テラフォーマーズの作者が死亡?デマの真相と連載再開の現在

「テラフォーマーズの作者が死亡した」という噂がネット上で広まっていますが、これは完全なデマであり、原作者の貴家悠先生・作画の橘賢一先生ともに存命です。約5年半にわたる長期休載と、貴家先生のSNS更新停止が死亡説の原因となりました。この記事では、テラフォーマーズの作者死亡説が生まれた経緯と、連載再開後の最新状況について詳しく解説します。

作品名 テラフォーマーズ(TERRA FORMARS)
作者 貴家悠(原作)/橘賢一(作画)
連載誌 ミラクルジャンプ → 週刊ヤングジャンプ(集英社)
連載期間 2011年〜連載中(長期休載を挟む)
巻数 既刊23巻(2024年7月時点)
打ち切り判定 🔵 連載中(打ち切りではない)
作者死亡説 デマ(貴家悠・橘賢一ともに存命)

テラフォーマーズの作者が死亡したと言われる理由

テラフォーマーズの作者死亡説は、複数の要因が重なって広まったものです。ここでは、なぜ「作者が亡くなったのでは」という誤解が生まれたのかを整理します。

理由1:原作者・貴家悠の約5年半にわたる長期休載

死亡説の最大の原因は、原作者・貴家悠先生の体調不良による長期休載です。テラフォーマーズは2018年12月発売のヤングジャンプを最後に休載に入り、約5年半もの間、連載が完全に止まりました。

休載の理由は「貴家悠先生の病気療養のため」と発表されましたが、具体的な病名や症状については一切公表されませんでした。コミックナタリーは2018年12月に休載を報じていますが、詳細な病状には触れられていません。

週刊連載の漫画で5年以上の休載というのは極めて異例です。読者にとっては「いつ復帰するのか」という見通しが全く立たない状況が長く続いたことで、最悪の事態を想像する人が出てきたのは無理もありません。

特に2020年以降、新型コロナウイルスの流行もあり、「体調不良」という言葉から深刻な病気を連想する読者が増えたことも、死亡説の拡散に拍車をかけました。Yahoo!知恵袋やSNSには「テラフォーマーズの作者は亡くなったのでは」という質問や投稿が多数見られ、不安が読者間で共有されていった経緯があります。

理由2:貴家悠のSNS更新が2019年12月で途絶えた

貴家悠先生のX(旧Twitter)アカウントは、2019年12月20日の投稿を最後に更新が途絶えました。休載と合わせて、原作者からの発信が完全にゼロになったのです。

漫画家がSNSで近況を報告するのが当たり前になった時代において、原作者の音信が約4年以上にわたって途絶えたことは、読者に大きな不安を与えました。「生きているなら何かしら発信するはずだ」という推測が広まり、死亡説につながっています。

一方、作画担当の橘賢一先生はSNSでの発信を続けていましたが、貴家先生の状況については言及しませんでした。このことが「何か言えない事情があるのでは」という憶測をさらに加速させました。

テラフォーマーズは原作と作画が分かれている作品であるため、「原作者だけが亡くなり、作画担当は別作品で活動を続けている」という解釈が成立しやすかったことも、死亡説に説得力を持たせてしまった一因です。

理由3:病名が一切公表されなかった

休載理由が「病気療養」とだけ発表され、具体的な病名・病状・回復の見込みが一切公表されなかったことも、死亡説が広まった大きな要因です。

漫画家の休載では「腰痛」「体調不良」など、ある程度の説明がなされることが多いですが、テラフォーマーズの場合は情報が極端に少なく、読者の想像が膨らむ余地がありました。

集英社や編集部からも復帰時期についてのアナウンスがほとんどなく、「復帰の見通しが立たないほど深刻な状態なのでは」という不安が、長い年月をかけて「死亡説」へと変化していったと考えられます。

