プロミス・シンデレラの最終回がひどいと言われる理由!打ち切りだったのか徹底解説

『プロミス・シンデレラ』の最終回は、ドラマ版を中心に「展開が雑」「キャラの行動が意味不明」といった厳しい声が上がりました。

特にドラマ最終回では菊乃の急なホラー展開や動機の不透明さが批判を集め、「最終回だけ別のドラマのようだった」という感想が目立ちます。

この記事では、最終回がひどいと言われる具体的な理由と、本作が打ち切りだったのかどうかを詳しく解説します。

作品名 プロミス・シンデレラ
作者 橘オレコ
連載誌 / 放送局 裏サンデー / マンガワン(小学館)
連載期間 2018年1月〜2022年3月
巻数 全16巻
メディアミックス TVドラマ(TBS系、2021年7月〜9月、全10話)
打ち切り判定 🟢 打ち切りではない(完結済み)

プロミス・シンデレラの最終回がひどいと言われる理由

『プロミス・シンデレラ』の最終回に対する批判は、主にドラマ版(TBS系・2021年7月〜9月放送)に集中しています。漫画版の最終回はおおむね好意的に受け止められましたが、ドラマ版は終盤の展開に不満を持つ視聴者が多く見られました。

なお、ドラマ版は原作漫画の途中までを全10話に再構成した作品です。原作の結末とは異なるオリジナルの展開が含まれており、漫画とドラマで「最終回」の内容が異なる点は押さえておく必要があります。

理由1:ドラマ最終回で菊乃の急なホラー展開が唐突だった

ドラマ版で最も批判が集まったのが、最終回(第10話)における菊乃(松井玲奈)の暴走です。第9話の途中から菊乃が「本気を出す」展開になり、最終回では学生時代から早梅を憎んでいた菊乃が壱成を拉致監禁するというショッキングな場面から幕を開けました。

それまでの8話にわたって、本作は「離婚したアラサー女性と高校生男子の年の差ラブコメ」として視聴者に親しまれていました。コミカルなやり取りやキュンとする場面が見どころだった作品が、終盤2話で急にサスペンス色を帯び始めたのです。

「9話の途中くらいから変な方向に行ってしまった」という率直な感想が多く、最終回だけ別のドラマを見ているようだったという声が上がっています。松井玲奈の演技自体は「ミステリアスでハマり役」と評価されていましたが、脚本の急転換に対する戸惑いのほうが大きかったようです。

ラブコメとして9話まで楽しんでいた視聴者にとって、最終回で急にホラー要素が持ち込まれたことは、作品全体のトーンを壊すものとして受け止められました。原作漫画でも菊乃に相当するキャラクターは登場しますが、ドラマ版では尺の都合もあってかその描き方がより極端になっていた印象があります。

理由2:菊乃の動機や行動に一貫性がなかった

菊乃というキャラクターは、成吾への恋心、早梅への嫉妬、成吾を幸せにしたい気持ち、早梅を傷つけたい感情など、複数の動機が入り混じった複雑な人物として描かれていました。しかし最終回では、その複雑さが「一貫性のなさ」として映ってしまったと指摘されています。

「菊乃の目的や本心にも納得できなかった」「いろんな気持ちがごちゃ混ぜで、行動にも一貫性がないように見えた」という感想が多く見られます。成吾を愛しているはずの菊乃がなぜ壱成を拉致するのか、早梅を憎んでいるのか妬んでいるのか、視聴者にとって最終回での行動原理が読み取りづらかったのです。

登場人物の心の動きが分かりにくかったことが、最終回の不満につながった最大の原因だったと言えるでしょう。「最終回だけ、どうしてこんなザツな感じになっちゃったんだろう」という率直な感想が、視聴者の気持ちを端的に表しています。

さらに、壱成の拉致監禁という重大な犯罪行為が作中でうやむやに処理され、そのままハッピーエンドを迎えたことに対しても疑問の声が上がりました。「未成年者拉致も隠蔽してハッピーエンド」という皮肉な感想に見られるように、シリアスな犯罪行為と明るい結末のギャップが違和感を生んでいます。

