『SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)』は打ち切りではなく、2026年3月現在も『週刊少年ジャンプ』で連載が続いています。
作中に登場した「打ち切り」というセリフやコロナ感染による休載がきっかけで、打ち切り説だけでなく作者死亡のデマまで広がりました。
打ち切りと言われた理由、作者死亡説の背景、そして累計1200万部を超える人気の実態まで詳しくまとめています。
| 作品名 | SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ) |
|---|---|
| 作者 | 鈴木祐斗 |
| 連載誌 / 放送局 | 週刊少年ジャンプ(集英社) |
| 連載期間 | 2020年51号〜連載中 |
| 巻数 | 既刊26巻(2026年3月時点) |
| 打ち切り判定 | 🔵 連載中(打ち切りではない) |
| 作者死亡説 | デマ(作者は存命) |
サカモトデイズが打ち切りと言われた理由
サカモトデイズに打ち切り説が出た背景には、作品自体の内容やSNSの影響など複数の要因が重なっています。
理由1:作中のセリフに「打ち切り」が登場した
連載初期の第2話で描かれたバスジャック事件のシーンで、犯人が「打ち切り」という言葉を口にする場面があります。ジャンプ連載の漫画が自ら打ち切りに言及するのは珍しく、読者の間で大きな注目を集めました。
X(旧Twitter)やTikTokでは「ジャンプ連載なのに序盤で打ち切りに触れるとは大胆だ」という投稿が拡散されました。作品への好意的な反応が多かった一方で、文脈を知らずに投稿だけを見た人が「本当に打ち切り危機?」と誤解するケースも発生しています。
しかし、これはあくまで作中のキャラクターのセリフであり、連載の打ち切りとは一切関係がありません。鈴木祐斗の遊び心のある作風が生んだ演出のひとつです。
ただし、このセリフがきっかけで「サカモトデイズ 打ち切り」というワードがGoogleの検索サジェストに表示されるようになりました。事情を知らない新規読者が「本当に打ち切り?」と検索し、サジェストが固定化される循環が生まれています。
理由2:コロナ感染による休載で連載終了と誤解された
2024年10月7日発売の週刊少年ジャンプ45号で、サカモトデイズは休載となりました。理由は作者の鈴木祐斗がコロナウイルスに感染したためで、誌面上でも休載の告知が行われています。
週刊連載の漫画が突然休載すると、SNS上では「打ち切りか?」「連載終了か?」という憶測が出やすい傾向にあります。サカモトデイズでも休載の告知直後から「もう終わるのでは」という不安の声が一部で見られました。
実際にはコロナからの回復後すぐに連載は再開されており、休載は体調不良による一時的なものでした。打ち切りの予兆となるような長期の休載ではなく、連載に支障をきたすものではありません。
なお、サカモトデイズの休載はこの1回のみで、連載開始から5年以上にわたりほぼ途切れることなく毎週掲載が続いています。週刊連載の過酷さを考えると、むしろ驚異的な継続率と言えるでしょう。
理由3:検索サジェストとSNSでの噂の拡散
Googleで「サカモトデイズ」と検索すると、予測変換(サジェスト)に「打ち切り」「打ち切り理由」「打ち切り 最新話」といったワードが表示されます。これはサカモトデイズに限った現象ではなく、人気作品の多くで同様のサジェストが出現します。
検索サジェストは多くの人が検索したワードを反映する仕組みです。一度表示されると「本当に打ち切りなのでは?」と不安に思った人がさらに検索し、サジェストが定着するという自己増殖的な循環が起きています。
SNS上でも「サカモトデイズ打ち切り?」という見出しの投稿やまとめ記事が多数作成されました。こうした投稿が拡散されることで、事実確認をしないまま「打ち切りらしい」と信じてしまう人が増えたことも要因のひとつです。
