『杖と剣のウィストリア』は打ち切りではなく、2026年3月現在も『別冊少年マガジン』で連載が続いている作品です。打ち切りの噂は、原作者・大森藤ノさんが『ダンまち』との同時連載であることへの心配や、アニメの円盤売上が低調だったことから広まりました。この記事では、打ち切りと言われた理由と、連載継続中である根拠を詳しく解説します。
| 作品名 | 杖と剣のウィストリア |
|---|---|
| 作者 | 大森藤ノ(原作)/ 青井聖(作画) |
| 連載誌 | 別冊少年マガジン(講談社) |
| 連載期間 | 2021年1月号〜連載中 |
| 巻数 | 既刊14巻(2025年11月時点) |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
杖と剣のウィストリアが打ち切りと言われた理由
『杖と剣のウィストリア』は打ち切りになっていませんが、ネット上では打ち切りを心配する声がいくつか見られます。ここでは、打ち切り説が広まった背景を整理します。
理由1:原作者が『ダンまち』と同時並行で負担が大きいと心配された
『杖と剣のウィストリア』の原作を担当する大森藤ノさんは、GA文庫で『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)』シリーズも執筆しています。ダンまちは本編だけで21巻を数える大型シリーズで、外伝やスピンオフも含めると膨大な量の作品を抱えている状態です。
このため、「2作品の同時進行は作者の負担が大きすぎるのでは?」という心配がファンの間で広がりました。長期連載を続けている作者が体調不良や多忙を理由に連載を中断するケースは他の漫画でも見られるため、不安の声が上がったのは自然な流れです。
しかし、大森藤ノさんはウィストリアでは「原作」を担当し、作画は青井聖さんが手がけるという分業体制をとっています。小説の執筆と漫画原作の提供では作業の性質が異なるため、完全に一人で二作品を描いているわけではありません。
実際に2026年3月現在も両作品とも途切れることなく刊行が続いており、同時進行による連載中断は起きていません。
理由2:アニメの円盤売上が低調だった
2024年7月からTBS系列で放送されたTVアニメ第1期は、全12話で原作5巻までの内容が映像化されました。放送中はSNSでも毎週話題になり、作画のクオリティに対する評価は高かったものの、Blu-ray・DVDの初動売上は低調だったとされています。
近年のアニメ業界では円盤売上だけで作品の成否を判断するのは難しくなっており、配信収益や原作の売上増加、グッズ展開なども含めたトータルでの収益が重視されています。それでも「円盤が売れなかった=人気がない=打ち切りでは?」という短絡的な見方がネット上で広まりました。
実際にはアニメ放送の効果で原作の累計発行部数は大きく伸びており、商業的には十分な成果を上げています。アニメ放送前の2024年6月に100万部だった累計発行部数は、放送後に急増して2026年1月には300万部を突破しました。
理由3:「なろう系」作品と混同された
大森藤ノさんは『ダンまち』で知られる作家であり、ダンまちのライトノベルのイメージから「杖と剣のウィストリアもなろう系(小説家になろう発)の作品ではないか」と誤解されることがあります。実際にはダンまち自体も「なろう」発ではなくGA文庫の新人賞受賞作品ですが、異世界ファンタジーという共通のジャンルから混同が生じています。
「なろう系の漫画化作品はすぐ打ち切られる」という先入観を持つ読者が一定数おり、ウィストリアにもそのイメージが重ねられてしまいました。Web小説原作の漫画作品は確かに短期で終了するケースもありますが、ウィストリアは最初から漫画作品として『別冊少年マガジン』で連載がスタートした作品です。
大森藤ノさんが原作を書き下ろし、青井聖さんが漫画として描くという形で企画された作品であり、Web小説のコミカライズとは成り立ちが異なります。講談社の月刊誌で4年以上連載が継続していること自体が、出版社からの評価の高さを示しています。
杖と剣のウィストリアが打ち切りではない根拠