キャラクターの動機を丁寧に描く時間が足りなかった可能性があり、全10話という尺の中で終盤に詰め込みすぎた構成が裏目に出た形です。原作漫画は全110話かけてキャラクターの心情を描いていますが、ドラマ版は10話に凝縮する必要があったため、特に終盤のキャラクター描写が駆け足になってしまったと考えられます。

理由3:漫画版でも一部の展開にモヤモヤが残った

漫画版の最終回は全体的に好評で、「2人の幸せな結末が見られて嬉しい」「連載当初から追ってきた甲斐があった」というポジティブな感想が大多数を占めていました。しかし、一部の読者からは不満の声も上がっています。

特に指摘が多かったのが、早梅の父親をめぐるエピソードの扱いです。「実の娘に瓶で殴りかかる父親の問題を解決しないまま終了してしまった」という点にモヤモヤを感じた読者がいました。

物語の核心である早梅と壱成の関係は大団円を迎え、プロポーズに至るまでの過程も丁寧に描かれていました。しかし、家族関係の問題が宙に浮いたまま完結したことが、一部の読者にとっては引っかかるポイントとなったのです。

最終16巻にはアフターストーリー5本と描き下ろしおまけマンガ2本が収録されており、本編では描ききれなかった部分を補完する構成にはなっています。斉藤壮馬と伊藤静によるボイスコミックも公開されるなど、完結作品としての扱いは手厚いものでした。

漫画版に関しては「ひどい」というよりも「一部に惜しい点がある」という評価が実態に近いでしょう。ドラマ版ほどの強い批判は見られません。

プロミス・シンデレラは打ち切りだったのか?

「最終回がひどい」という評判から、「打ち切りだったのでは?」と疑問を持つ方もいるかもしれません。しかし結論から言うと、『プロミス・シンデレラ』は打ち切りではありません。漫画版は全110話・全16巻で完結しており、物語として最後まで描き切られた作品です。

ドラマ版も全10話が予定通り放送されています。視聴率の低さや最終回の評判から打ち切りを連想する方がいますが、漫画・ドラマともに打ち切りの事実はありません。

打ち切りではない根拠:全16巻・全110話で完結

『プロミス・シンデレラ』は裏サンデーとマンガワンで2018年1月8日から2022年3月21日まで、約4年2ヶ月にわたって連載されました。全110話という話数は、WEBコミックとしては十分なボリュームです。

最終16巻にはアフターストーリーや描き下ろしが収録されており、急に打ち切られた作品にはない「締めくくり」が丁寧に行われています。打ち切り作品でアフターストーリーが5本も収録されることはまずありません

連載終了時に小学館コミック公式サイトでも「年の差カップルの結末は!?『プロミス・シンデレラ』最終16巻発売」として通常の完結告知が行われており、打ち切りを示す情報は一切確認できません。

単行本は小学館の「裏少年サンデーコミックス」レーベルから全16巻が刊行されました。最終巻の発売日は2022年8月19日で、連載終了から約5ヶ月後に刊行されています。完結後にはスピンオフ『#アラサー女と男子高校生』がpixivコミックで連載され、単行本1巻が発売されました。本編完結後にスピンオフが企画されたこと自体が、作品が計画的に終了したことの裏付けと言えます。

ドラマ版の視聴率は低迷したが打ち切りではない

ドラマ版は2021年7月13日から9月14日までTBS系「火曜ドラマ」枠で全10話が放送されました。初回視聴率は世帯平均7.9%でスタートし、最高視聴率は第8話の8.9%でした。

全話平均視聴率は7.7%で、2014年以降の「火曜ドラマ」枠としてはやや低い水準だったとされています。ただし、全10話が予定通り放送されており、途中で打ち切られた事実はありません

視聴率の低迷については、放送時期が2021年の東京オリンピック期間と重なったことが大きく影響しています。第3話(6.7%)・第4話(6.2%)はオリンピック期間中の放送で大きく数字を落としましたが、閉会後の第5話では8.1%まで持ち直しました。

