲気とは正反対の反響です。

Filmarksには1,700件を超えるレビューが寄せられており、放送終了後も長期にわたって新規視聴者が作品を評価し続けていることがわかります。打ち切り作品であれば、放送終了前にすでに視聴者の関心が低下しているのが通常であり、これほどの反響は生まれません。

視聴者から惜しまれながら終了したこと、そして終了後も高い評価を維持していることは、予定どおりの最終回だったことを強く裏付けています。

ドラマ終了後にアニメ化が決定している

2025年11月には「おじさんはカワイイものがお好き。」のTVアニメ化が正式に発表されました。アニメーション制作はライデンフィルムが担当し、2026年に放送予定です。

打ち切りになった作品が、その後にアニメ化というさらなるメディアミックス展開に至ることは通常ありえません。ドラマ→アニメと映像化が続いていること自体が、作品が高く評価されている証拠です。

ドラマが打ち切りだったのであれば、出版社やアニメ制作会社がリスクを取って新たな映像化に踏み切ることは考えにくいでしょう。アニメ化の決定は、ドラマの打ち切り説を明確に否定する材料の一つです。

「おじさんはカワイイものがお好き。」原作者ツトムの現在

ドラマの原作である漫画「おじさんはカワイイものがお好き。」の作者・ツトムの活動状況についてもまとめます。

原作漫画はCOMICポラリスで連載継続中

原作漫画「おじさんはカワイイものがお好き。」は2017年7月6日からフレックスコミックスが運営するWeb漫画サイト「COMICポラリス」で連載を開始し、2026年現在も連載が続いています。単行本は既刊11巻(2025年2月時点)です。

イケメンで仕事もできる43歳の課長・小路三貴が、カワイイものが大好きという秘密を抱えながら日常を過ごすハートフルコメディとして、長期にわたり読者に支持されています。

ドラマが全5話で終了したあとも原作は順調に続いており、2020年のドラマ放送から6年以上が経過した現在も新刊が刊行されています。作品自体が打ち切られたわけではないことは明らかです。

COMICポラリスの公式サイトでは最新話が随時公開されており、Web上で無料で読めるエピソードも用意されています。連載が長期にわたって安定して続いている点は、作品の根強い人気を示しています。

2026年にTVアニメ化が決定

2025年11月8日、「おじさんはカワイイものがお好き。」のTVアニメ化が正式に発表されました。アニメーション制作はライデンフィルムが担当し、2026年に放送予定です。

池袋で開催されたイベントにて発表が行われ、作者ツトムによる描き下ろしティザービジュアルも公開されました。公式サイトとSNSアカウントも同日に開設され、ファンの間で大きな話題となっています。

2020年の実写ドラマに続いて2026年にアニメ化と、異なるメディアで2度の映像化が実現したことになります。作者ツトムにとっても代表作であり、今後のアニメ放送に合わせてさらなる注目が集まることが予想されます。

「おじさんはカワイイものがお好き。」ドラマと原作の対応

ドラマ版は原作漫画の序盤エピソードを中心に構成されています。全5話で描かれたのは、小路課長がカワイイもの好きの秘密を隠しながら職場で奮闘する姿と、同じくカワイイもの好きの後輩・真田との交流を軸にしたストーリーです。

ドラマのキャストは主演の眞島秀和(小路三貴 役)のほか、今井翼(真田 役)、桐山漣、藤原大祐らが出演しています。原作のコミカルな雰囲気を実写で再現しつつ、ドラマオリジナルの演出も加えられていました。千葉県フィルムコミッションの支援作品としてロケも行われています。

原作漫画は既刊11巻(2025年2月時点)まで刊行されており、ドラマで描かれた範囲は全体のごく一部にとどまります。ドラマでは小路課長の会社での日常が中心でしたが、原作ではさらに多くのキャラクターが登場し、カワイイもの好きの輪が広がっていく展開が描かれています。

ドラマの続きが気になる方は原作漫画を読むことで、小路課長のさらなる日常を楽しむことができます。原作は1巻から読んでもドラマとは異なるエピソードが含まれているため、新鮮な気持ちで楽しめるでしょう。

「おじさんはカワイイものがお好き。」ドラマの配信状況

ドラマ「おじさんはカワイイものがお好き。」は全5話と短いため、見逃した方やもう一度見たいという方も多いでしょう。2026年現在、動画配信サービスのHuluで全話が配信されています。

全5話で1話あたり約55分の構成のため、一気見しても5時間弱で視聴が完了します。深夜ドラマらしいテンポのよさが特徴で、1話完結に近いエピソード構成のため途中からでも楽しめます。

2026年にはTVアニメの放送も控えているため、アニメ放送前にドラマ版で作品の世界観を確認しておくのもよいかもしれません。ドラマとアニメでキャストや演出がどう異なるかを比較するのも楽しみ方の一つです。

また、ホームドラマチャンネルでもCS放送として再放送が行われることがあります。配信状況は時期によって変動する可能性があるため、視聴前に各サービスの最新の配信情報を確認することをおすすめします。


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