ただし、病名を公表するかどうかは完全に個人の判断であり、非公表であること自体が深刻さを意味するわけではありません。漫画業界では、病名を伏せたまま療養に入る作家は決して珍しくなく、プライバシーへの配慮から詳細を明かさないことは一般的です。

テラフォーマーズの作者の現在

ここからは、テラフォーマーズの原作者・貴家悠先生と作画担当・橘賢一先生の最新の活動状況をお伝えします。

貴家悠・橘賢一ともに存命で活動中

結論として、貴家悠先生・橘賢一先生ともに存命であり、テラフォーマーズの連載も再開されています。2024年4月4日発売の週刊ヤングジャンプ18号にて、約5年半ぶりに連載が再開されました。

連載再開はコミックナタリーやMANTANWEB、シネマトゥデイなど大手メディアでも報じられ、大きな話題となりました。再開を記念して、漫画アプリ「ヤンジャン!」では2024年3月28日から4月24日までの期間限定で全話無料公開も実施されています。

貴家先生に子供が生まれたことも報告されており、私生活でも元気に過ごされていることがうかがえます。

連載・活動の現状

連載再開後のテラフォーマーズは、月1回程度のペースで掲載されています。週刊連載ではなく、体調と相談しながらの不定期連載という形をとっているため、掲載のない号もあります。

2025年には貴家先生にお子さんが生まれたこともあり、一時的に休載期間を設けつつも連載は継続しています。育児と療養を両立しながらの執筆活動は負担も大きいと思われますが、作品を完結させたいという意志がうかがえます。

2024年7月18日には約6年ぶりとなる新刊・第23巻が発売されました。また、2025年12月18日発売のヤングジャンプ2026年3号でも連載が再開されており、休載を挟みつつも連載は続いている状況です。

作画担当の橘賢一先生は、テラフォーマーズの休載中に『GIGANTIS-ジャイガンティス-』(原作:小森陽一、グランドジャンプ、2021年17号〜2023年15号、全5巻)を連載していました。現在はテラフォーマーズの作画に専念しています。

テラフォーマーズが打ち切りと言われた理由

作者死亡説と同時に、「テラフォーマーズは打ち切りになったのでは」という噂も広まりました。ここでは、打ち切り説が生まれた背景を解説します。

理由1:作画担当の橘賢一が別作品の連載を開始した

テラフォーマーズの休載中、作画担当の橘賢一先生が別作品『GIGANTIS-ジャイガンティス-』の連載をグランドジャンプで開始しました。これは2021年17号から2023年15号まで連載され、全5巻で完結しています。

「作画担当が別の作品を描いている」という事実は、読者に「テラフォーマーズはもう終わったのでは」という印象を与えました。原作者が長期療養中で復帰の見通しが立たない中、作画担当が別作品を手がけたことで、事実上の打ち切りだと解釈されたのです。

しかし実際には、橘先生はGIGANTIS完結後にテラフォーマーズの作画に復帰しており、別作品の連載は休載期間中の一時的なものでした。漫画家が複数作品を手がけること自体は珍しくなく、休載中に腕を鈍らせないための活動とも捉えられます。

理由2:中国からの圧力説がネット上で浮上した

テラフォーマーズの作中では、中国が物語上の敵対的な役割を担う描写がありました。このことから、「中国からの圧力で打ち切りになったのでは」という説がネット上で浮上しました。

ただし、この説を裏付ける公式発表や報道は一切存在しません。テラフォーマーズはヤングジャンプの連載枠から外れたわけではなく、あくまで原作者の病気療養による休載です。

中国圧力説は、長期休載の「本当の理由」を知りたい読者が生み出した推測に過ぎず、信頼性のある情報源では確認できないものです。仮に外圧が理由であれば、5年後に同じ出版社・同じ雑誌で連載を再開すること自体が矛盾しています。