視聴率が低かったことで「ドラマも打ち切りだったのでは」と誤解される場合がありますが、連続ドラマが放送途中で話数を削られて打ち切られるケースは日本の地上波では極めてまれです。本作も当初の予定通り全10話を完走しています。Yahoo!テレビのドラマレビュー欄にも最終回まで感想が投稿されており、途中打ち切りではなかったことが確認できます。

マンガワンでの高い人気が作品を支えた

『プロミス・シンデレラ』はコミックアプリ「マンガワン」で圧倒的な人気を獲得した作品です。「マンガワン女子部」の看板作品のひとつとして多くの読者に支持され、その人気がTBSでのドラマ化につながりました。

ドラマ版では主演に二階堂ふみ、相手役に眞栄田郷敦、さらに岩田剛典や松井玲奈といった豪華キャストが起用されました。視聴率こそ振るわなかったものの、SNS上ではキャストの演技やキャラクターの再現度に称賛の声が集まり、特に眞栄田郷敦の壱成役は「壱成ロス」という言葉が生まれるほどの反響がありました。

映画・ドラマのレビューサイトFilmarksでは5,871件ものレビューが投稿されており、平均スコアは3.6点(5点満点)です。最終回への不満はあるものの、作品全体としては一定の評価を得ていることがわかります。打ち切りどころか、漫画・ドラマともにしっかりとした人気を獲得した作品だったと言えるでしょう。

プロミス・シンデレラの作者の現在

作者の橘オレコは、『プロミス・シンデレラ』完結後も精力的に活動を続けています。前作と同じ裏サンデー・マンガワンを拠点に新連載を開始しており、2026年にはアニメ化も決定するなど、漫画家としてさらに大きなステップアップを遂げています。

橘オレコの連載中の作品『ホタルの嫁入り』

橘オレコは現在、『ホタルの嫁入り』を裏サンデーおよびマンガワンで連載しています。2023年1月1日に連載が開始され、隔週月曜更新で続いています。

明治時代を舞台に、「愛が重い殺し屋」と「華族令嬢」の命がけの結婚物語を描くラブサスペンス作品です。既刊11巻(2026年2月時点)まで刊行されており、『プロミス・シンデレラ』に引き続きマンガワンの人気作品として高い支持を集めています。

『プロミス・シンデレラ』が現代を舞台としたラブコメだったのに対し、『ホタルの嫁入り』は明治時代の歴史的背景にサスペンス要素を組み合わせた作風です。橘オレコの表現の幅が大きく広がっていることがうかがえます。

小学館コミック公式サイトのインタビューでも、橘オレコは新作への意気込みを語っており、精力的に創作活動を続けています。

『ホタルの嫁入り』のアニメ化が決定

『ホタルの嫁入り』は2026年10月よりフジテレビ系「ノイタミナ」枠でTVアニメの放送が決定しています。制作はdavid productionが担当し、監督は亀井隆広、キャラクターデザインは愛敬由紀子が務めます。メインキャストは桐ヶ谷紗都子役にLynn、後藤進平役に内山昂輝が発表されています。

ノイタミナ枠は『あの花』や『PSYCHO-PASS』など数々の人気作品を輩出してきた放送枠であり、橘オレコにとっては前作のドラマ化に続く2度目のメディアミックス展開となります。

『プロミス・シンデレラ』で築いた読者からの信頼と人気を土台に、作者はさらにキャリアを広げている状況です。

プロミス・シンデレラを読むなら電子書籍がお得

『プロミス・シンデレラ』は全16巻で完結しており、一気読みしやすいボリュームです。電子書籍版は1巻あたり600〜700円前後で、全巻揃えると約10,000〜11,000円ほどになります。

電子書籍ストアでは初回登録キャンペーンやクーポン配布を実施していることが多く、紙の単行本よりもお得に購入できる場合があります。特に全巻まとめ買い時に大幅な割引クーポンが適用されるストアを利用すれば、さらに費用を抑えられるでしょう。

最終16巻にはアフターストーリー5本と描き下ろしおまけマンガ2本が収録されています。本編の結末が気になる方や、ドラマ版との違いを確認したい方は、最終巻まで揃えるのがおすすめです。


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