実際には「サカモトデイズ 打ち切り」で検索しても、打ち切りの事実を伝える記事は見つかりません。検索上位に表示されるのは「打ち切りではない」と否定する記事ばかりであり、噂と事実の乖離がはっきりと表れています。
サカモトデイズの作者死亡説の真相
「サカモトデイズ 作者 死亡」という検索ワードが広まっていますが、これは完全な誤情報です。作者の鈴木祐斗は存命で、連載を続けています。
『坂本ですが?』作者の死去と混同された
作者死亡説が広まった最大の原因は、別の漫画作品『坂本ですが?』の作者・佐野菜見さんの死去との混同です。佐野菜見さんは2023年に亡くなっており、このニュースが漫画ファンの間で大きく報じられました。
『坂本ですが?』と『SAKAMOTO DAYS』はどちらも「坂本」の名前を冠した人気作品です。そのため「坂本の漫画の作者が亡くなった」という情報が伝わる過程で、作品の区別がつかないまま混同されたとみられています。
しかし、両者はまったく別の作品であり、作者も異なります。『坂本ですが?』は佐野菜見による作品で、『SAKAMOTO DAYS』の鈴木祐斗とは関係がありません。
作品名に共通点があるだけで作者を混同してしまうケースは、漫画以外の分野でも起きうる現象です。ネット上の情報を見る際は、作品名だけでなく作者名まで確認することが重要でしょう。
休載と体調不良が死亡説に発展した
前述のとおり、鈴木祐斗は2024年10月にコロナ感染で休載しています。「体調不良による休載」と「坂本の作者が亡くなった」という二つの情報が同時期にネット上で出回り、組み合わさって「サカモトデイズの作者が死亡した」というデマに発展しました。
週刊連載の漫画家が体調不良で休むこと自体は珍しくありませんが、時期と話題が重なったことで誤解が加速しています。特にSNSでは断片的な情報だけが切り取られて拡散されるため、真偽の確認が追いつかないケースが発生しました。
鈴木祐斗は休載から回復後、通常どおり週刊連載を再開しています。健康上の深刻な問題は公式から一切報じられておらず、連載ペースも維持されています。
検索サジェストで「作者 死亡」が定着した
打ち切り説と同じメカニズムで、一度「サカモトデイズ 作者 死亡」が検索サジェストに表示されると、事実確認のために検索する人が増え、サジェストがさらに固定化される現象が起きています。
検索サジェストに表示されていること自体は事実を裏付けるものではありません。あくまで「多くの人がそのワードで検索した」という検索行動の反映にすぎないためです。
SNS上でも「サカモトデイズの作者が亡くなった」という誤情報が一時的に拡散されましたが、公式や主要メディアからそのような発表は一切ありません。佐野菜見さんの死去を伝える正確な報道と、誤解に基づくデマを区別することが大切です。
サカモトデイズが打ち切りではない根拠
打ち切り説がデマである根拠は、連載状況・売上データ・メディア展開の3つの観点から明確に示すことができます。
週刊少年ジャンプで連載が継続している
サカモトデイズは2020年51号から週刊少年ジャンプで連載を開始し、2026年3月現在も連載が続いています。連載開始から5年以上が経過しており、ジャンプの中でも中堅以上の長期連載作品です。
ジャンプ誌内での掲載順位も安定しており、打ち切りが近い作品に見られるような掲載順の急落は確認されていません。最新話も毎週掲載されており、休載が頻発している状況でもありません。
2025年35号時点では物語が最終決戦に突入しています。これは打ち切りによる唐突な終了ではなく、ストーリーが計画的にクライマックスへ向かっていることを示しています。
連載話数も2026年3月時点で249話を超えており、これだけの話数が掲載されていること自体が、編集部から高い評価を受け続けてきた証拠です。
累計発行部数1200万部を突破している
サカモトデイズの累計発行部数は、2025年6月時点で全世界1200万部を突破しています。2024年12月時点では700万部だったため、約半年で500万部という急激な伸びを記録しました。
