やり部(ヤリチン☆ビッチ部)のアニメは打ち切り?全2話OVAの真相を解説

『ヤリチン☆ビッチ部』(通称:やり部)のアニメは打ち切りではなく、OVA全2話として予定通り制作・発売された作品です。全2話という話数の少なさやTVアニメとの混同が「打ち切り」という誤解を生んだとみられます。この記事では、やり部のアニメが打ち切りと言われた理由と実際の経緯、作者・おげれつたなかの現在の活動まで詳しく解説します。

作品名 ヤリチン☆ビッチ部
作者 おげれつたなか
連載誌 / 掲載先 pixiv(2012年〜不定期連載) / 幻冬舎コミックス(バーズコミックス ルチルコレクション リュクス)
連載期間 2012年〜連載中(不定期)
巻数 既刊6巻(2024年12月時点)
打ち切り判定 🟢 打ち切りではない(OVA全2話で完結)

ヤリチン☆ビッチ部のアニメが打ち切りと言われた理由

「やり部 アニメ 打ち切り」と検索する人が一定数いますが、実際には打ち切りではありません。ここでは、なぜ打ち切りと誤解されたのかを整理します。

理由1:全2話という話数の少なさ

ヤリチン☆ビッチ部のアニメが打ち切りと言われる最大の原因は、全2話という話数の少なさです。一般的なTVアニメは1クール12〜13話、2クールなら24〜25話で構成されるため、全2話という情報だけを見ると「途中で打ち切られたのでは?」と感じる人がいるのは自然なことです。

しかし、本作のアニメはそもそもTVアニメとして企画されたものではありません。最初からOVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)として制作されており、全2話は打ち切りの結果ではなく、当初から予定された話数です。

OVAはDVD・Blu-rayの販売や配信を前提とした形式で、TVアニメに比べて話数が少ないのが一般的です。BL作品のアニメ化は近年増えてはいるものの、TV放送枠でのBLアニメはまだ限られており、OVA形式で制作されるケースが多くあります。

やり部のアニメもこの流れに沿ったもので、話数の少なさは打ち切りではなく、OVAという制作形式によるものです。

理由2:TVアニメと混同された

打ち切り説が広まったもう一つの要因として、OVAとTVアニメの区別がつきにくいという事情があります。2024年6月以降、Amazon Prime Videoやdアニメストアなどのサブスクリプションサービスで配信が開始されたことで、作品を新たに知った視聴者が増えました。

配信プラットフォームではOVAもTVアニメも同じように並んで表示されるため、視聴者がOVA作品であることを認識せずに見始めるケースが多くなっています。その結果、2話で終わってしまうことに対して「え、これで終わり?打ち切り?」という反応が生まれました。

特にSNS上では「やり部のアニメ2話で終わるの?」「続きはないの?」といった声が見られ、これが「打ち切り」という検索ワードにつながったと考えられます。OVAとして企画された作品であるという前提情報が抜け落ちた状態で話数だけが注目されてしまったのです。

理由3:原作が続いているのにアニメの続編がない

原作漫画は2012年からpixivで不定期連載が続いており、幻冬舎コミックスから刊行されている単行本は既刊6巻(2024年12月時点)に達しています。原作のストックが十分にあるにもかかわらず、OVA第2話(2019年4月発売)以降、新たなアニメの制作発表がないことも打ち切り説を後押ししています。

「人気があるのにアニメが続かない=打ち切りになったのでは?」という推測は、人気作品にありがちな誤解のパターンです。実際には、OVAの続編を制作するかどうかは売上やスケジュール、制作体制など複数の要因で決まるため、続編がないことと打ち切りはイコールではありません。

なお、2024年4月にはアニメ公式Xアカウントが「各種配信プラットフォームにて配信決定」と発表しており、アニメプロジェクト自体が放棄されたわけではないことがうかがえます。配信展開が進んでいるという事実は、打ち切りとは正反対の動きです。

