ヲタクに恋は難しいは打ち切りではない!噂の理由と全11巻完結の真相

『ヲタクに恋は難しい』は打ち切りではなく、全11巻で完結した作品です。アニメ2期が制作されないことや、実写映画の地上波放送が地震速報で中断されたことが「打ち切り」という誤解を生みました。この記事では、打ち切りと言われた理由の真相と、作品の実際の連載経緯を詳しく解説します。

作品名 ヲタクに恋は難しい
作者 ふじた
連載誌 / 放送局 pixiv → comic POOL(一迅社)
連載期間 2014年4月〜2021年7月
巻数 全11巻
打ち切り判定 🟢 打ち切りではない(完結済み)

『ヲタクに恋は難しい』が打ち切りと言われた理由

『ヲタクに恋は難しい』(通称:ヲタ恋)は2021年7月に完結した作品ですが、ネット上では「打ち切りだったのでは?」という声が見られます。なぜこうした噂が広まったのか、主な理由を見ていきましょう。

理由1:アニメ2期が制作されていない

TVアニメ『ヲタクに恋は難しい』は2018年4月から6月にかけて、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で全11話が放送されました。制作はA-1 Picturesが担当し、放送当時は大きな話題を呼びました。

しかし放送終了から現在まで、アニメ2期の制作は発表されていません。アニメ1期は原作漫画の4巻途中までしか描いておらず、残りの約7巻分がアニメ化されていない状態です。

原作ストックが十分にあるにもかかわらず続編が制作されないことから、「何か問題があって打ち切られたのでは」という憶測が生まれました。ただし、ノイタミナ枠のアニメは1クール(11話前後)で完結する作品が多く、続編が制作されないケースは珍しくありません。

なお、TVアニメ本編とは別に、原作コミックス7巻・10巻・11巻の特装版にはOAD(オリジナルアニメDVD)が付属しており、計3話分のアニメが制作されています。完全にアニメ展開が終了したわけではなく、最終巻までOADが制作されている点は注目すべきでしょう。

理由2:実写映画の地上波放送が地震速報で中断された

2020年2月7日に公開された実写映画『ヲタクに恋は難しい』は、高畑充希・山﨑賢人のW主演、福田雄一監督という豪華な布陣で制作されました。この映画がフジテレビ「土曜プレミアム」で地上波初放送された際に、ある出来事が起きます。

放送がクライマックスに差し掛かったラスト10分のタイミングで地震速報が入り、番組が緊急特番に切り替わりました。結末を見届けられなかった視聴者がSNSで「打ち切り」という言葉を使って嘆きの声を投稿し、これがトレンド入りしたことで「ヲタ恋 打ち切り」という検索が急増しました。

この「打ち切り」はあくまで地上波放送の中断を指したものですが、文脈を知らない人が検索結果を見て「原作が打ち切りになったのか」と誤解するケースが発生しました。なお、この放送は当日深夜1時25分から残りのパートが放送され、最後まで視聴できる形で対応されています。

理由3:全11巻という巻数が短く見える

『ヲタクに恋は難しい』は全11巻で完結しています。週刊連載の人気漫画が20巻・30巻と続くイメージがある読者にとっては、11巻という巻数が「短い=打ち切りだったのでは」という印象を与えた可能性があります。

ただし、本作はもともとpixivに投稿されたWeb漫画が原作であり、週刊誌連載のように毎週掲載されるペースではありませんでした。約7年にわたる連載期間で全11巻という構成は、Web漫画としては十分なボリュームです。

また、作者のふじたはコミックナタリーの完結記念インタビューで作品への想いを語っており、外部の圧力による打ち切りとは無縁の、計画的な完結だったことがうかがえます。巻数だけで判断するのは早計と言えるでしょう。

『ヲタクに恋は難しい』が打ち切りではない根拠

ここからは、本作が打ち切りではなく正規の完結であることを客観的なデータとともに確認していきます。

累計発行部数1,200万部の大ヒット作

『ヲタクに恋は難しい』のシリーズ累計発行部数は、電子版を含め1,200万部(2021年6月時点)に達しています。全11巻で1,200万部ということは、1巻あたり約109万部という驚異的な数字です。

打ち切りになる作品は売上が低迷して終了するのが一般的ですが、本作はその真逆のケースです。一迅社の看板作品として高い売上を記録し続けた作品が、売上不振で打ち切られるとは考えにくいでしょう。

多数のメディアミックス展開

本作は漫画だけでなく、TVアニメ(2018年)、OAD3話、実写映画(2020年)と、複数のメディアミックスが実現しています。特に実写映画は高畑充希・山﨑賢人という人気俳優を起用した大規模なプロジェクトでした。

これだけのメディア展開が行われていること自体が、出版社がこの作品に大きな期待と投資をしていた証拠です。打ち切り作品がこれほどのメディアミックス展開を受けることは通常ありません。

さらに、「このマンガがすごい!2016」オンナ編1位を獲得するなど、業界からの評価も極めて高い作品でした。

最終話まで掲載され完結している

原作漫画は2021年7月16日にcomic POOLで最終話が掲載され、同年10月14日に最終11巻が発売されました。最終巻にはOAD付き特装版も同時発売されており、出版社として完結を盛り上げる体制が整えられていました。

完結に際してはコミックナタリーで作者ふじたへの完結記念インタビューが掲載され、Twitterで「#ふじた先生に聞いてみよう」というハッシュタグでファンからの質問も募集されました。打ち切り作品ではこうした完結を祝う企画は行われません。

加えて、完結後にはスピンオフ作品の掲載予定が発表されるなど、作品世界の展開が続いていたことも、打ち切りではなかったことの裏付けとなります。

『ヲタクに恋は難しい』の作者の現在

『ヲタクに恋は難しい』の作者であるふじたは、完結後も漫画家として精力的に活動を続けています。

ふじたの連載中の作品

ふじたは『ヲタクに恋は難しい』完結後、ボカロPのてにをはが制作した楽曲『ヴィラン』のコミカライズを手がけています。この作品は2023年1月に創刊された一迅社の新レーベル「comic HOWL」で連載されており、キャラクターデザインをねここが担当する共同制作となっています。

『ヴィラン』は自分の性別がわからない少年の恋を描いた物語で、『ヲタ恋』とはまた異なるテーマに挑戦した作品です。同じ一迅社からの出版であることからも、出版社との良好な関係が続いていることがわかります。

『ヲタクに恋は難しい』のアニメは何巻・何話まで?続きは原作の何巻から?

TVアニメ『ヲタクに恋は難しい』は全11話で、原作漫画の1巻〜4巻途中までの内容が描かれています。アニメの続きを読みたい場合は、原作漫画の5巻から読み始めるとスムーズにストーリーがつながります。

原作は全11巻なので、アニメ未映像化の部分は5巻〜11巻の約7巻分です。また、OAD3話(7巻・10巻・11巻特装版付属)ではアニメ本編では描かれなかったエピソードが収録されているため、アニメファンはこちらもチェックしてみるとよいでしょう。

『ヲタクに恋は難しい』を読むなら電子書籍がお得

『ヲタクに恋は難しい』は全11巻で完結しているため、まとめ読みに最適な作品です。1巻あたりの価格はおよそ700〜900円程度で、全巻購入すると8,000〜10,000円前後になります。

電子書籍ストアでは初回登録時のクーポンやポイント還元キャンペーンを活用することで、紙の書籍よりもお得に全巻をそろえることができます。完結済み作品なので、一気読みで最終話まで楽しめるのも電子書籍ならではのメリットです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)