テラフォーマーズが打ち切りではない根拠

テラフォーマーズは打ち切りではなく、現在も連載が続いている作品です。以下にその根拠を整理します。

2024年4月に約5年半ぶりの連載再開が実現

テラフォーマーズが打ち切りではない最大の根拠は、2024年4月4日発売のヤングジャンプ18号で連載が再開されたことです。打ち切りであれば、5年以上経過した作品の連載を再開する理由がありません。

連載再開時には公式Xアカウントからも告知がなされ、「ヤンジャン!」での全話無料公開キャンペーンも実施されました。集英社がプロモーションに力を入れていることからも、出版社側がテラフォーマーズを重要な作品として位置付けていることがわかります。

再開後は月1回ペースでの掲載が続いており、2025年12月にも連載が再開されています。打ち切り作品が同じ雑誌で再開されることはまずありえないため、これは休載であって打ち切りではなかったことの決定的な証拠です。

累計発行部数1,750万部超えの人気作品

テラフォーマーズのシリーズ累計発行部数は1,750万部を突破しています(2024年7月時点)。これは集英社の青年漫画の中でもトップクラスの数字です。

2013年には「このマンガがすごい!」オトコ編で第1位を獲得し、「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」でも第2位に選ばれています。作品としての評価と人気が非常に高い作品です。

これだけの部数を誇る作品を出版社が打ち切る理由はなく、休載は純粋に原作者の体調によるものと考えるのが自然です。連載再開後の2024年7月に発売された第23巻も、オリコン週間コミックランキングに初登場しています。

アニメ化・実写映画化など大規模なメディアミックス展開

テラフォーマーズは2014年にTVアニメ第1期(全13話)、2016年にTVアニメ第2期「テラフォーマーズ リベンジ」(全13話)が放送されました。さらに2016年には伊藤英明主演の実写映画も公開されています。

OVA(バグズ2号編)も制作されており、漫画・アニメ・実写と幅広いメディアミックス展開が行われてきました。これだけの投資がなされた作品が、売上不振で打ち切られたとは考えにくいでしょう。

また、テラフォーマーズは海外でも翻訳出版されており、国際的にもファンを持つ作品です。出版社にとっても収益性の高いIPであり、物語が未完のまま打ち切るメリットはありません。

テラフォーマーズのアニメは何巻・何話まで?続きは原作の何巻から?

テラフォーマーズのアニメを見て原作の続きが気になっている方に向けて、アニメがどこまで描かれたかを整理します。

アニメ第1期・第2期の原作対応

アニメ第1期(2014年放送、全13話)は原作漫画の2巻〜7巻の内容に対応しています。アニメ第2期「テラフォーマーズ リベンジ」(2016年放送、全13話)は原作漫画の7巻〜12巻の内容です。

アニメの続きを原作で読む場合は、12巻から読み始めるのがおすすめです。12巻以降は地球編(第3部)へと突入し、物語の舞台が火星から地球へ移る大きな転換点となります。

原作漫画は既刊23巻

原作漫画は2024年7月時点で既刊23巻です。アニメで描かれた12巻以降も11巻分のストーリーが展開されており、アニメでは描かれていない物語がまだ多く残されています。

なお、アニメ第1期はバグズ2号編(原作1巻)の内容をOVAとして先行発売し、TVシリーズでは「アネックス1号編」(原作2巻〜)から描くという構成でした。そのため、物語の始まりから追いたい場合は原作1巻から読むことをおすすめします。

テラフォーマーズを読むなら電子書籍がお得

テラフォーマーズは既刊23巻と巻数が多いため、全巻そろえるなら電子書籍が便利です。

紙の単行本は1冊あたり約700円前後で、全23巻を購入すると約16,000円程度になります。電子書籍ストアではクーポンやセールを活用することで、よりお得に購入できる場合があります。

長期休載を経て連載が再開された今、改めて1巻から読み直すのもよいかもしれません。2024年の連載再開時には「ヤンジャン!」アプリで全話無料公開も実施されましたが、現在は通常配信に戻っています。


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