ヤリチン☆ビッチ部のアニメが打ち切りではない根拠

ここからは、やり部のアニメが打ち切りではないことを裏付ける具体的な根拠を3つの観点から解説します。

OVA企画として予定通り全2話で完結している

ヤリチン☆ビッチ部のアニメは、2018年3月24日に開催された「AnimeJapan 2018」でアニメ化が発表されました。当初からOVA形式での制作が決まっており、TV放送の予定はありませんでした。

第1話は2018年9月21日発売のコミックス第3巻・アニメDVD付き限定版に収録される形でリリースされています。その後、2019年1月27日に開催されたファンミーティングで続編が上映され、2019年4月17日に映倫R15+指定の完全版として第2話が発売されました。

この経緯を見ると、第1話から第2話まで約7か月の期間を置きつつも、予定されたスケジュールで制作・発売が進んでいることがわかります。打ち切りであれば途中で制作が中断されるはずですが、そうした事実は一切確認できません。

累計発行部数100万部超えの人気を維持

原作漫画の累計発行部数は、2021年9月時点で100万部を突破しています。BL漫画というジャンルの中で100万部は非常に高い数字であり、作品の商業的な成功を示しています。

打ち切りは通常、売上や人気の低迷が原因で行われるものです。やり部の場合は原作の売上が好調であり、アニメ化によってさらにファン層が拡大した作品です。打ち切りの動機となるような商業的な問題は見当たりません。

単行本も継続して刊行されており、2024年12月には第6巻が発売されています。作品全体の展開が活発に続いていることは、打ち切り説と矛盾する事実です。

2024年に配信プラットフォームへの展開が拡大

2024年6月10日より、AnimeFesta(アニメフェスタ)でのアニメ配信がスタートしました。その後、dアニメストアやAmazon Prime Videoなど複数の主要配信サービスでも視聴可能となっています。

OVA発売から約5年を経て新たに配信展開を行うということは、作品に対する需要がいまだに高く、権利元がビジネスとして積極的に動いていることを意味します。打ち切り作品であれば、このような追加の配信展開が行われることは通常考えにくいでしょう。

AT-Xでの放送実績もあり、OVA作品としては異例ともいえる幅広い視聴手段が用意されています。これらの展開は、作品が現在も商業的に評価されている証拠といえます。

ヤリチン☆ビッチ部の作者・おげれつたなかの現在

やり部の作者であるおげれつたなかは、現在も精力的にBL漫画の執筆活動を続けています。

新連載「マーメイド♡プリンス」を連載中

おげれつたなかは、前作「ハッピー・オブ・ジ・エンド」の完結後、新書館のディアプラス・コミックスで「マーメイド♡プリンス」の連載を開始しています。2023年11月にpixivで第1話が公開され、2024年8月1日にコミックス第1巻が発売されました。

第2巻は2025年7月1日の発売が予定されており、連載は順調に続いています。おげれつたなかはBL漫画の分野で高い人気を持つ作家であり、やり部の連載も不定期ながら継続中です。

なお、おげれつたなかは非BL作品を「たなかマルメロ」名義で発表するなど、多方面で活動しています。作者が現役で精力的に活動していることからも、やり部が打ち切りで放置されている状況ではないことが読み取れます。

ヤリチン☆ビッチ部のアニメは原作の何巻まで?

OVA全2話のアニメは、原作漫画の序盤のエピソードをもとに制作されています。原作の第1巻〜第2巻あたりの内容がアニメ化されたとみられ、原作全体のごく一部にとどまっています。

原作漫画は既刊6巻(2024年12月時点)まで刊行されているため、アニメの続きを知りたい場合は原作の第2巻後半〜第3巻から読み進めるのがおすすめです。pixivでの不定期連載も並行して続いており、単行本未収録のエピソードも存在します。

ヤリチン☆ビッチ部を読むなら電子書籍がお得

ヤリチン☆ビッチ部は既刊6巻が刊行されており、全巻まとめて読むなら電子書籍が便利です。1巻あたりの価格はおおよそ700〜800円程度で、全6巻でも5,000円前後で揃えることができます。

電子書籍であればBL作品でも周囲の目を気にせず読めるというメリットもあります。各電子書籍ストアでは初回クーポンやセールを頻繁に実施しているため、タイミングによってはさらにお得に購入できるでしょう。


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