打ち切りの噂に反して、本作は多くの客観的データが連載の好調さを裏付けています。以下の3つの根拠から、打ち切りの心配は不要であると言えます。
根拠1:別冊少年マガジンで連載継続中(既刊14巻)
『杖と剣のウィストリア』は2021年1月号から『別冊少年マガジン』で連載がスタートし、2026年3月現在も毎月掲載が続いています。既刊14巻(2025年11月時点)と、月刊誌連載としてはコンスタントに単行本が刊行されているペースです。
連載開始から4年以上にわたって一度も長期休載なく掲載が続いていることは、打ち切りとは正反対の状況です。打ち切り作品であれば掲載順の低下や急な最終回告知が見られますが、本作にはそのような兆候はありません。
根拠2:累計発行部数300万部突破
シリーズ累計発行部数は2026年1月時点で300万部を突破しています。この数字は月刊誌連載の漫画としてはかなり好調な水準です。
特筆すべきは発行部数の伸び率です。2024年6月に100万部を突破した後、アニメ放送の効果もあって急速に部数を伸ばし、約1年半で3倍の300万部に到達しました。出版社が打ち切りを検討するような作品で、このような急成長は起こりえません。
講談社にとってウィストリアはメディアミックス展開を含めた重要なIPであり、打ち切りどころかさらなる展開が期待される作品です。
根拠3:アニメ第2期が2026年4月から放送決定
TVアニメ第2期『杖と剣のウィストリア Season 2』が2026年4月12日からTBS系全国28局ネットで放送されることが決定しています。アニメの続編制作は、原作の人気と商業的な成功がなければ実現しません。
アニメ2期の制作決定は、出版社・アニメ制作委員会の双方が本作の将来性を高く評価していることの証拠です。打ち切りが検討されている作品にアニメの続編が作られることはあり得ません。
第1期は原作5巻までの内容が映像化されたため、第2期では6巻以降のエピソードが描かれると予想されます。アニメと原作の相乗効果により、今後さらに部数が伸びることも見込まれます。
杖と剣のウィストリアの作者の現在
『杖と剣のウィストリア』は原作と作画で担当者が分かれています。それぞれの現在の活動状況を確認します。
大森藤ノ(原作)の連載中の作品
大森藤ノさんは2026年3月現在、複数の作品を同時に手がけています。代表作である『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』シリーズは本編21巻まで刊行されており、2026年5月には外伝『ファミリアクロニクル episodeヘイズ』の発売も予定されています。
ウィストリアの原作執筆に加えて、ダンまちシリーズの展開も精力的に続けており、作家として非常にアクティブな活動を維持しています。
青井聖(作画)の活動状況
作画を担当する青井聖さんにとって、『杖と剣のウィストリア』は初の本格連載作品です。2021年の連載開始以来、毎月安定した作画クオリティを保ちながら連載を継続しています。
アニメ化に際しても作画監修に関わるなど、作品への深い愛着を持って取り組んでいることがSNSでの発信からうかがえます。現在もウィストリアの連載に注力しています。
杖と剣のウィストリアのアニメは何巻まで?続きは原作の何巻から?
TVアニメ第1期(2024年7月〜9月放送・全12話)では、原作漫画の1巻から5巻までの内容が映像化されました。アニメの続きを原作で読みたい場合は、6巻から読み始めるとスムーズにストーリーがつながります。
原作は2025年11月時点で既刊14巻のため、アニメ第1期の続きとして9巻分のストックがあります。アニメ第2期(2026年4月放送開始)を待てない方は、原作6巻から先の展開を楽しむことができます。
杖と剣のウィストリアを読むなら電子書籍がお得
『杖と剣のウィストリア』は既刊14巻で、全巻をまとめて購入する場合は電子書籍が便利です。1巻あたりおよそ500円前後のため、既刊14巻すべてを揃えると約7,000円が目安になります。
電子書籍ストアでは初回登録時のクーポンやポイント還元キャンペーンが頻繁に行われているため、紙の単行本よりもお得に購入できるタイミングがあります。アニメ2期の放送前に原作を読んでおきたい方は、電子書籍での一気読みを検討してみてください。