この急成長の背景には、2025年1月に放送が始まったTVアニメの影響があります。アニメ化前の2023年11月時点では累計400万部だったことを考えると、約1年半で部数が3倍に成長した計算です。
単行本1巻あたりの平均売上も高水準を維持しています。26巻で1200万部ということは、1巻あたり約46万部が発行されている計算であり、週刊少年ジャンプの連載作品の中でもトップクラスの売上です。
打ち切り作品でこれほどの発行部数の伸びが見られることはありません。数字の面からも、作品の人気が安定していることが裏付けられています。
アニメ化・実写映画化のメディア展開が進んでいる
TVアニメ『SAKAMOTO DAYS』は2025年1月から第1クール(全11話)が放送され、同年7月14日から第2クールの放送も開始されました。制作はTMS Entertainmentが担当しています。
さらに、実写映画版が2026年4月29日に日本で公開予定と発表されています。漫画・アニメ・実写映画と3つのメディアで同時に展開されている状況は、打ち切り作品とは正反対の動きです。
アニメ放送をきっかけに原作漫画の新規読者も増加しており、連載の継続を支える強力な基盤が形成されています。出版社が大規模なメディアミックスを進めていること自体が、作品への信頼の表れと言えるでしょう。
サカモトデイズの作者・鈴木祐斗の現在
鈴木祐斗は存命であり、漫画家として精力的に活動を続けています。
週刊少年ジャンプで連載を継続中
鈴木祐斗は1993年7月6日生まれで、東京藝術大学の日本画専攻を卒業した異色の経歴を持つ漫画家です。2019年にデビューし、翌2020年からサカモトデイズの連載を開始しました。
2026年3月現在も週刊少年ジャンプで毎週連載を続けており、既刊26巻に達しています。週刊連載のペースを5年以上維持していること自体が、作者の健在を示す何よりの証拠です。
サカモトデイズは鈴木祐斗にとって初の長期連載作品であり、東京藝術大学で培った画力を活かしたアクションシーンが高い評価を受けています。
実写映画が2026年4月に公開予定
サカモトデイズの実写映画版が2026年4月29日に公開予定です。原作漫画・TVアニメに続く3つ目のメディア展開となり、鈴木祐斗のキャリアは上昇を続けています。
27巻は2026年5月1日に発売が予定されており、映画公開とほぼ同時期の刊行となります。原作の連載もクライマックスに向けて盛り上がりを見せている状況です。
鈴木祐斗はSAKAMOTO DAYS以外の新連載に関する発表はありませんが、現在の連載が継続中であるため、当然のことと言えます。作者としてはまさに全力でサカモトデイズに向き合っている最中です。
サカモトデイズのアニメは何巻・何話まで?続きは原作の何巻から?
TVアニメ版の放送範囲と、続きを読むための原作の対応箇所を整理します。
TVアニメ『SAKAMOTO DAYS』は分割2クールで全22話が放送されました。第1クールは2025年1月〜3月(全11話)、第2クールは2025年7月から放送されています。制作はTMS Entertainmentです。
アニメ最終話(第22話)は原作漫画の第74話までを映像化しています。続きを読むなら原作の第75話から、単行本では9巻の後半に収録されています。
原作は既刊26巻(2026年3月時点)のため、アニメの続きからでも17巻分のストーリーが楽しめます。アニメで作品に興味を持った方は、9巻から読み始めるのがおすすめです。
サカモトデイズを読むなら電子書籍がお得
サカモトデイズを全巻そろえる場合、電子書籍ストアの活用が便利です。
既刊26巻で、1冊あたりの価格は約528円(税込)です。全巻購入する場合の目安は約13,728円となります。アニメの続き(9巻〜)だけを購入する場合は約9,504円が目安です。
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連載がクライマックスに向かっている今こそ、まとめ読みで一気に追いつく絶好のタイミングです。

